賃貸マンションのリフォームのポイント

賃貸マンションリフォームは「外観」にあたる外壁やエントランス、アプローチ、共用廊下、階段回りなどのリフォームと、「居室」部分のキッチンやトイレ、バスなどのリフォームがあります。外観は住まいの顔ですから入居希望者に好感をもたれるものでなくてはなりませんし、居室も周辺に比べて少し賃料が高いけれど、ぜひ住んでみたいと思わせるリフォームでなければなりません。外観と居室のバランスが取れた時、人気の賃貸マンションに変身することが可能になります。

各部位のリフォームの詳細は、各項に詳細するとして、ここでは「外観」「居室」それぞれのリフォームで大まかに注意しておきたいことを記します。

■外壁
入居するかどうかの第一印象を決定しますから、外壁にシミやヒビ、タイル等の剥がれがないか、定期的にチェックし早めのリフォームをこころがける。

■エントランス
演出性を大切にして「目立つ」「グレード感」「おしゃれ感」の３点を大切にします。

■アプローチ
ライトアップする、ブランドイメージの感じられるサインを掲出する、植栽を効果的に配するなどのリフォームを。

■共用廊下・階段回り
暗い・味気ないを避け、雰囲気のある照明などを施します。

■キッチン
女性に好まれるタイプのキッチンかどうかが、入居決定の大きな判断基準になります。

■洗面所
おざなりの設備からワンランク上の設備にすることで特徴づけを。

■トイレ
洗面所と同じく、目立たないところを大胆に変えることで好感度は大きくアップします。

■浴室・バス
他の部屋とのバランスをみながらも、ある程度の広さを確保したい。