築18年の持ち家をライフスタイルに合わせてリノベーション

Before

築18年に建てられた木造3階建て住宅で、玄関近くに和室のある間取り。LDKは最奥にあり、突然の来客があると対応が大変でした。 また、玄関近くに浴室があるのは使いづらく、部屋数は豊富だが備え付けの収納が少ないのが不便。

After

横長LDKから、和室を取り込んだ縦長LDKに間取り変更。抜けない柱や壁は、DKとリビングをやんわりと仕切る壁に。和室の仏間の場所を活かして、リビングのスタディーカウンターを設けました。 水廻りの位置を見直し、ダイニング側に洗面脱衣室・浴室を移設しました。洗濯動線に配慮してランドリールームとファミリークローゼットを隣接。階段下スペースのトイレの位置はそのまま、リフレッシュしました。

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横に長い壁付のキッチン。旦那様曰く、「風の通りが悪く、とにかく夏は暑かった」そうでした。

After

扉色はカフェブラウン、人造大理石ワークトップをブラウンストーンでコーディネートしたLIXILキッチン・ノクト。 ガスコンロからIHヒーターへ変更して、深型食洗機、ハンズフリー水栓を採用。キッチンが機能的になり、家事効率がアップ。見た目も機能も両立したことで、キッチンに立つ時間が楽しくなったとか。

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吊り戸棚やキッチン収納はあるのもの、備え付けの収納がなく、家具をあちこちに置かれていました。

After

カップボードを高さのある腰壁で覆い、キッチンの中が見えないように配慮しました。 家電収納をまとめて置けるカップボードは、自動で蒸気を排出する機能付き。炊飯器を置いても安心です。 ダイニングテーブルと隣接しており、食事のセッティングや家電が使いやすくスムーズ。家事室も近く便利になりました。

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横に長かったLDK。ダイニングキッチンから、廊下や勝手口へと繋がっていました。

After

1坪サイズのシンプルな浴室は、Panasonic・オフローラ。フラットラインLED照明、パールの輝きをまとったスゴピカ浴槽は高級感があります。 アクセントパネルはACメープルで、軽やかな色合いとやわらかい木目調で穏やかなバスタイムを過ごせます。

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この家が建てられてから18年が経ち、まだ使えるとはいえ住宅設備の劣化が所々に見られました。

After

スゴピカ浴槽もスミピカフロアも汚れが落としやすい素材です。さらに、使わないミラーやカウンター、風呂蓋をなくしてスッキリとさせ、日々の掃除の手間が軽減されました。

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1階の階段下スペースのトイレは、少し窮屈でした。

After

大部分をグレージュコンクリート柄クロスに貼り替えたことで、圧迫感のあった階段が個性的なモニュメントのようになりました。 トイレはシャープなシルエットのリフォレ。掃除用具はキャビネットに収納して、現代的で狭さを感じさせないスマートな空間に生まれ変わりました。

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個室が集まる2階のトイレは、予備として使われていました。

After

2階には、手洗い一体型のアメージュZAシャワートイレを採用。1階と同様、清掃性の高いアクアセラミック製です。 クロスはグレージュ色をベースに、ボタニカル柄がアクセント。T様が用意したペーパーホルダーとタオルハンガー、ペンダントライトを取り付けて、ほんのりと可愛らしさのあるシックな雰囲気です。

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横に長いLDK。廊下へと繋がっていました。

After

洗面化粧台の横に、南海プライウッドの機能的な収納・ラクエルを取り付けました。物の大きさに合わせて高さを変えられる可動棚に、タオル類や衣類を仕舞えます。棚下にはルンバ基地を設けて、スペースを無駄なく利用しました。

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この家が建てられてから18年が経ち、まだ使えるとはいえ住宅設備の劣化が所々に見られました。

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清潔感のあるホワイトの洗面化粧台はLIXILのエルシィ。洗面ボウルとカウンターはシームレスで、洗顔や手洗いがしやすく、水滴はサッと拭き取れてお手入れ簡単です。 キャビネットやミラー収納に日用品を仕舞えて、洗面廻りはスッキリ。側面はマグネットで、ティッシュボックスを貼れます。

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リビングに隣接した8畳の和室。 押入や仏間があり、寝室として使われていました。

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グレーの壁紙にコテ塗りの風合いを表現した床材が調和する中、照明やテレビなどのブラックが空間のアクセントに。 掃出し窓のバーチカルブラインドから、柔らかい光を取り入れることができます。 ダイニングキッチンとは、お互いの見え方や距離感がちょうど良く、肩ひじ張らずに過ごせます。

