リフォーム会社紹介
(匿名で申込む)
マイページにログイン
(会員・商談ページへ)
会員ページでは、お申込みいただいた内容に対応できるリフォーム会社を紹介しています。各社の会社情報、評価・クチコミの閲覧や、メッセージのやりとり(商談)ができます。
換気扇の調子が悪いとき、「メンテナンスをすれば回復するのか、それとも交換が必要なのか」判断できず、対応に悩んでしまうことは珍しくありません。また、換気扇の耐用年数を知らないという方も多いでしょう。
そこで今回は、換気扇の交換時期や、換気扇の種類について解説しながら、実際に交換工事をした事例をご紹介していきます。
目次
換気扇の耐用年数は一般的に15年ですが、目安は10年程度と言われています。耐用年数未満でも、交換が必要な症状が出ている場合は、すぐに対応を検討したほうがいいでしょう。
家電メーカーでは、換気扇は15年、レンジ用フードファンは10年を設計上の標準使用期間としています。設計上の標準使用期間とは、家庭の環境で普通の使い方をした場合に、安全上支障なく使用できる目安の期間のことです。
家電製品の標準使用期間は、2009年に定められた「長期使用製品安全表示制度」で、表示が義務づけられています。これは家電製品を長期にわたって使用した場合に、経年劣化によって発生する事故を防ぐためのもので、故障なく使える保証ではないんです。
吸引が弱くなったり、異音がしたりといった不具合が生じた場合は、標準使用期間の範囲内でも交換の検討が必要です。
以下のような症状が出ている場合は、換気扇の交換を検討しましょう。
換気扇は、設置場所や機能によって適した形状や機構が異なるため、複数の種類があります。キッチン、浴室、トイレの各設置場所について、種類を解説していきます。ご自宅に設置されているファンの種類がどれなのか、参考にしてくださいね。
換気扇に使用されるファンは大きく分けて3種類あります。
・プロペラファン
直接排気式と呼ばれる、外壁に設置するファンです。羽の回転で蒸気やニオイを吸気し、直接屋外に排出します。壁に穴を開けて直接取り付けを行うので、排気ダクトの設置は必要ありません。
・シロッコファン
ダクト排気式と呼ばれる、換気用のダクトを使用したタイプのファンです。ダクトを通して排気するため、設置位置が比較的自由になり、外からの風が入りません。
・ターボファン
プロペラファンとシロッコファンの両方の特徴を持ったダクト排気式のファンです。シロッコファンよりも大きなファンを持つためプロペラファンと同程度に排気量が大きく、手入れがしやすい代わりに、価格が高くなります。
レンジにはファンだけでなく、レンジフードの種類があります。種類によって機能や性能、必要になるスペース、お手入れの方法が異なります。
換気扇を交換する際には、基本的には現在のファンと同じタイプを選ぶのがおすすめです。また、設置場所にあわせたサイズで新しく選ぶのもよいでしょう。
キッチンに限らず、浴室やトイレにも、プロペラファンタイプやシロッコファンタイプがあります。そのため、どちらが設置されているのか、交換前に調べておくとスムーズですよ。
交換する換気扇は、現状使用しているものと同じタイプを選べば、施工費用は比較的安く済みます。もし、違うタイプのファンを取り付ける場合、ファンにあわせてダクトを設置したり、壁の穴を作り直したりと、交換以外の工事費用が掛かってしまいます。
キッチンの換気扇とレンジフードの場合、製品の横幅で3つのサイズから選択することになります。
国内の標準的な規格は幅60cm・75cm・90cmの3種類で、設置できる大きさはキッチンの幅で決まるため、コンロ部分の大きさにあわせたサイズを選ぶとよいでしょう。
サイズ選びの注意点については後ほど詳しく解説します。
換気扇の交換は、基本的に自分ではできません。可能なタイプの換気扇は、配線が不要なコンセントタイプに限られます。
電気配線の工事が必要な換気扇の場合、電気工事士の資格が必要になるため、無資格な個人が工事を行うことは法律で禁止されています。また、無理にDIYで交換を行うと、工事中に感電したり、使用中に漏電を起こしたりして、重大な事故につながる恐れがありますので、けっして自分で交換をしないでくださいね。
配線工事をともなう換気扇交換は、資格と経験のあるリフォーム会社に依頼するのがおすすめですよ。
キッチンの換気扇を交換する際に、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。せっかく気に入った換気扇やレンジフードを見つけても、設置できないことがあるので、事前に確認しておきましょう。
キッチンの形状によって、おすすめの換気扇やレンジフードのタイプが変わります。レンジフードはコンロなどの加熱器具から800mm以上離すことが消防法により定められているため、天井が低いキッチンは、ほとんどのケースでフラット型しか設置できません。
コンロが壁際から離れているアイランドキッチンの場合、換気扇は基本的にシロッコファンかターボファンになります。
天井を高く見せる効果を期待してスリム型のレンジフードを設置するケースが多くありますが、コンロとの距離に注意しないと十分な吸気が確保できないことがあるので注意しましょう。
