●ホームパーティ好きのご家庭にはアイランド型がおすすめ
家でちょっとしたホームパーティーを開いたり、ご近所の人とダイニングでお茶を飲みながらオシャベリを楽しむ方も多いのではないでしょうか。そんなご家庭に適したキッチンのスタイルがあります。
ホームパーティーを開かれるなど、大勢のお客様を呼ばれるなら、キッチンはダイニングとつながったオープンなスタイルで、中央にカウンターを置くアイランド型がおすすめです。ゲストもお料理や配膳を手伝いやすく、一緒になって楽しいひとときを満喫できます。
また、来客が多いご家庭では、システムキッチンのデザインにもこだわりたいものです。たとえばカウンタートップは、高級感のある人造大理石に。キャビネットの扉は、思い切って鮮やかな派手な色を選んで、光沢のある鏡面仕上げにすると、華やかな印象になります。システムキッチンのキャビネットの色とリビング・ダイニングの収納の色をコーディネイトしておくと統一感がでるでしょう。
●ちょっとした来客が多いご家庭はセミオープンのII型に
オープンキッチンでは、こまめな整理整頓が必要。急な来客の場合収納する時間がない…という方は、目隠しできる一工夫を。
ホームパーティーとまではいかなくても、ちょっとした来客が多いご家庭では気軽にコミュニケーションがとれるスタイルにしておきましょう。
オープンキッチンの場合は、コミュニケーションはとりやすいですが、食器や調理道具を出しっぱなしにしておくと見栄えがよくありません。こまめに整理整頓できるかをよく考えて選びましょう。
セミオープンスタイルでII型配列の対面式やぺニンシュラ型のシステムキッチンは、リビング・ダイニング側からシンクの中が見えないので、少しぐらい散らかっていても大丈夫です。できれば、すぐに片付けられるようにフロアキャビネットなどを充実しておきましょう。急な来客の場合は収納する時間がない…と心配な方は、ダイニング側に造作壁を付けたり、天井からロールスクリーンを吊り下げておくと、目隠ししておけます。
●対面式で家族とコミュニケーション
調理中に孤独感を味わくないという奥様や、家族とのコミュニケーションを大切にしたい方、小さいお子さんの様子を見守りたいと思われている方には対面式がおすすめです。対面式キッチンは、コンパクトなI型の場合でもダイニングと合わせて10畳くらいのスペースが必要です。L型では12畳、U字型で14畳以上は確保しておきたいところです。
対面式なら、システムキッチンのダイニング側にカウンターを付けておくと便利です。朝食やお茶などは、おしゃべりをしながら、カウンターで簡単にすませられます。
対面式はII型が主流ですが、キッチンに立つ人とリビング・ダイニングにいる人とがコミュケーションできる「ペニンシュラ型」にする選択もあります。ぺニンシュラ型にはI型の端を壁に付け、もう一方を半島として突き出すスタイルや、L字型の一方を壁付けに、もう一方をペニンシュラにする方法もあります。U字型では、Uの一方だけをペニンシュラにする方法もあります。
リフォームするときは、ライフスタイルやご希望をよく聴いてくれて、親身になって相談にのってくれるリフォーム会社を選ぶようにしましょう。