マンションの内壁リフォーム

壁は面積も広く、どんな素材・色・模様のものを使うかによって印象がガラリと変わります。またすべての部屋を同じ素材のものにするのではなく、部位ごとの特徴に合わせて選ぶこともも大切です。

■キッチン
油などの汚れが付きにくく、掃除のしやすいものを。

■リビング
照明との兼ね合いも考えて、昼も夜も快適に過ごせる色やデザインのものを。

■トイレ・洗面
撥水性が良く、カビなどが生えにくいものを。

■子供部屋
小さなお子さんのいる部屋は、落書きなどがすぐに落とせる材質のものを。

壁紙などを張り替える際に気をつけたいのは、接着剤として使われる有機溶剤がひとつの原因とされる「シックハウス」です。壁は広く相当の量の接着剤が使われますから、その接着剤がシックハウスフリーのものかどうか、確認しておくことをお勧めします。ここでは下地工事や使用する壁材など、内装をリフォームする際のヒントを記します。

■壁クロス
ビニール、布、紙などがあり、洋風にも和風にも対応できます。布、紙に張り替える場合、ビニールの場合よりも下地をなめらかにしておく必要があります。

■漆喰・珪藻土
健康志向を反映して、吸湿・吸臭性の高い壁材が人気です。左官仕事が入りますから、工期・費用がすこし余分にかかるようです。

■タイル
耐久性が高く、ながく風合いを楽しめます。天然石からレンガ風まで種類は豊富です。

■板張り
腰壁にムク材を使うと、ナチュラルなインテリアが楽しめます。

■ガラスブロック
強度が強く、光を通しますので、たとえばリビングの明るさを玄関にも雰囲気良く利かせることができます。