リフォーム会社紹介
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桜の花が美しく咲きそろった4月上旬、取材班が向かったのは千葉県八千代市にあるリフォーム会社。「私にとって今の仕事は子供の頃からのあこがれ」と語る長沢宏美(ながさわひろみ)さんは、この会社でアドバイザーとして活躍されています。 お客様と同じ目線に立ち、じっくりと意見交換をすることから生まれるのは細部にまで愛情が行き届いた手作り感あふれるキッチン。普通のキッチンじゃ満足できない...というご要望にも独自のセンスと工夫でしっかりと応える長沢さんのお仕事ぶりをレポートします。取材の席には、キッチン雑貨の販売(この会社は雑貨ショップも経営)を担当する青木恭子(あおきやすこ)さん、施工担当の山田孝志(やまだたかし)さんにもご参加いただきました。
ご覧のとおり、うちの会社はキッチン雑貨を扱うお店の奥が事務所スペースになっていて“お客様の生の声が届きやすい”というのでしょうか、とてもオープンなスタイルをとっています。ここに置かれた雑貨類は、オリジナルも含めてすべて自分たちでセレクトしたもの。商品ひとつひとつの買われ方やお客様の反応を見ているだけでも、今どんな傾向が好まれているのかをリアルに感じ取ることができます。
たとえばスパイスラックひとつ、タイル一枚からでもキッチン全体の雰囲気をイメージしてゆくことができますね。私たちの仕事は、そんな細やかなところでお客様の感性をとらえられるかどうかが大切で、ショップがあることはお客様との具体的なコミュニケーションにもとても役立っています。
それで実際にキッチンづくりのオーダーがあり、プランを組み立てるという段階では、何よりもまずお客様の“実現したいイメージの断片集め”に力を注ぎます。雑誌の切り抜きであっても、その写真のどの部分に魅力を感じるのかを詳しくお聞きし、現在お使いのキッチンや調理器具についても好きな点と気に入らない点を徹底的に取材する。とくに奥様とは打ち合わせを重ねるうちにお友達のような会話ができることで、プランにユニークな工夫やオリジナリティのある表現が加わってゆきます。
キッチンづくりをきっかけにリビングや寝室のリフォームをご相談いただくこともよくありますが、もちろん大歓迎。キッチンはご家庭のライフスタイルや趣味・趣向を色濃く反映する空間であるため、キッチンのイメージが決まったあとの家全体のコーディネイトはとてもスムーズ。ポイントをしっかりおさえた提案ができます。
そうですね、私の場合はきっかけと言うよりも「この仕事しかない」という感じでインテリアにはずっと興味を持ってきました。情報源は主に雑誌。お気に入りの写真をチョイスして季節ごとにイメージを決め、自分の部屋を模様替えするというのに幸せを感じていた学生時代が続きます。
そんなに好きなら「ちょっとここお願い」みたいに、友達のお母さんなどからオーダーも来るようになって材料費をポンと渡される。今思えばたいしたことはできていないのですが、それでもカーテンや敷物、収納や明かりを工夫して模様替えをすると予想以上に喜ばれるというのを繰り返して、だんだんと仕事の喜びみたいなものが身に付いてきたと思います。
プロの現場をはじめて経験したのは大手建材メーカーの水まわり製品開発室。キッチン、洗面、バスルームなどの製品開発に、使い手の立場でさまざまな要望を加えるというのが仕事でした。つまりモノゴトすべてを使う人の視線で考えるのが仕事。その後、中堅のリフォーム会社を経て現在に至るのが私の職歴ですが、ここでの仕事の経験は大きな財産になっていますね。当時、いろんな事情で実現できなかったアイデアも今の職場ではしっかりと生かすことができています。
この会社では主に雑貨の仕入れと販売、それとホームページの制作を担当させてもらっています。やり甲斐といえばやはり、自分の感覚とかちょっとした工夫を毎日の仕事に生かせることですね。結果もそのたびにシビアに出るので、怖い面もありますけど... 自分で判断できないことは長沢さんに相談して、ともかく勉強のつもりで頑張っています。
雑貨の仕入れで大切にしているのは季節感ですね。ちょうど今日あたりは急に春っぽくなって、今週はまさに季節の変わり目ですが、この肌で実感できる季節の変わり目をうまく店頭と連動させるのが難しいです。早すぎてもちょっと良くないし、遅すぎるのはもっとマズイ。細かなことですと天候にも気をつかいます。
あと流行の色をきちんと把握して店頭をつくることも大切ですね。流行の色の中からウチにふさわしいナチュラルな色をチョイスして、結果的にあまり色数が多くならないように、統一感のあるコーディネイトを目指しています。この春は、さまざまなニュアンスを持った“白”がベースカラー。白木の家具類との淡いコントラストや、花柄のクロスとの清楚な組み合わせが気に入っています。
子供の頃からプラモデルをつくったり、見よう見まねの大工仕事とか、そういうのは大好きでした。もの作りに打ち込んでいると自分のテリトリーっていうか、他人に犯されない親密な空間が現れるでしょう。そこにいるのが好きなのかも知れません。