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廊下～玄関が近く、水廻りへも行きやすい間取り。この回遊性を活かしたいところ。

After

以前、仏間だった場所をおこもり感のあるスタディーカウンターに。奥行きのあるカウンターに2つのオープン棚を取り付けて、本や小物を置く場所を設けました。 LDK内にスタディーカウンターがあると、学校の宿題やお絵描き、読書中でも、時々コミュニケーションを取りながら、ご家族の時間を持つことができます。

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元はリビングで、テレビやソファを置いてくつろぐ場所でした。掃出し窓から、自然光を取り入れることができるため、リノベーションでも活かしたいところ。

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下がり天井のダイニングキッチンは、リビングとの境界に袖壁があり、オープンになりすぎない「おこもり感」が落ち着きます。 グレーの腰壁クロス、ベージュのコンセントの色もニュアンスカラーでまとめて。 食事以外にも、ちょっとした作業をしたり、お茶を飲んだり。自然と家族が集まる場所になりました。

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横に長い壁付のキッチン。旦那様曰く、「風の通りが悪く、とにかく夏は暑かった」そうでした。

After

キッチン背面には、カップボードを隠せる腰壁を造作し、ダイニングカウンターはメープル色で塗装。 キッチンの中が見えないよう、腰壁は高めに設定しました。 カップボードを家電と食器を置く場所にしたことで、家電が使いやすく、食事のセッティングがスムーズになりました。

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備え付けの玄関収納がなく、ダークブラウンの靴箱を置いていました。

After

グレーの塗り壁風クロスをベースに、壁面にはリアルな積石タイル柄クロスをアクセントにすることで、玄関に上質感が加わりました。 クロスなので、趣味が変わったら貼り替えられる点はメリット。 上がり框と廊下との段差には、手すりを取り付けて、ご両親や年配の来訪者にも配慮しました。

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After

玄関収納は、LIXILのラシッサを採用。ソフトグレー柄にシャインニッケルの取っ手で、玄関廻りはグレートーンに統一。 足元をスッキリさせるフロート収納で、空間をより広く見せます。玄関収納の中は樹脂の棚板で仕切られ、棚板は外して水洗いすることが可能です。

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薄暗い廊下にダークブラウンの建具で合わせてあり、重い印象がありました。

After

ライトグレイッシュカラーに、ダウンライトを取り付けて、以前よりも廊下が明るくなりました。 上がり框と廊下との段差には、手すりを取り付けて、ご両親や年配の来訪者にも配慮しました。 床はバリアフリーで、ロボット掃除機もスムーズに通れるようになりました。

Before

After

お引き渡した後、奥様が「Laundry room」「toilet」などのレタリングシールをドアに貼りました。 シンプルな扉にゴールドの文字が映えて、オリジナリティを加えました。

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以前は、浴室の場所でした。

After

L字型に配置したハンガー収納と枕棚。ご家族ごとの場所や使用頻度、季節モノなどを考慮して定位置を決められました。 ずっと使っているお嬢様のキャビネットも置くことができ、小学生のお嬢様が自分で着たい服を選んで着たり、洗濯し終えた洋服を仕舞ったりとお子様の自主性も育まれています。

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After

ランドリールームとファミリークローゼットの天井クロスと床材は、それぞれ同じ品番で合わせて統一感をもたせました。 石目のラスティタイル柄のクッションフロアは、お手頃かつ耐水性と抗菌効果のある商品を選定。 スロップシンクでの手洗い中、床に水が飛んでも、ふき取りしやすくメンテナンスがラク。

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以前は、洗面脱衣室の場所でした。

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奥様が熱望されたランドリールーム。洗濯機上のランドリーラックには、よく使う洗剤やランドリー用品などが置けます。隣には、水もお湯も使えるスロップシンクを設置。手洗いしやすい大きさです。 バケツにお湯と漂白剤を入れて、上履きの浸け置き洗いもできます。洗濯が1箇所で完結するようになりました。

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After

入浴後に洗濯機を回したあと、2本のアイアンバーに干せます。引き戸を閉めてから除湿器をかけておくと、翌朝には乾きます。 洗面室のキャビネットに仕舞ったり、ファミリークローゼットへとハンガー収納できて使い勝手が良くなりました。干す・畳む・仕舞うをスムーズにこなせるのは、日々の家事を軽減するポイントです。