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庭をコンクリートにする費用やメリット・デメリット!よくある後悔も解説

  • 最終更新日:2024-05-30

庭をコンクリートにする費用やメリット・デメリット!よくある後悔も解説

イラスト(杉崎アチャ)

庭をコンクリートにすると、草むしりなどの手入れが不要になるといったメリットがあります。
一方で、「コンクリート敷きにしたいけれど、どれくらい費用がかかるのか分からない」「舗装をしてから後悔しないかどうか心配だ」など、コンクリートに関する疑問を抱えていませんか。

この記事では、コンクリート舗装を検討している場合に知っておきたい、工事費用やコストを抑えるためのポイント、舗装後のメリット・デメリットなどを詳しく解説します。

庭をコンクリートにする費用・価格相場

乗用車1台分の広さ(約15平方メートル)の駐車場を舗装する場合、かかる費用は15万円前後が目安になります。
コンクリート舗装の費用は、1平方メートルあたり1万円前後が相場です。工程ごとの詳細を見てみると、メインであるコンクリートの流し込みの作業が8000円前後、そのほかの作業が2000〜3000円ほどです。

ただし、舗装する面積が狭い場合には、目安金額よりも単価が高くなる場合があり、広い場合には1㎡あたり1万円以下になります。

ほかにも、大型の車を駐車する場合、舗装の一部にレンガなどの装飾を施したい場合、重機が入れない場所の場合など、人件費や手間・材料代が追加されるケースでは費用が高くなるため、注意が必要です。

一方、コンクリートに車を乗り入れない場合は鉄筋やワイヤーメッシュなどが不要になり、コンクリートの厚みも薄くすることができるので、単価が低くなります。1㎡あたり1万円前後という価格は、あくまで相場の目安です。

地域や業者、施工の要望などによっても単価が上下するため、1万5000円/㎡を目安に、余裕をもって予算を組んでおくと安心です。

庭をコンクリートにするメリット

メリットのイメージ

イラスト(杉崎アチャ)

普段街を歩いていても、庭をコンクリートで舗装している家をよく見かけます。土間コンクリートのメリットを確認しましょう。

駐車場として使える

車は、かなり重量があります。小さめの軽自動車でも700キロ前後、大きい車であれば1トンを軽く超えるほどの重さです。よって、駐車場の地面には、それなりの強度が必要です。

コンクリートであれば、かなり頑丈なので、重い車を停めていても安心できます。土埃や、雨が降った後のぬかるみが車体につくこともないので、車を綺麗な状態に保つことができます。

見た目がスタイリッシュになる

一面コンクリートで舗装することで、家のエクステリアを白やグレーで統一してスタイリッシュに見せることができます。また、レンガやタイルを埋め込むことでワンアクセント追加することもできるので、デザインの自由度も高めです。

庭の見た目をスタイリッシュにしたければ、コンクリートがオススメです。

手入れが楽になる

コンクリートで舗装してしまえば、雑草が生えてこなくなり、庭の大きな悩みから解放されることができます。土や泥などで汚れても水で流したり、ブラシでこすったりすれば良いだけなので、庭の手入れがかなり楽になります。

庭をコンクリートにした場合のデメリットは撤去費用

庭をコンクリートにした場合、メリットだけでなくデメリットもあります。
一度コンクリートで舗装した箇所は、後からリフォームをやり直したいと思っても簡単にはできません。コンクリートをはがすには再び業者に依頼する必要があります。撤去には舗装する際と同額かそれ以上の費用がかかります。再び庭の雰囲気を変えたいと思っても、簡単にはできなくなってしまう点は注意しなくてはいけません。

関連記事:レンガを敷いてお庭をおしゃれに!リフォーム事例や施工費用をチェック

庭をコンクリートにした時のよくある後悔

庭をコンクリート舗装にすることで、後悔してしまうケースもあります。
実際によくある後悔を確認して、失敗しない庭づくりの参考にしてください。

夏の照り返しがきつい

コンクリートにした場合の注意点は、土や芝生と比べて、日差しの照り返しがきつくなる点です。日差しが強くなる夏には、コンクリートの表面で日光が反射するため、照り返しがかなりまぶしくなります。また、熱を吸収するため、表面が熱くなります。

裸足で歩くとやけどしてしまいかねないほど高温になるので、小さなお子さんやペットがいる場合は特に注意しなければなりません。夏の照り返しがきつい場合には、打ち水をすると気化熱の効果で熱さが和らぎます。

照り返しを防ぐために木を植えて日影をつくるなどの方法もあります。木を植える場合は、業者に相談して土の部分を残して舗装箇所を決めると安心です。

施工費用が高い

コンクリートの施工は、専門業者に工事を依頼して行う必要があるため、費用が高額になる傾向にあります。舗装する面積が広いほど多くの材料を用いるため費用が高くなる点には注意が必要です。実際に舗装した後になって想像していたよりも工事費用が高くついたと後悔するケースがあるため、事前に舗装箇所の面積を測って費用目安を確認しておくと安心です。

