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天井裏の湿気が心配です

  • 最終更新日:2015-06-09

天井裏の湿気が心配です

ホームプロに寄せられた「屋根」に関するリフォーム相談の中から、『天井裏の湿気が心配です』の質問と回答をご紹介します。
築18年の鉄骨3階建てを中古で2年前に購入しました。
今回白蟻が発生して床下に湿気・カビが凄く床下換気扇をつけました。多分前の持ち主の方のときに雨漏りしているであろうと言う事で、天井裏に入っていただいたところ、やはり過去に雨漏りしていたであろう形跡がみつかり、天井裏にもカビがはえているとのことでした。

業者のかたには天井裏にも換気扇をつけて換気する事を進められましたが、今回は費用の関係で床下のみ施工したのですが、今後の参考に教えて下さい。

建物は陸屋根鉄骨で出来ており、瓦がのっています。天井裏は8~9坪程です。どのような換気の方法があり、費用的には一般的にどれ位かかるか教えて頂けると助かります。

質問の中で、屋根が瓦で、陸屋根と少し矛盾がありますので、勾配屋根の瓦葺きと考えてお答えいたします。以前、雨漏りの形跡があり、現在は雨漏りしていないのでしょうか。
現在も雨漏りしているのであれば、まず、瓦の葺き替え等、雨漏り対策が必要です。
次に、雨漏りをしていなくて、屋根裏が湿気ているとなりますと、鉄骨等に結露していることが考えられます。この場合、天井屋根裏との断熱材を施工することが一番有効となります。

小屋裏に人が入って、天井裏に断熱材を施工できるといいのですが、人が入るスペースがないとなれば、一度3階の天井を下地から取り払って、ガラスウール等の断熱材を施工する事になります。

また、一部に人が入れるようであれば、セルローズファイバー等の断熱材を吹き込み施工する工法も有ります。結露で有れば、断熱材をきっちり施工する事で、小屋裏換気扇がなくても通常の小屋裏換気孔で湿潤状態にならないと思われます。

屋根/中古住宅リフォーム/築20年以上

(2004.05.31)

※法律問題や税務問題は、事実関係の違いによって結論が異なる場合があります。また、同一の事実関係であっても異なった結論が出る場合も多くあります。「リフォーム相談室Q&A集」で示しております回答は一般的な回答にとどまるものであり、具体的な問題についての責任ある回答を示すものではないことにご注意ください。具体的な事案につきましては、必ず弁護士や税理士などの専門家に相談されることをお勧めいたします。

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