マンションリフォーム見積もりの取り方

リフォームの金額は工事内容や、マンションの経年変化の状況で変わってきますから、一概にいくらとは言えません。業者によってはリフォーム金額を100万円コース、300万円コース、500万円コースなどと決めてリフォームするところもあります。おすすめしたいのは数社に見積もりをだしてもらうこと。だいたいの相場が分かって比較検討ができるメリットがあります。見積もりを出してもらうには業者には希望するリフォームを伝えるとともに、リフォームしたい部位を必ず実際に見てもらうことが前提です。そうして初めて比較検討が可能になります。

見積もりを正しく比較検討するためには、次のような手順で見積もりを依頼します。

[1] 希望するリフォームを書き出す
　　設備などの商品カタログや雑誌などの切り抜きもあれば参考になります。
[2] ３～４社のリフォーム会社をピックアップ
　　インターネットなどの業者紹介サイトが参考になります。
[3] リフォーム各社に見積もり依頼
　　・同じプランで依頼する
　　・実際にマンションのリフォーム部位を見てもらう
　　・何らかの新しい提案を求める
[4] 見積もりを受けると同時に詳細について説明を受ける
　　一般人にはわかりにくい工事用語などもありますので解説をお願しましょう。
[5] 見積もりを比較検討し、新しい提案があれば再度見積もりをとることも

実際にリフォーム工事を始めてみると、想定以上の腐食などの不具合が見つかって追加工事が必要となり、費用が発生することがあります。また、新しい工事もこの際だからいっぺんにやってしまおうといったこともあります。その都度見積もりと説明をうけるようにしましょう。工事費以外の費用としては、次のようなものです。

　・引っ越しが必要であれば「引っ越し代」「仮住まい費用」
　・荷物の一時撤去保管が必要であれば「トランクルーム費用」
　・工事車両の駐車場代
　・建築確認申請が必要であれば印紙代
　・職人さんたちへの茶菓子代