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リフォームTOP > リフォーム成功ノウハウ > 住まいのリフォーム豆知識100選 > リフォームに適した屋上、屋根のウレタン防水
住まいの屋根やマンションの屋上、ベランダ、外階段などには必ず防水工事が行われています。
防水工事には、アスファルト防水、ウレタン防水、シート防水、シーリングなど、さまざまな種類がありますが、リフォームに適した「ウレタン防水」についてご紹介します。
ウレタン防水(ウレタン塗膜防水工法)は、塗料状のウレタンゴムを刷毛や吹付装置などを使って塗り防水層をつくっていく工法です。主剤と硬化剤を施工することで化学反応を起こして硬化し、継ぎ目のない防水層をつくります。
<ウレタン防水の特長>
●継ぎ目がなく、高い防水性を発揮…基礎、側溝、パイプ廻りなど、複雑な場所でも継ぎ目なく施工でき、防水効果を発揮できます。
●環境に応じて防水層を厚く…高い防水性を求められる建物では、厚く塗ることで対応できます。
●施工中に高温にならない…ニオイが少なく、高温にしなくてもいいのでリフォームに適しています。
このようにリフォームに適したウレタン防水が登場したのは1960年代です。初期はベランダやひさしなど小面積に限られ、下地のコンクリートに刷毛などで手塗りしていました。70年代後半になると改良により大きな面積でも施工できるようになり、80年代には機械塗りが可能になったことから金属屋根や勾配屋根にも使えるようになりました。現在では高い耐久性と強度を発揮する製品が開発され、温度変化が激しい地下防水や屋上駐車場にも使われています。さらに、環境対応型ウレタン防水材も開発されています。
屋上や屋根の防水工事は専門業者に依頼するのが一番です。住まいの耐久性を高めるためにも、10年に1度はチェックして塗り替えましょう。
熱帯の酷暑や、寒冷地の酷寒にも耐えられるウレタンを防水に使用する事で、ニーズによって他のシート材などと複合構成させたり、ウレタンの厚みや材質を変えたり、仕上げに機能を与えたりして利用できる。そのため、屋根雨漏り修理やビル改修防水工事に適している。また、環境に優しい材料の組み合わせで施工でき、蜜着工法、通気緩衝工法、機械的固定工法の3種類の工法がある。
あ行