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「コンロをIHにしたい」と考えても、IHコンロには大きさや設置方法、加熱方法などの違いで、製品の種類が豊富にあります。
どれを選べばいいのかわからず、「賃貸だけどIHコンロにできる?」「大きさはどんな基準で選べばいいの?」「電気代がかかりそう…」と悩んでしまう方も多いでしょう。
そこで今回は、IHコンロの種類や特徴、メリット・デメリット、ガスコンロと比較した光熱費などを解説していきます。
目次
IHコンロは、以下の4つの要素で絞り込んでいくことになります。
煮込み料理や揚げ物など、一定の温度で長時間加熱する料理が多い方も、IHコンロは調理がしやすくなるでしょう。家族の人数が多く、一度に調理する量が多い場合は、大型のIHコンロが適しています。
キッチンが広い場合は3口コンロが設置できますが、契約しているアンペア数によっては設置できないIHコンロもあります。また、賃貸物件の場合はそもそもコンロの入れ替え自体ができない場合もあるので、どうしてもIHコンロを使用したい場合は据え置き型を選ぶことになります。
それでは、実際にIHコンロの大きさや形状ごとに、特徴を見てみましょう。
卓上型はひとり暮らしに向いています。持ち運びやすいコンパクトなデザインや薄型が多く、テーブルの上で使用するのに適しています。
ほとんどが一口コンロですが、一部では二口コンロも発売されています。手軽に持ち運べるので、キッチンからダイニングに運んで、テーブルで鍋や焼肉が楽しめますよ。
他のIHコンロと比較すると、火力が低めの製品が多いので、火力を重視する方は「高火力」と記された商品を選ぶのがおすすめです。
通常はガス台に置ける据え置き型のIHコンロは、ガスコンロと取り替えるだけでよいため、多くの場合、工事は不要です。
コンロは二口のタイプが多く、専用の台に置く薄型のほかに、脚が付属してガスコンロと同じ高さになっている製品や、グリル機能が付いた製品もあります。
天板が掃除のしやすいフッ素加工のものや、排気ファンが付いたものなど、グリルの有無や性能により価格が上下するので、必要な機能を絞って選ぶのがおすすめですよ。
システムキッチンに組み込まれたIHコンロは、3口タイプが多く、ファミリー向けです。卓上型や据え置き型と異なり、キッチンに組み込む工事が必要になります。
また、3口のIHコンロは必要になる電力が大きく、200Vの電源と接続する必要がある製品も少なくありません。
ビルトイン型は高機能なIHコンロが多く、グリルやオーブンレンジと連動する製品もあります。工事の手間や費用はかかりますが、代わりにもっとも火力が高いコンロでもあります。
IHコンロとガスコンロは、どちらにもメリットとデメリットがあります。使用したい調理器具や、掃除の手間などを考慮しないと、せっかくIHコンロにしても「思っていたのと違う…」という問題が起きてしまいます。
IHコンロは天板がフラットで、調理のあと、吹きこぼれなどの掃除がしやすく、タイマー機能や温度管理機能などによって、長時間の加熱調理に適しています。しかし、IH対応の調理器具でなければ使用できず、高火力で大きく鍋を振るうような調理はできません。また、当然ですが停電時には使えなくなってしまいます。
ガスコンロは火力が強く、さまざまな調理器具に対応しており、自在な調理が可能です。IHコンロほど正確な温度管理はできませんが、火力の自動調整機能やタイマー機能がついたコンロも多数発売されています。
反面、火そのものの危険性があります。注意しないとやけどや火事の原因になってしまいます。また、最近では天板がフラットなデザインも増えましたが、バーナー部分の掃除は相変わらず大変です。
では、気になる光熱費の違いはどうでしょうか。ここでは東京電力のオール電化向けプラン、都市ガス、LPガスで1時間の調理をした場合のランニングコストを比較してみました。
◆1時間調理をした場合の光熱費
昼間 | 夜間・早朝 | |
IHコンロ | 約39円 | 約26円 |
---|---|---|
都市ガス | 約12円 | |
LPガス | 約21円 |
