リフォームの経験のある方に、「リフォーム全体」に対しての満足度を聞いてみたところ、「大変満足」「満足」「どちらかといえば満足」がそれぞれ12％、38％、37％という結果に。合計87％もの方が、リフォームに対して満足していました。経年による老朽化や、汚れ、使い勝手の悪さなどが解消され、多くの方にとって「やってよかった」という結果が得られたようです。

刷新した設備や、リフォームの工事にかかった費用のコストパフォーマンスに対しての満足度を調査したところ、合計83％の方が満足と答えています。「定価」というものがないリフォームにおいて、最終的に費用がいくらかかって、どれだけの満足度を得られるのかは、とても気になるところ。すべてを依頼先に丸投げすることなく、ある程度どこにどの程度の費用が掛かっているのかを依頼する側が理解しておくことが、コストパフォーマンスを高める要因になりそうです。

リフォーム工事により、例えば「キッチン」、「トイレ」や「風呂」などの「設備」を交換することが多くありますが、その刷新した「設備」に対する満足度は89％にも上りました。最新の設備は、使い勝手はもちろんのこと、省エネ性も飛躍的に向上しており、それらが満足度を引き上げていそうです。一方、不満の理由は「思ってたのと違う...」が多く、どれだけ事前に丁寧に確認できるかが重要になってきそうです。

リフォームする際に、気になる「工期」。大規模なリフォームの場合、仮住まいを用意しなくてはいけないですし、小規模であっても、工事中は生活の一部が制限されることになります。天候など、どうしようもない理由で延びてしまうこともあるため余裕を持ったスケジューリングを。

リフォームの満足度を左右する大きな要素に、「人」があります。依頼先の「営業担当者」「工事担当者」「職人」など、人との相性が良いと、打ち合わせも工事も進みやすくなります。メールや電話での対応などから相性を見極めましょう。

特に「間取りを変えたい場合」や「抽象的な要望を具現化する場合」など、リフォーム会社からの「提案内容」がとても重要となってきます。よい提案をしてくれる会社に出会うためには、やはり「相見積もり」が大事。その際、金額だけを比べるのではなく、内容もしっかり比較しましょう。