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キッチンのコンロから出る煙や湯気を排出するレンジフードや換気扇は、ガスコンロの場合、取り付けが義務となっています。キッチンの匂いをリビングやダイニングに残さないためも必要なレンジフードは、交換時期がだいたい8〜10年といわれています。故障をきっかけに交換を検討する人も多いレンジフード。交換費用や交換のタイミング、今よく使われているレンジフードについてもご紹介します。
目次
キッチンのレンジフードの交換時期やタイミングは一体どのくらいがベストなのでしょうか。まずは、レンジフードを交換する時期の目安やおすすめのタイミングについて解説します。
レンジフードの交換のタイミングは、レンジフードの故障以外にもキッチンのコンロの故障やキッチンリフォームの際にセットで交換するというケースが多くなっています。
最近は、レンジフードとキッチンが連動して動くタイプもあります。コンロに点火するとレンジフードのファンが自動で動き出す連動タイプは、換気スイッチのつけ忘れや消し忘れの心配もなく便利です。
また、レンジフードの故障で多いのが「吸い込みが悪い」「ファンが動かない」などの症状。使っているなかで、レンジフードの不調を感じたら、交換タイミングかもしれません。
吸い込みが悪くなるなどレンジフードの不調を感じたら、交換タイミング(イラスト/caco(ポップコルヌ))
レンジフードの耐用年数は、一般的に8〜10年ほどといわれています。
長くても20年ほどでレンジフードの交換時期が来ます。コンロとレンジフードでは、コンロのほうが交換タイミングが早い傾向にありますが、その際にレンジフードも一緒に交換しておけば、リフォーム工事費用や手間が抑えられます。
キッチンを対面式にしてレンジフードを交換したリフォーム事例
▶画像出典:「清潔感のあるキッチン」
レンジフードの交換にかかる費用の相場は、レンジフード本体だけならそれほど高額にはなりません。また、レンジフードの本体交換だけでなくパーツ交換やキッチン全体のリフォームなど、レンジフード交換にはさまざまなケースがあるため、それぞれの場合での費用相場をご紹介します。
レンジフード本体だけを交換する場合、かかる費用はレンジフードの本体価格と工事費用のみになるため、サイズさえ合えば数万円で交換できます。
長年使い、レンジフードの表面の塗装などが剥げかかってしまっていたケースでは、キッチン本体はそのままで、レンジフードをタカラスタンダードのVUS-604ADに交換しています。
サイズも吊り戸棚にピッタリと合うものがあり、交換費用も5万円とリーズナブルにリフォームできています。
レンジフードのみを交換したリフォーム事例
▶画像出典:「キッチンそのままでレンジフードだけ交換5万円!」
プロペラ式で空気を外に排出する換気扇から、レンジフードに交換する場合、かかる費用はレンジフードの本体だけを交換した場合と同じくらいとなっています。
ただし、換気扇が取り付けられたキッチンの多くは、築年数が経過している家と考えられます。そのため、換気扇からレンジフードに交換するなら、同時にキッチン全体を交換する方も多くなっています。
扇風機の羽根のようにプロペラのような形状をした換気扇から、レンジフードに交換することが可能です。換気扇の穴をそのまま活用できれば、交換工事にかかる時間も短く、価格も安く抑えられます。
換気扇をレンジフードに交換することで、レンジフードまわりの掃除の手間が少なくなります。
レンジフードのみを交換したリフォーム事例
▶画像出典:「プロペラタイプの換気扇から、レンジフードへ交換」
レンジフードのパーツだけを交換することもできます。
パーツの交換費用はどのパーツを交換するかにもよりますが、1万〜数万円で交換可能です。
レンジフードを長年使っているとフィルターまわりなどの塗装が剥げてしまったり汚れが蓄積してしまったりすることがあります。
レンジフードのフィルターパーツなどパーツが流通していれば、パーツのみの交換で費用を抑えられます。
