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屋根は、雨や雪、紫外線、風などから人々の生活を守る重要な役割を担っています。外気の変化に日々さらされる屋根はもともと強いつくりになってはいますが、それでも経年劣化は避けられません。
目次
サビなどで傷んで劣化した屋根を手入れすることなく放置していると、屋根に穴があいて雨漏りの原因になることがあります。
そこで、手軽にできる屋根の劣化対策として有効なのが、「塗装リフォーム」です。今回は、屋根の塗装リフォームのメリットや価格についてご紹介します。
屋根の塗装リフォームは、美観を整えることだけが目的ではありません。耐食性、防水性、抗菌性を高め、屋根材をサビにくくして保護する目的があります。
屋根材別に塗り替え時期の目安をお伝えすると、一般的には「トタン」が3~4年、「ガリバリウム鋼板」(下記参照)や「セメント瓦」は6~7年、「スレート」は7~8年です。
ご自宅の屋根がこの目安時期に近付いている場合は、一度ハシゴをかけるなどして屋根の状態を調べてみましょう。表面が変色していたり、塗膜が剥がれていたり、サビが出ている場合は要注意です。劣化を放置しておくと、そこから腐食が進んで雨漏りなどの原因につながります。屋根の塗り替えを検討するのが良いでしょう。
普段の生活では、屋根の状態を見る機会はなかなかありません。また、見る機会があっても、つい放置してしまうという方が少なくありません。雨漏りするようになって初めて屋根の不具合に気付いたというケースも多くあります。しかし、屋根の腐食やサビは、壁や柱、梁といった建物の構造を支える部分にも影響を与えることがあります。住宅そのものの寿命を長くするためにも、塗装によって屋根の定期的なメンテナンスを行いましょう。
屋根材にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴や維持管理の方法が違います。お住まいの家の屋根材を確認した上で、適切な方法でメンテナンスしましょう。
●日本瓦
かつての住宅の屋根材といえば日本瓦が主流でした。日本瓦とは粘土を成形して焼いたもので、素焼きのものと表面に釉薬(ゆうやく=うわぐすりのこと)をかけて焼いたものがあります。日本の気候風土に適していますが、定期的に漆喰(すき間をつなぐ建材)のチェックが必要になります。また「1枚ずつが重い」「地震などで家が崩れたとき、重い日本瓦が落ちてきたら怖い」「価格がやや高い」といった点をデメリットとして指摘する声もあります。
●セメント瓦
同じ瓦でも、セメントと砂を練り合わせて加圧成形したものをセメント瓦と言います。こちらは和風、洋風、北欧風などの種類があり、デザインのバリエーションが豊富です。一方、防水性に劣る面があるため、定期的な防水塗装をすることが必要です。
●化粧スレート
最近の新築住宅で多く使用されているのが化粧スレートです。セメントと人工繊維や天然繊維を混ぜ合わせて薄い板状にし、表面を塗装したものです。カラーを自由に選べるので、いろいろな住宅に合わせやすくなっています。
従来の主流だった瓦屋根に比べて重量が軽く、構造上の負荷が小さいので、地震の揺れに強いという特徴があります。また価格も日本瓦・セメント瓦より安くなっています。ただ、通気性が低いことから下地などに結露が発生しやすく、その点に注意が必要です。
●ガルバリウム鋼板
アルミニウム、亜鉛、シリコンからなるアルミメッキ銅板です。耐久性、耐食性、耐熱性が高く、積雪の多い寒冷地や潮風に吹かれる海岸地帯でも強みを発揮します。フッ素樹脂加工がされていてサビにくいので、長期間メンテナンスがいらないのがメリットです。
●トタン
最近の新築住宅にトタンはあまり使われなくなりましたが、以前はよく使用されていました。つなぎ目が少ないため雨漏りしにくく、価格もリーズナブルですが、サビやすいので、定期的なメンテナンスが必要になります。
次に、屋根の塗り替えに使う塗料について、種類や特徴、メリットをお伝えします。
●アクリル樹脂塗料
アクリル樹脂塗料は、1980年代にモルタルのひび割れをカバーする画期的な塗料として登場しました。発色が良く、独特の光沢があり、価格が安い点がメリットですが、一方で、汚れやすく耐久性が低いので、定期的な塗り替えを必要とします。そのため、現在ではあまり使われていません。
●ウレタン樹脂塗料