コンクリート舗装の施工費用が高くなるのには、職人不足や資材の高騰といった社会的動向も影響しています。為替変動や世界情勢などによって原材料の価格や輸送コストが上昇しており、コンクリート舗装の費用にも影響が出ています。現在の生コン価格は契約済みの工事の価格が反映されており、今後さらに上昇するかもしれません。

そのため、新たに工事を依頼する際には施工価格がさらに上がることを考慮に入れる必要があります。

見た目が殺風景になる

庭一面にコンクリート舗装した場合、灰色一色の殺風景な庭になってしまう恐れがあります。

コンクリートでの舗装は雑草対策などのメリットがある一方で、地表に緑や花が生えてこなくなるため、季節感がなく温かみのない地味な庭になりやすい傾向があります。舗装後には、一度施工したコンクリートを撤去して緑の多い庭に変えることが難しくなるため、灰色の色が広がる雰囲気に不安がある場合には注意が必要です。

できるだけ温かみのある庭をつくりたいと思っている場合には、あらかじめ庭に木や花を植えるスペースを決めて、そのまま残しておく方法もあります。庭を舗装した後に、花を植えた鉢植えを配置するなどの工夫をすることでも庭の印象を変えられます。

また、舗装の際にレンガや石などを配置する方法を取り入れると、おしゃれでデザイン性の高い庭づくりが可能です。

色ムラが気になる

土間コンクリートの完成後に色ムラが生じてしまうなど、クオリティーが低くなるケースも、実際に舗装にしてから後悔するポイントのひとつです。コンクリートの一部分だけ濃い灰色が目立っているなど、クオリティーの低い仕上がりで庭の美観が損なわれてしまうと、せっかく舗装したとしても後悔につながります。

コンクリートを敷いた際に生じる色ムラや小さなひび割れの主な原因は、舗装を行う技術や素材などの質の低さです。コンクリートの材料や配合、コテ作業の質、施工時の気温や天候など、さまざまな要因から実際の仕上がりに差が出ることで、色ムラなどが生じるとされています。そのような事態を防ぐには、舗装を依頼する業者選びが重要です。

コンクリート舗装の知識と技術がある業者に依頼すると、質の良い舗装工事をしてもらえるため、完成時の色ムラやひび割れといった気になる見た目の問題が軽減されます。

また土間コンクリートは特に施工上の問題がなかったとしても、乾燥収縮のためひび割れが発生することがあります。多少のひび割れが生じても強度や耐久性にはそれほど問題はありませんが美観を損ねることになるので、広い面積を土間コンクリートにする場合には、ひび割れ防止のために一定の範囲ごとに伸縮目地を入れておくと安心です。

コンクリート以外の方法との比較

庭を駐車場にする目的で舗装を検討している場合、コンクリート以外にもさまざまな方法で舗装する方法があります。コンクリート以外の方法や、それぞれのメリット・デメリットを確認しましょう。

アスファルト

アスファルトはコンクリートよりも材料費が安いため、広い面積を舗装する場合に適しています。乾燥時間が短いため、施工した日から駐車場として利用できるメリットがあります。表面の凹凸が多少ありますが、コンクリートに近いレベルできれいに施工を行うことも可能です

またアスファルト舗装の中でも透水性アスファルト舗装は、コンクリート舗装よりも滑りにくくて透水性に優れているため、水はけが良いことが大きなメリットになります。ただし、デザインの自由度ではコンクリートに劣ります。色が黒っぽいため、夏場に表面温度が高くなりやすくなります。

一方、費用は通常のアスファルトよりも高額になるものの、顔料や着色剤を添加することで色を付けたカラーアスファルトを使用すれば、舗装面に美しい色彩を与えることも可能です。コンクリートほど強度が高くないため、ひび割れやくぼみなどの経年劣化が顕著に現れやすいデメリットもあります。

コンクリートの耐久性が30〜40年程であるのに対して、アスファルトの耐久性は10年程度といわれているので、採用する際には注意が必要です。費用面でも、施工面積が広くなるほど割安になる傾向があるため、車1台分ほどの広さだと場合によってはコンクリートと比べて大幅には安くなりません。

インターロッキングブロック

インターロッキングブロックのイラスト

イラスト(杉崎アチャ)

インターロッキングブロックは、公園などでよく用いられる、複数のブロックを組みあわせて並べる舗装方法です。色や形のバリエーションが豊富なため、ほかの方法よりもデザイン性が高いほか、ブロックに透水性があるので水はけが良いというメリットがあります。

またインターロッキングブロックには赤外線を反射して熱を抑える効果があるものもあるので、このようなものを使用すれば土間コンクリートで問題になる夏の照り返しを防ぐことができます。

補修が必要になった時でも補修したい部分のブロックだけを敷き替えることができるので、補修費用が安いのが特徴です。一方で、ブロックをひとつずつ手作業で並べていく施工方法のため、手間がかかる点がデメリットです。コンクリートと比べて施工期間が長くなりやすく、費用も高くなる傾向にあります。

また、インターロッキングブロックは施工部分全面を覆う工法ではないため、配置されているブロックの隙間から雑草が生えてきて手入れをしなければならない点にも注意が必要です。

