リフォーム会社紹介
(匿名で申込む)
マイページにログイン
(会員・商談ページへ)
会員ページでは、お申込みいただいた内容に対応できるリフォーム会社を紹介しています。各社の会社情報、評価・クチコミの閲覧や、メッセージのやりとり(商談)ができます。
目次
昭和30~50年頃を中心に、経済成長に伴う住宅不足解消を目的に多く建設された団地。昭和の代表的な集合住宅ということもあり、なんとなく時代遅れなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、実は団地は魅力の宝庫!まずは団地に済むことで考えられるメリットをお伝えします。
団地というと賃貸住宅のイメージが強いかもしれません。確かに、都道府県・市区町村が管理する団地が売りに出されることはほとんどありませんが、それ以外であれば購入も可能です。
売り出される団地の多くは、築年数がある程度経った物件です。そのため、敷地が広く設備などもきちんと整っていながら、価格は比較的リーズナブルということが多くなっています。
リノベーションをする前提であれば、ある程度の築古物件でも問題ありません。リノベーションだけなら、新築の建売住宅を一から設計してもらって購入するより、費用はぐっと抑えられます。その分、リノベーション内容やインテリアにさらにこだわるといったことも可能になるのです。
団地の構造体は、鉄筋の周りをコンクリートで覆った鉄筋コンクリートです。物件案内では、「RC造」などと書かれています。鉄筋とコンクリートがお互いの短所を補い合っている鉄筋コンクリート構造は、大変頑丈です。
鉄筋コンクリート造にもラーメン構造・壁式構造という2種類の構造があります。2つの違いは以下の通りです。
ラーメン構造は、梁や柱などの出っ張りがなくなる分見た目がすっきりし、間取り変更の自由度も高いといえます。一方、強度においては壁式構造のほうが頑丈です。
いくら鉄筋もコンクリートも頑丈であるといっても、年数が建てば老朽化するため、メンテナンスが必要となります。大規模な修繕になりますが、適切なメンテナンスが行われていれば、耐震性や耐久性においても安心できるでしょう。
団地は、戦後「近代的・健康的な住まいを一般に広める」という使命を持って建てられました。
住宅不足を目的として建てられた面もあるのですが、マンションのように密に建て込むことはせず、建物と建物の間には十分な距離が設けられています。
そのため、採光はきちんと確保され、風通しもいいといった魅力を持ち合わせています。実際に団地リノベーションをして暮らしているご家庭の中には、夏は冷房いらずというお家もあるようです。これなら電気代の節約にもつながりますね。
団地の近くに広場や公園、商店街、病院、学校などの教育施設が整備されていることが多くなっています。普段の生活であれば、周辺施設のみで用が済むようになっており、利便性が高いのが団地の特長です。
団地内であれば人の目が届きやすいので、子どもを遊ばせるにも安心。また、さまざまな年齢層の人が暮らしているため、近年希薄になりつつあるご近所付き合いや世代を超えた交流も生まれやすくなります。「子どもにはいろいろな人とふれ合って育ってほしい」と考えるご家族にはぴったりだといえるでしょう。
団地に住むメリットが見えてきたところで、団地ではどういったリノベーションがおすすめなのかを見てみましょう。リノベーションにはさまざまな事例がありますが、まずおすすめなのがフルリノベーションです。
フルリノベーションとは、もとの部屋の構造体以外を解体し、そこにまったく新しい部屋を作っていくことを指します。部屋の骨格(スケルトン)だけにするということから、「スケルトンリノベーション」と呼ばれることも。
戸建住宅であれば、自分の好きなように内装から外装まで変えることができます。しかしマンション形態であることが多い団地は、フルリノベーションをする場合でも、壊せない・変更できない部分がどうしても出てきてしまいます。そうした制限の中で、素晴らしいアイディアが生まれることもあります。
昭和30~50年を中心に建てられた団地は、その頃の間取りが残っています。今人気の間取りと比較すると、どうしても古臭さが感じられることも。
フルリノベーションで間取りも一新すれば、現在主流の間取りに変えられるだけでなく、自分や家族の希望に合わせた間取りに変えることが可能になります。既存の戸建住宅やマンションの間取りでは満足できなかった方も、これならきっと満足いく部屋づくりができるはずです。
親世代が住んでいた団地に子世代が住むことになる、ということもあるでしょう。すると、やや古い団地では、キッチンや水回りなど、デザインや設備などが子世代の望むものでないこともあるはず。