塗膜が柔らかくて密着性に優れているため「万能塗料」とも呼ばれています。その性質から細部の塗装に適しています。耐久性と価格面のバランスが良いため、多くの塗装業者が現在も使用しています。
●ラジカル塗料
人気の塗料です。紫外線や雨風などの影響で発生する「ラジカル」を抑える働きがあります。ラジカルは塗料の耐久性を高める樹脂を分解してしまうので、塗膜を劣化させる原因のひとつになっています。そのため、ラジカル塗料を塗装することで、塗り替えのサイクルを長期化し、屋根の耐久性を向上させる効果が期待できます。
●シリコン塗料
ラジカル塗料と並んで人気の塗料です。数百種類のタイプがあり、汚れにくさや耐久性、価格面の安さからコストパフォーマンスに優れた塗料として、よく使われます。
●フッ素樹脂塗料
耐久性や耐候性、汚れにくさなどいろいろなメリットを併せ持った塗料です。高い耐久性と長い耐用年数が求められる高層ビルに使用されています。価格は高めですが、最近では一般住宅でも使用されるようになってきました。
●遮熱塗料
赤外線を反射することで、真夏の日差しから屋根の表面温度の上昇を抑える効果があります。結果として、室内の温度が下がりますので、節電・省エネに役立ちます。
屋根の塗装だけなら15万~50万円未満でできるケースが大半です。ただし、使用する塗料の種類や塗り方、施工面積、塗装の際の足場の組み立て費用など、条件によって価格は変わります。また、塗料の耐久性の高さと価格はある程度正比例します。一般的にはアクリル樹脂塗料が最も安く、ウレタン樹脂塗料、シリコン塗料、ラジカル塗料、フッ素樹脂塗料の順に価格が高くなります。遮熱塗料も価格は高めです。
また、屋根の状態によっては塗り替えだけで済まない場合もあります。屋根の下地が傷んでいたり、雨漏りをしているケースでは、屋根材ごと取り換える「葺き替え」工事が必要になります。屋根のリフォームの中心価格帯は50万~100万円ですが、葺き替えをする場合は、工事の内容によって数百万円かかることがあります。しかし、その分、耐久性が高まり、家自体の耐久性を上げることにつながるので、長期的に考えれば経済的と言えます。
最後は、塗装業者の選び方をお伝えします。大事な自分の家ですから、複数の見積もりを取った上で、しっかりした業者を選びましょう。ポイントは主に4つです。
●価格の安すぎる業者に注意
塗装業者の中には価格競争に勝つため、塗料の予算や人件費、工事日数を短縮して、低価格の見積もりを出してくるところがあります。いずれも手抜き作業の原因になりますが、素人には手抜きされたかどうか見極めにくいものです。他社と比較して価格が安すぎる業者には注意しましょう。
●塗装技能士がいるかどうか
国家資格の「塗装技能士」を持った社員がいるかどうかを確認してください。できればその会社の社長や現場の責任者が資格を取得していると安心です。塗装自体は、仕事を始めるのに特別な資格は必要ないため、未経験の人でも仕事を受けることができます。それだけに、塗装技能士の資格は、レベルの高い塗装ができる証明になります。
●塗装組合に加入しているかどうか
地元の塗装組合に加入している塗装業者は、仲間内で実績が認められている証明でもあり、一定の信頼感があります。万一問題が発生した場合も、組合側から指導や警告をしてもらうことが可能です。
●アフターサービスがしっかりしているか
屋根の塗装に限らず、リフォームでは工事後、短期間のうちに不具合が生じることがあります。そのため、塗装業者のアフターサービス体制を確認することも重要です。保証制度でどこまでフォローしてくれるか、契約前に業者に聞いてみましょう。
屋根材には寿命がありますので、不具合が生じる前にメンテナンスをする必要があります。手軽にできる屋根のメンテナンス方法は、塗装です。塗装といっても、ただ屋根のカラーを整えるだけでなく、防錆性や耐久性、遮熱性を高め、快適な生活の手助けをする役割を担っています。
四季があり、天候の変化の激しい日本では、家のメンテナンスを定期的に行うことが大切です。屋根の塗装を行うことで、マイホーム自体の寿命を長くすることもできるでしょう。
屋根の塗装をお考えの方は、ぜひホームプロをご利用ください。ホームプロなら、厳しい審査基準に合格した加盟会社の中から、お客様が希望する条件に合う業者を紹介できます。
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