レンジフードのフィルターパーツを交換したリフォーム事例
▶画像出典:「レンジフード スロットフィルター 交換」
レンジフードだけでなく、キッチンも交換する場合、かかる費用は50万円〜200万円ほどが相場です。交換するシステムキッチンのグレードによって費用は大きく変わります。特に古いキッチンの場合、システムキッチンを入れ替えると床やクロスも替えなければならなくなり、高額になるケースが多くあります。
レンジフードと同じようにキッチンにも耐久年数があり、レンジフードの故障とキッチンコンロまわりの故障などが同じくらいの時期に発生することはよくあります。故障をきっかけにレンジフード交換を考えているなら、キッチンリフォームもセットで検討してみるのもおすすめです。
壁に向かって料理をする壁付タイプのキッチンから、リビングダイニングを見渡せる対面式キッチンにリフォームしたお住まいの事例です。
対面式キッチンにするなら、レンジフードもリビング側から見たときにスタイリッシュな見た目のものを選ぶとよいでしょう。スッキリとしたフォルムのレンジフードは、おしゃれなLDK空間をつくりたいときにも向いています。
壁付キッチンから対面キッチンにリフォームして、レンジフードも交換した事例
▶画像出典:「天井の梁がアクセントの収納と家事動線に長けた対面キッチン」
レンジフードには、スリム型やフラット型、ブーツ型などいろいろなタイプがあります。
それぞれのタイプの特徴を解説します。
リビングダイニングとキッチンが隣接する間取りが人気の今、レンジフードも薄いスリム型タイプが人気です。
スリム型タイプのレンジフードはシンプルな形状をしていて、見た目がスタイリッシュなのが大きな特徴です。対面式キッチンでもレンジフードが空間に圧迫感を与えないため、LDK空間を開放的にしたい場合や、生活感をできるだけ出したくない場合に向いています。
黒い人造大理石のカウンターが特徴的なトクラスのキッチンを使ったリフォーム事例です。対面式のキッチンなので、コンロ上のレンジフードはスリム型に。色もキッチンカウンターの色と合わせて高級感あるキッチン空間を演出しています。
リビングと対面式のキッチンリフォームとレンジフード交換をした事例
▶画像出典:「黒で統一したスタイリッシュなセパレートキッチン」
平型・浅型などと呼ばれることもあるフラットタイプのレンジフードは、縦の幅が狭いのが特徴です。コンパクトなキッチンにも取り付けられるのが大きな特徴です。
とはいえ、キッチンのレンジフード交換やリフォームでフラット型を選ぶ方はスリム型のレンジフードほど多くありません。天井が低いなど、キッチンのスペースに制約がある場合などの選択肢となるでしょう。
築約20年、プロペラ型の換気扇フードを使っていた住まいでは、日々の換気扇まわりのお手入れをラクにするためにPanasonicの『AIエコナビ搭載フラット形レンジフード』に交換しました。
レンジフード交換と食器棚の処分のみだったので、リフォーム工事費用も比較的安く抑えられています。
マンションのキッチンにフラット型レンジフードを採用したリフォーム事例
▶画像出典:「札幌市W様邸:マンションフルリフォーム(キッチン)」
ブーツ型のレンジフードを使っているキッチン
▶画像出典:「レンジフードをブーツ型からスリム型へ!」
レンジフードのなかでも比較的安いのが、レンジフード本体をブーツのような形状の大きなカバーで覆っているブーツ型レンジフードです。
こちらのタイプは少し前まで主流だったレンジフードの形で、フードが大きいのが特徴です。スリム型など新しいタイプのレンジフードと比べて、掃除やフィルター交換をするのが少し大変です。
また、ブーツ型は価格は安いものの少し古いタイプのレンジフードとなるため、新しくレンジフードを交換する際に選ぶ人はあまりいません。
レンジフードはフードの形状だけでなく、油を含んだ湯気や空気を吸い取るためのファンの形にも色々な種類があります。
レンジフードの交換をする際には、ファンの特徴を知り、ライフスタイルに合った使いやすいタイプを選んでみましょう。