いわゆる現場仕事ですが、学校を出てからはずいぶん色々な職種を経験しましたね。大工にはじまって、水道、クロス、左官とか...。ひとつひとつの職種に特に不満は感じないのですけど、今思うと自分で全部できる小さな現場を持ちたかったということはあります。一部分だけやって終わればまた次の現場。これは性分に合わないと気持ちのどこかで気付いていたのでしょう。
その意味で、今の現場は楽しいです。施工担当として一から十まで責任を持って仕上げる。結果的にということですが、色々な職種の経験はちゃんと役立っています。というよりも、その経験があってこそ今の仕事ができています。
たとえば漆喰の壁。ウチではよく使いますが、これなんかは塗りコテの使い方ひとつで表情がさまざまに変わる。わざとムラを残したり、ピシッと塗り込んだり...。それを現場でお客様と相談しながら仕上げていって、直に喜んでもらえるというのがリフォームの仕事の面白さです。手作り感を大切にしながら決めるところはピタッと決める。ウチならではの現場のスタイルにもやり甲斐を感じています。
ご存知のようにキッチンのレイアウトは大きくI型/U型/L型、そしてカウンタータイプやアイランドタイプに分けることができます。実際のスペースを見た上で効率の良い作業動線も考えながら、まずは基本的なレイアウトを検討。ご家族のお好みはもちろん、ここでは将来の生活スタイルも含めて最適と思われるキッチンの大まかなカタチを決めてゆきます。
基本のレイアウトが決まったら、次にお聞きするのは収納スタイルの好み。「見せる収納」か「隠す収納」か、そのいずれかによってキッチンの印象はずいぶん違ったものになります。もちろん実際には見せる収納と隠す収納の組み合わせになる場合が多いのですが、この段階で"基本方針"をきちんと決めておくことはプランをスムーズに進めるポイントになります。
隠す収納に活用されることが多いのは「吊り戸棚」で、こちらは国産の一般的なシステムキッチンでも定番になっています。収納力が大きく、扉パネルの選び方によってさまざまなイメージのすっきりとした空間をつくることができます。レンジフードも戸棚との統一感を大切にしてシンプルなものをチョイスします。
一方、見せる収納では、流し台まわりだけにとどまらないキッチン空間全体のプランニングがより重要になってきます。造り付けの棚やカウンターをはじめ、壁/床/天井を含めた雰囲気づくりを行うことが理想で、キッチン器機は輸入物をチョイスすることが多くなります。タイルやテラコッタを使って、手作りの味わいを演出するのも効果的ですね。雑誌などで紹介されて人気のマントルフードも、このようなキッチンによく似合います。
最初にもお話しましたが、キッチンはご家庭のライフスタイルや趣味・趣向を色濃く反映する空間であるため、お客様の生活スタイルを的確につかむことはプランニングに欠かせません。これはひとつの目安ですが、ウチの会社では4つのカテゴリーを設けて、ご相談/ご提案を行うようにしています。
共働きなどで忙しくて時間が足りないというお客様に。食器洗い乾燥機などのビルトイン機器を取り入れた機能性重視のプランをご提案しています。
多彩なメニューのお料理づくりに対応するコンロまわりがポイント。盛り付けスペースとしてのカウンターやストック食品/調味料などの収納庫も充実させます。
とにかくモノがあふれて困るというご家庭のためには、たっぷりの収納力をポイントにしたプランをご提案。ダイニングとの間仕切りも収納に活用します。
足腰の疲れが気になりはじめたお客様には、楽な姿勢で作業できるキッチンをご提案。「うっかり」や「もしも」に備えた安全面にも十分な配慮を行います。
中古で購入された築20年の木造建築のお宅。改装前の古いシステムキッチンはごく一般的なもので、収納力にも限界があり、ずいぶん手狭になっているというご相談でした。
そして無理もないことですが空間全体が薄暗い印象。そこで!というわけで今回の全面改装になりました。テーマはすっきりと明るく機能的なキッチン。奥様が持って来られた雑誌の切り抜きがプランづくりにとても役立ちました。
写真で見ると一目瞭然ですが、改装後のキッチンは流し台の上部が広々として明るいのがポイント。漆喰とタイルの真っ白な壁/天井(梁板は奥様のかねてからの念願だったもの)、白木のオープンな棚/窓枠、そしてステンレスの美しいマントルフードが調和してちょっと北欧風の味わいを出しています。
キッチン本体の真っ白な扉は高級感のあるフュージョンウッディ、ガラストップコンロとステンレスで統一されたワークトップ/シンクもこだわりをカタチにしたものです。
さらに、案外見過ごしがちなのが床の質感の重要性。今回のキッチンづくりでは、この床の質感にもしっかりとこだわって、パイン材を使用しています。仕上げのワックスがけを私もせっせとお手伝いしたのを思い出しますね。上々の仕上がりにとても満足していただいた印象深い現場です。
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知らなかったリフォーム屋さんを知れたり、保証がついてたり、断る時も気まずい思いをせずに出来たりと、本当にありがたいサービスだと思います。またリフォームすることがあったら利用します。
(千葉県/30代/女性)
実際、かなり辛口の評価も眼にしたので、業者さんに直接そのこともきいて、納得の上お願いしました。いいことばかり書いてあると、このサイト自体の信憑性が怪しいと思っていたでしょう。(神奈川県/50代/女性)