構造体以外を一から作り直せば、自分が思い描く理想の部屋を作ることができます。特に水回りの設備は近年大きく改良されていますから、それを変えるだけでもぐっと近代的になるはず。外観部分までは変えられないにしても、部屋の中は団地とは思えないおしゃれなデザインにすることも可能なのです。
次に、フルリノベーション以外でどういったリノベーションの事例があるのかを見てみましょう。
団地に多いあまり広くないキッチンは、特に料理好きの方にとっては不満材料になることも多いはずです。これまで行われてきたリノベーションでは、集合住宅に多い3DKを1LDKに変更し、キッチンを広々二列型のカウンターキッチンに変更するという事例も。
広々キッチンで、家族みんなでワイワイ料理という希望がある方は、キッチン周りを大きく変えるのもいい方法です。
先ほど親世代から子世代に住み替えるというお話をしましたが、逆に子どもがいる子世代一家から、親世代の夫婦への住み替えというパターンもあるようです。
その際に、部屋数の調節、採光や風通しをさらによくするためにリノベーションを実行。間仕切りと天井を取り払い、3LDKから広々ワンルームにするという事例がありました。
マンションタイプの団地だと天井にまで手を加えるのは難しくなるかもしれませんが、テラスハウスのこちらの家では、このようなリノベーションで広々空間が実現しました。
最近は、古民家を利用したカフェなども増えてきていますよね。「こんな雰囲気の家に住みたいな」というスタイルも、リノベーションなら叶えることができます。
壁やインテリアにこだわってカフェ風に仕上げたり、団地であれば昔ながらの空間を少し残して和テイストに仕上げたりするのもいいでしょう。「こういう雰囲気にしたい」という希望を集めておいて、建築士に相談してみましょう。
一見同じように見える団地も、細かく見てみると異なる部分もたくさんあります。どの団地でも自分の希望とするリノベーションができるかといえば、そうとも限りません。リノベーションを前提として団地を選ぶ際に注意すべきポイントを3つお伝えします。
団地の魅力でもお伝えしたように、構造によっては間取り変更に制限が出る可能性があります。そこまで大幅に間取りを変更するつもりがなければ特に問題ないでしょう。しかし、具体的な間取りの要望がある場合、自分の思うように変更できないかもしれません。
「自分たちの思うような間取りにしたくてリノベーションを選んだのに……」など、後悔することにならないよう、間取り変更が可能かどうかは事前に確認しておきましょう。
中古物件の購入を検討している方なら、新耐震基準・旧耐震基準という言葉を耳にしたことがあると思います。1981年の新耐震基準制定後に建てられた建物が「新耐震基準」のもの、それ以前に建てられた建物が「旧耐震基準」のものに分類されます。旧耐震基準の建物はすべて危険かというと、意外と昔の建物のほうが頑丈である場合もあり、一概には言えません。
しかし築年数が経っていれば、それだけ建物は老朽化していることになります。定期的にメンテナンスが行われていたのかどうかなど、確認しておくことをおすすめします。
働いている方であれば、駅までの所要時間や通勤時間など気になることと思います。もちろんそれも大事ですが、それ以外に、団地のある場所があなたのライフスタイルや住んでみたい場所の希望に合っているかどうかというのも大事です。
リノベーションして住むとなれば、ある程度の時間を過ごすことになる場所です。できれば自分で・家族みんなで足を運んで、実際の雰囲気を感じてみるといいでしょう。
濃密なご近所付き合いやエレベーターがないなどが苦痛にならないのなら、採光・通風に優れ周辺の環境も整っている団地は最適の住宅だといえます。リノベーションで一新すれば、古臭い雰囲気も一気に変わります。できるだけ低予算で自分の理想とする家を持ちたいと考えているなら、ぜひ団地リノベーションを前向きに考えてみてください。
信頼できて予算に合って評判がいい…、そんなリフォーム会社を自分で探すのは大変です。
ホームプロでは加盟会社を中立の立場でご紹介しています。
2001年のサービス開始以来、多くのお客さまにご利用いただいています。
利用者数
※2023年4月~2024年3月
昨年度のご成約
ホームプロでは、これからリフォームされる方に“失敗しないリフォーム会社選び”をしていただけるように、「成功リフォーム 7つの法則」をまとめました。ホームプロ独自のノウハウ集として、多くの会員の皆さまにご活用いただいております。
ライフスタイル別のリフォーム
こだわりのリフォーム
ご予算にあわせたリフォーム
リフォームの知恵
住まいの機能・性能向上
リフォームなんでも事典
リフォームには定価がありません。適正価格を知るには複数社の見積もりを比べるのがポイント。
予算や条件にぴったりの会社をご紹介します。