シロッコファンは耐久性も高く音が静かなファン(イラスト/caco(ポップコルヌ))
シロッコファンは、筒状になっています。ファンを回すと筒の隙間を空気が通り抜ける仕組みで、遠心力の力で油などを含んだ湯気を外に排出します。
耐久性が高く、音が静かなのが特徴です。
ターボファンタイプはパワーがあるのが魅力のレンジフード(イラスト/caco(ポップコルヌ))
シロッコファンよりも幅が広いターボファンは、音はシロッコファンよりも大きいですが、排気パワーはシロッコファンより強く排気効率が良いタイプです。1枚1枚の羽根が幅広なので、掃除がしやすいのが特徴です。
フラット型タイプのレンジフードで多く使われています。
プロペラファンタイプのレンジフードは価格が安いのがメリット(イラスト/caco(ポップコルヌ))
プロペラファンは扇風機の羽根のような形状をしています。換気扇でも使われているので馴染みがある形かもしれませんね。
プロペラファンのレンジフードは価格が安いのが特徴です。ただし、換気扇と性能面では同じくらいなので、リフォームするならシロッコファンやターボファンを選ぶほうがおすすめです。
日々進化しているキッチン設備。レンジフードも掃除がしやすいものやデザイン性が高いものなどいろいろなタイプが登場しています。
なかでも注目したいのが、フィルターを自動で掃除してくれるタイプ。日々の家事の手間が減らせるなど、キッチン周りのストレスを軽減できるレンジフードです。
最新の人気レンジフードをご紹介しましょう。
クリナップの自動洗浄タイプのレンジフードをリフォームで採用した事例
▶画像出典:「クリナップ ラクエラ LIXILタッチレス水栓を採用」
クリナップの『洗エールレンジフード』は、レンジフードファンの自動洗浄機能付きレンジフードです。フィルターとファンが一体化していて、約2カ月に1回レンジフードのトレイにお湯を入れて洗浄ボタンを押すだけでファンフィルターが掃除できます。
換気扇だと、油汚れなどが羽根につき掃除をする際にも時間がかかってしまいます。自動洗浄機能付きのレンジフードなら、こうした掃除の手間がかからず家事の時短につながります。
システムキッチンを入れ替えて、レンジフードにクリナップの『洗エールレンジフード』を使った事例
▶画像出典:「閉鎖的なキッチンを明るく使いやすいキッチンへ大変 身!!」
中古マンションのキッチンリフォームでレンジフードを交換した事例です。クリナップの『洗エールレンジフード』は、ボタンひとつでファンだけでなくフィルターもお掃除できます。フォルムもスッキリとしているので、空間が明るく見えます。
換気扇の音が静かなタイプとして、2023年に登場したレンジフードが、ノーリツの『イージア』です。弱運転では、深夜の郊外の音(30dB)よりも静かな26dBという静音設計。調理中に強設定にしても、家庭用クーラーの音よりも静かな設計です。
レンジフードの耐用年数はだいたい8年〜10年となっています。長くても20年ほどで交換時期。
「吸い込みが悪い」「ファンが動かない」などの故障をきっかけに交換を考える人や、キッチンのリフォームやコンロの交換をきっかけにレンジフードの交換をする人が多い傾向にあります。
レンジフードのパーツだけを交換するなら費用は数万円程度。レンジフード本体を交換する場合は5万〜9万円ほどが相場となっています。ただし、自動洗浄など高機能タイプのレンジフードは20万円前後が相場です。
最近はレンジフードもスタイリッシュなスリム型が主流です。レンジフードをフード型からスリム型に交換すると、キッチンがすっきりとし、対面式キッチンなど今時の間取りにもマッチします。
また、最近は自動洗浄機能付きのレンジフードもありますので、リフォームでレンジフードを交換するなら家事がラクになるタイプも検討してみましょう。
■構成・文/松本有為子
■イラスト/caco(ポップコルヌ)
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