キッチンの幅に対して必要な換気扇のサイズは、法律や条令で「レンジフード本体の幅及び奥行きは、調理機器の幅及び奥行きの寸法以上とすること。」と定められています。
そのため、必ずコンロの横幅よりも大きい換気扇を設置する必要があります。
では、実際に換気扇を交換すると、費用はどれくらいかかるのでしょうか。場所別に、具体的な費用相場を見てみましょう。
キッチンの換気扇は、設置しているファンやレンジフードの機能によって費用相場が大きく変わります。
シロッコファンの場合、排気以外にもさまざまな機能を持ったレンジフードがあり、選ぶ製品によって価格に大きな差が生じるため、見積もりを取り、予算とあわせて検討した方がよいでしょう。
浴室の換気扇は、換気のみのものであれば安価で交換できますが、乾燥機能や暖房機能がある換気扇と交換する場合、費用が上がります。
湯張り機能と連動しているものや、乾燥タイマー機能がついているものなど、機能は多種多様です。
トイレの換気扇は、単純な排気であれば、高くても3万5,000円前後で交換できます。しかし、消臭機能や人感センサー、照明との連動など、高機能な換気扇を選ぶと、10万円以上かかるケースもあります。
予算を抑えたい場合、消臭などは照明側に機能を搭載するという手段もあります。
それでは、実際に換気扇をリフォームした施工事例を見てみましょう。今回はキッチンの換気扇を交換した事例を中心にしているので、キッチンのリフォームをする時の参考にしてください。
ブーツ型のレンジフードとプロペラファンの組み合わせから、シロッコファンに交換しました。フラット型にしたことで、お掃除も楽々ですね。
Before:スタンダードなブーツ型のレンジフードの奥には、プロペラファンが設置されていました。
After:すっきりとスタイリッシュなフラット型のレンジフードになり、油汚れをお掃除するのも簡単ですね。
事例の詳細:レンジフード交換:パナソニック
昔ながらの、古いタイプのブーツ型換気扇から、すっきりしたスリム型に交換したことで、見た目もスタイリッシュになりました。
Before:古いブーツ型のレンジフードは、フィルタータイプでお手入れが大変。色が黒く、圧迫感がありますね。
After:シルバーのスリム型レンジフードに交換したことで、キッチン全体が明るくなりました。ノンフィルターなのでお手入れも簡単です。
事例の詳細:お掃除楽々!スリム型レンジフードへ
頻繁にお掃除しないと汚れやすいプロペラファンを、お手入れしやすいシロッコファンの換気扇に交換。自動洗浄機能を搭載したタイプで使い勝手がアップしました。
Before:丁寧にお手入れして使われていたプロペラファンの換気扇ですが、お掃除が大変でした。
After:換気扇のみを交換してシロッコファンに。フラット型のレンジフードは吊り戸棚と高さを合わせ、見た目もすっきりしました。
事例の詳細:お掃除しやすい換気扇に交換工事しました
フィルター式のブーツ型レンジフードから、すっきりした薄型のレンジフードに交換しました。見た目だけでなくお手入れも簡単です。
Before:フィルター式の古いレンジフードは、お手入れをしていても油汚れがこびりつき、汚れが目立っていました。
After:ノンフィルタータイプのレンジフードに交換したことでお掃除も簡単。レンジフードと換気扇を替えたことで、長く快適に使用できますね。
事例の詳細:デザインと機能性に優れたレンジフードへ
換気扇は10年を目安に交換するのがおすすめです。つぎつぎと便利な機能が搭載されたタイプが発売されているので、調子が悪いなと感じたら、故障する前に交換を検討してみてはいかがでしょうか。
換気扇の交換は電気配線の工事をともなうことが多いため、資格を持った信頼できるリフォーム会社に任せるのがおすすめです。複数のリフォーム会社で見積もりを取り、自分たちの希望に合う施工をしてくれる会社に依頼しましょう。
複数のリフォーム会社から探すなら、ぜひホームプロに相談してください。ホームプロは、累計80万人以上が利用するリフォーム会社紹介サイト。地元の優良リフォーム会社を複数紹介してもらえます。無料で相談できますので、お気軽にお問い合わせください。
▼お問い合わせ(お見積もりは)コチラ
信頼できて予算に合って評判がいい…、そんなリフォーム会社を自分で探すのは大変です。
ホームプロでは加盟会社を中立の立場でご紹介しています。
2001年のサービス開始以来、多くのお客さまにご利用いただいています。
利用者数
※2023年4月~2024年3月
昨年度のご成約
ホームプロでは、これからリフォームされる方に“失敗しないリフォーム会社選び”をしていただけるように、「成功リフォーム 7つの法則」をまとめました。ホームプロ独自のノウハウ集として、多くの会員の皆さまにご活用いただいております。
ライフスタイル別のリフォーム
こだわりのリフォーム
ご予算にあわせたリフォーム
リフォームの知恵
住まいの機能・性能向上
リフォームなんでも事典
リフォームには定価がありません。適正価格を知るには複数社の見積もりを比べるのがポイント。
予算や条件にぴったりの会社をご紹介します。