マンションのデザインリフォーム

部位ごとの機能性を高めたり、使い勝手をよくしたりするリフォームに対して、自分の好みのデザインで部屋を統一したいというリフォーム希望が増えています。各部位の色や素材感がばらならではなく、例えば「クラシカルモダン」「アジアンテースト」「和風モダン」「スタイリッシュ」といったなどさまざまなテーマに統一感のある設計・デザインで応えるのがマンションのデザインリフォームです。

自分の空間を他のどこにも似ていないオリジナルなものにするには、ときにはカタログに掲載されている既製品では飽き足らず、職人技を活かした独自施工が必要な場合があります。デザインリフォームの発注に当たっては、設計・施工の確かさはもちろん、カラーリングや照明などに深い見識のある業者を選ぶことが大切です。

発注に当たっては、考えていることを担当者にさまざまな資料を用意するなど、とことん具体的に伝えることが大切です。

■雑誌の切り抜きなどのスクラップをつくり見せる
言葉だけでは「伝えたつもりが伝わっていなかった」ということがよくあります。例えば明るい緑色を想定して「緑で」と発注した色がモスグリーンで仕上がってしまったなど色の理解が異なる場合があります。

■直接の担当者と話す
窓口が営業担当者であった場合、話が間接的になりますので、具体的な希望や指示は直接その部位の担当者に伝えましょう。

■あきらめない意志
デザインリフォームは、すべてがひとつのテーマできちんと仕上がっていないと、不満がたまるものです。希望する部材や機器が業者になければ、インターネットなどで国内・海外まで調べてみることをおすすめします。