砂利

庭を砂利で舗装する最大のメリットは、費用が安く抑えられる点です。専門業者に頼んだとしても、1㎡当たり2000円前後で施工できる場合があります。

ただし砂利を敷く厚みによって費用が変わるので、人が通るだけの部分と駐車場とでは費用が大きく異なります。他に砂利敷きのメリットは、雨水が砂利を通り抜けて落ちていくので、水はけが良く泥はねも防げます。また、砂利の上を歩くと音が鳴るため、防犯対策にもなる施工方法です。

一方で、砂利の間に隙間ができるため、ブロックよりも雑草が生えてきやすいというデメリットがあります。雑草対策としては、土の上に防草シートを敷く方法があります。

また時間の経過とともに砂利が減ってしまうことから、定期的なメンテナンスも必要です。駐車場として利用する場合には、砂利がはねて車体にぶつかり車を傷付けてしまうケースもあります。

関連記事:敷石でお庭をおしゃれにリフォーム!簡単DIY方法やリフォーム事例を解説します

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庭をコンクリート舗装する際にリフォーム費用を抑える方法

機能性を考慮した場合、庭の舗装に向いているのはコンクリートといえます。しかし、車1台分の面積を舗装するのに工事費が15万円ほどかかるため、決して安いとはいえません。

また、リフォームの節約といえばDIYを考えるケースが多いですが、コンクリート舗装には工事の手間や時間だけでなく専門的な技術や労働力が必要になるため、未経験者が挑戦するのはおすすめできません。そこで、業者に頼んで駐車場の舗装をリフォームする際に役立つ、費用を抑える方法を紹介します。

複数の業者で相見積もりをとる

リフォーム費用を抑えるには、まず複数の業者から見積もりを取り、比較することから始めましょう。1社からしか見積もりを取らなかった場合、提示された金額が適正かどうかが分かりません。地域や業者によって相場が異なるため、複数業者から見積もりを受け取り、プランなども比較しながら自身の希望に合うものを選ぶようにしましょう。

閑散期である夏に依頼する

夏は駐車場のコンクリートリフォームの閑散期です。仕事の少ない時期に依頼すると、元々の提示価格が低くなったり、価格の値下げ交渉に応じてくれたりする可能性が上がります。逆に、春は依頼が増えて料金も上がりやすい時期のため、注意が必要です。

全てコンクリートにせず、他の舗装方法と併用する

コンクリートは、強度やメンテナンスに優れていますが、費用がかさみます。砂利は、安く抑えられますが、駐車場としての性能はコンクリートに劣ります。これらの特性を組みあわせた、「車のタイヤが乗る部分はコンクリートを使用し、ほかの部分は砂利で舗装する」というやり方があります。

全面をコンクリート敷きにするよりも費用を抑えられ、タイヤが乗る部分にはコンクリートが使用されるので、強度などの心配もありません。このように、コンクリートとほかの舗装方法を併用すると、上手に費用を抑えられます。

関連記事:タイルを置くだけでおしゃれな庭に!おすすめDIYアイデアをチェック

まとめ

ここまで、庭をコンクリートで舗装する際の費用や、コストを抑える方法を紹介しました。

庭をコンクリートで舗装することで、「手入れが楽になる」「水はけが良くなる」「駐車場として利用できる」など、さまざまなメリットがあります。一方で照り返しがきつくなるなどのデメリットもあるため、事前にデメリットについても確認しておくことが大切です。

メリットとデメリットに注意しながら施工方法を検討すると、希望に合った庭づくりが可能です。費用を抑えながら、満足度の高い舗装をしてもらうためにも、施工は信頼できる業者に頼むようにしましょう。

ホームプロなら、地域に根付いた多くのリフォーム業者の中から、最初は匿名で料金や施工事例を比較し選ぶことができます。ぜひ、信頼できるリフォーム業者に依頼して、理想のマイホームを手に入れてください!

このページのポイント

庭をコンクリートで舗装する際の費用・価格の相場はどのくらい?
1㎡あたり1万円前後が目安です。車1台分の広さの駐車場(約15㎡)を舗装する費用は単純計算で15万円前後ですが、地域、業者や希望する内容によっても上下します。
(詳しくは こちら
庭をコンクリートにするメリットにはどんなものがある?
コンクリート舗装にすることで、地面に強度が出るため駐車場として利用しやすくなります。舗装した場所には雑草が生えなくなり、草取りなどのお手入れが発生しません。ほかにも、排水に考慮した舗装を行うことで地面に水たまりやぬかるみができなくなり、足元や建物の土台などに汚れがつきにくくなるなど、さまざまなメリットがあります。
(詳しくは こちら
コンクリートによる外構工事リフォームで費用を抑える方法はあるの?
「複数社に相見積もりする」「閑散期(夏)に依頼する」「全てコンクリート敷きにせず、ほかの舗装方法と併用する」などが挙げられます。コンクリートの舗装工事には専門的な技術が必要です。仕上がりや耐久性などに影響が出るため、節約を目的としたDIYはおすすめできません。
(詳しくは こちら

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