比べて、選べる。リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」

会員ページでは、お申込みいただいた内容に対応できるリフォーム会社を紹介しています。各社の会社情報、評価・クチコミの閲覧や、メッセージのやりとり（商談）ができます。

ガルバリウムかステンレスか、平葺きか瓦形状か、で迷っています

最終更新日：2015-06-09

ホームプロに寄せられた「屋根」に関するリフォーム相談の中から、『ガルバリウムかステンレスか、平葺きか瓦形状か、で迷っています』の質問と回答をご紹介します。

現在築22年木造2階建ての自宅の屋根が一部雨漏りをして屋根の葺き替えを検討中です。（コロニアル総面積約137㎡）幾つかの業者さんに見積もりをお願いしたところ、ほぼ次のどちらかにしようと思っています。
（1）既存の屋根にコンパネ・防水シート・横垂木を施工しフッ素塗装ガルバリウム鋼板0.5mm形状のもので葺く
（2）既存の屋根にコンパネ・防水シートを施工しカラーステンレス、またはフッ素塗装ガルバリウム0.35mm

（1）と（2）でステンレス使用の場合がほぼ同金額です。
（2）でガルバリウムの場合は（1）と比較するとかなり安くなります。

（2）の業者さんが言うには屋根の腐食の原因の殆どは曲げや切断の加工部分のひび割れによるものが過半であり加工性の良い0.35mmが結果として持ちが良く、凹みの心配も少ないので平葺きが良いでしょう。ガルバよりはステンレスの方が長持ちする。

（1）の業者さん曰く、今ではステンレスよりガルバの方が耐久性があり、瓦形状であれば対水圧の面で有利。0.4mm程度なら凹む危険性もあるが0.5mmあればまず問題ない。加工面でのひび割れは施工現場でフッ素塗装するので安心である。

さて、わたしは何を選ぶべきでしょうか？
1．平ぶきガルバリウム
2．平ぶきステンレス
3．瓦形状ガルバリウム
4．別の業者に相談する

まず、材料として、一般的に耐久性ではガルバリウム鋼鈑よりステンレス鋼鈑が優位です。金額も少しだけ高くなります。ただ、環境にもよりますので、どのくらい耐久性がますかはお答えできません。次に板圧ですが、施工上0.35mmでされているケースが多いようです。0.4mmの方が耐久性は増します。これも耐久性が何年増すかとは簡単にお答えできません。
フッ素塗装ガルバリウム鋼板0.5mmの場合現場加工がしにくいので、意匠性の高い商品かと思います。これもステンレスに比べて耐久性がどれくらい増すか、お答えできません。

どのケースが一番か現場を見ないとお答えできませんが、性能だけで選択すれば、0.35mmのステンレスが良いかとおもいます。

現在コロニアル葺きと書かれてますが、もう一度コロニアルに葺き替えられるのも一つです。
金属はどうしても雨音をひろったりします。
今はコロニアルも種類が増えて意匠性もよいものがあります。耐久性の高い物もあります。

屋根／築20年以上

（2003.08.07）

※法律問題や税務問題は、事実関係の違いによって結論が異なる場合があります。また、同一の事実関係であっても異なった結論が出る場合も多くあります。「リフォーム相談室Ｑ＆Ａ集」で示しております回答は一般的な回答にとどまるものであり、具体的な問題についての責任ある回答を示すものではないことにご注意ください。具体的な事案につきましては、必ず弁護士や税理士などの専門家に相談されることをお勧めいたします。

リフォーム会社紹介を申込む