長時間の煮込み料理や大火力での調理が多い場合は、ガスの方がコストパフォーマンスは良くなりますが、日常的な利用の範疇なら、IHコンロも許容範囲内といえるのではないでしょうか。
ひとことでIHコンロと言っても、コンロ部分に組み込まれているヒーターは、電磁調理器であるIHクッキングヒーターだけではありません。
ニクロム線が発熱するラジエントヒーターと、電熱線が発熱するシーズヒーターがあります。それぞれのヒーターの特徴を見てみましょう。
IHコンロの主要ヒーターです。「IHクッキングヒーター」とも呼ばれ、埋め込まれたコイルから発生する磁力を利用して、調理器具を発熱させることで加熱調理をします。
鍋やフライパンから熱が発生するため、加熱までのスピードが早く、全体にむらなく火が通り、料理しやすいのが特徴です。また、コンロ自体から熱が発せられるわけではないため、袖や服に火が移るようなこともなく、安全性が高いのもメリットのひとつです。
内部に埋め込まれたニクロム線が発熱し、調理器具をダイレクトに加熱するヒーターです。IHヒーターではできない「炙り」が可能なため、焼き魚のような網を置いて食材を炙る調理も楽しめます。
アルミ鍋・耐熱ガラス鍋・土鍋など、IHヒーターが使えない調理器具を使えるのが大きなメリットで、国内メーカーの3口IHコンロは、真ん中の小さいコンロにラジエントヒーターを配置している機種が多くなっています。
電熱線が埋め込まれた金属パイプが発熱するタイプのヒーターです。身近な物ではホットプレートの加熱部分として利用されることが多く、IHコンロではグリル部分に使用されています。
加熱時に放出される熱が炭火に近いため、遠赤外線によって焼き魚やお肉がこんがり焼き上がり、おいしく仕上がります。
先ほどの比較のとおり、都市ガスと電気では、電気の方が高コストになるのが一般的です。
しかし、どの時間に使用しても料金が変わらない都市ガスと異なり、電気代にはさまざまな料金プランがあり、さらに使用する時間帯によっては半額以下になることもあります。
IHコンロを導入した場合は、オール電化向けの料金プランに切り替えることで、夜間帯の電気単価が通常よりも安くなります。時間がかかる煮込み料理などは、寝る前に仕込んで夜の電気を利用するなどの工夫で、電気代を節約できますよ。
IHコンロは熱源や構造がガスコンロとは違うため、使い方や得意料理にも違いがあります。具体的な違いやコツを把握してIHコンロを使いこなしましょう。
IHコンロは対応している調理器具が決まっています。調理器具の購入時には、「IH対応」の表示があるか確認しましょう。
非対応の調理器具を使用すると、加熱されないだけでなく、故障の原因になることがあります。IHの性質上、ステンレス製の調理器具を選ぶようにするとIHコンロで使えるものが多いですよ。
基本的に今までコンロで使っていた器具は使用できないので注意が必要ですが、組み込まれているヒーターの種類によっては、IH非対応の調理器具でも使えることがあります。
IHコンロは天板に凸凹の立体がないため、さっと拭くだけで簡単に汚れを取ることが可能です。
そのため、毎日のこまめな掃除が苦になりにくいのですが、使い方によっては焦げ付きができてしまいます。焦げ付きに対しては「重曹」や「クレンザー」を使用すると、ある程度は除去できます。
そもそも焦げ付きを作らないためには、IHマットを活用するのがおすすめです。
IHコンロは「煮込み」「揚げる」「茹でる」が得意です。特に煮込みは、タイマー機能と温度管理機能により、安全・簡単に長時間調理が可能なので、カレーや煮豚などが美味しくできますよ。
また、高火力かつ短時間で熱を発生させられるので、茹で料理にも適しています。冬に鍋をする際にも、IHコンロがおすすめです。
内装の変更には制限がある賃貸物件ですが、オーナーの許可があればIHコンロに交換することができます。
ひとり暮らし向けの物件では、加熱が遅いシーズヒーターが取り付けられているケースも多く、火力の強いIHコンロへ変えたくなる人もいるでしょう。大家さんや管理会社と交渉すれば、より便利なIHコンロにできる場合があります。
IHコンロの交換費用は、現在使用しているコンロの種類によって異なります。
上記の工事費用の他に、コンロの本体価格が別途かかります。本体価格はコンロのサイズによって異なります。
交換にかかる費用は、総額で5~22万円前後見ておくとよいでしょう。
また、ビルトイン型に多い200VのIHコンロは、設置に電気工事士の資格が必要になるので、無資格でのDIYはできません。
それでは、キッチンコンロをIHに入れ替えた事例を見てみましょう。コンロの口数や大きさ、入れ替え工事の種類などを参考にしてみてくださいね。
ワンルームのミニキッチンに設置されたシーズヒーターが漏電して故障してしまいました。そこで、一口のシンプルなIHコンロと交換。加熱部分もフラットになり、掃除がしやすくなりました。
Before:古いシーズヒーターは、長期間使用されたことで漏電していました。
After:一口のIHコンロに入れ替えたことで、すっきりとして、おしゃれになりました。
事例の詳細:1口IHコンロ交換
ガスコンロが老朽化したことから、IHコンロへの交換を決めました。上昇気流の少ないガラストップ仕様のIHコンロにしたことで、料理中に熱気を浴びたりすることなく、お掃除の手間も軽減されました。
Before:古く老朽化して使いにくいガスコンロでした。
After:フラットなガラストップは汚れがこびりつきにくく、さっと拭くだけできれいになります。
事例の詳細:若松区 M様邸 IHクッキングヒーター取付工事
3口のガスコンロは、凹凸が多く掃除が大変でした。そこでフラットな天板で掃除がしやすく、自動で両面を焼き上げてくれるグリル付きのIHコンロを選びました。
Before:以前のガスコンロは掃除が大変な構造をしていました。
After:新しいIHコンロのグリルは自動両面焼きなので、調理の途中で何度も確認する手間が掛からず、お料理が楽になりました。
事例の詳細:お料理もお手入れもラクラク3口IHコンロ
システムキッチンのビルトインコンロが老朽化したので、IHのコンロに変更しました。グリル部分は引き出しにすることで、スペースを無駄なく活用できています。
Before:三口のガスコンロは、システムキッチンを購入した際のビルトインでした。
After:コンロを取り外して配線を行い、二口のIHコンロを設置しました。
事例の詳細:キッチンのガスコンロIHに交換しました
広々と料理がしたいと考え、フラットな天板のIHコンロに交換。遠赤外線のラクッキングリル搭載で、魚もふっくらと焼き上がります。
Before:3口のスタンダードなコンロでしたが、凹凸が大きいため、調理中に一時的に置くにはスペースがありませんでした。
After:すっきりとフラットな天板は750ミリの広々とした大型サイズで、お料理の最中もゆったりと場所を使えます。
事例の詳細:ガスコンロからIHコンロへの交換
キッチンのリフォームの一環として、ガスコンロをIHコンロに交換しました。水栓の工事とまとめたことで、依頼の手間も少なくて済みました。
Before:元々は大型の3口コンロでした。丁寧に使ってはいたものの、IHを使いたいと考えていました。
After:段差がない天板のIHでお手入れも簡単になり、以前と変わらない3口でお料理も効率良く進みます。
事例の詳細:ガスコンロからIHコンロへ交換
IHコンロは電気代が高くなってしまうイメージがありますが、料金プランを変更したり、長時間使用する場合は時間帯を選ぶなどの工夫で、ガスコンロとあまり変わらない光熱費で調理ができます。
フラットな天板は掃除がしやすく、火の危険もないので、安心安全に調理ができる便利なコンロといえます。しかし、大型のビルトイン型は電気工事士の資格が必要になるため、設置工事を依頼する必要があります。
IHコンロを入れ替える場合は、複数のリフォーム会社で見積もりを取り、自分たちの希望に合う施工をしてくれる会社に依頼しましょう。
複数のリフォーム会社から探すなら、ぜひホームプロにご相談ください。ホームプロは、累計90万人以上が利用するリフォーム会社紹介サイト。地元の優良リフォーム会社を複数紹介してもらえます。無料で相談できますので、お気軽にお問い合わせください。
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