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目次
「そもそもシンク(流し台)だけを交換することはできるの?」と思っている人もいるかもしれません。シンクと天板がパーツに分かれているものならば、キッチン全体を交換しなくても、シンクのみを交換することは可能です。ただし、キッチンがシステムキッチンか、セクショナルキッチンかによって、交換する範囲が異なります。ご自宅のキッチンがどちらにあたるのか、見分けるポイントは次のとおりです。
システムキッチン…シンク・調理台・ガス(IH)コンロが天板で一続きになっているキッチン
セクショナルキッチン…シンク・調理台・コンロ台など独立したものが並べて配置されているキッチン
それぞれのシンク交換について見ていきましょう。
システムキッチンの中でも、シンクと天板が分かれているキッチンならば、シンクのみの交換が可能です。また、以下の条件を満たすものであれば天板と一緒にシンクを交換することも可能です。
シンクに傷や汚れが目立つということは、天板も同じくらい年季が入っているということだと思います。シンクと天板の両方を新しくすることで、天板の細かな傷もなくなり、キッチンの見た目のきれいさはもちろん、衛生面なども保つことができるでしょう。
セクショナルキッチンの場合は、シンクとその下にある台(収納部分)が一つになっています。そのため、シンク交換の際は、下の台ごと交換する必要があります。システムキッチンのシンク交換に比べてセクショナルキッチンのシンク交換のほうが費用は高くなりますが、キッチン全体交換よりは費用をかなり安く抑えることが可能です。
吊戸棚や換気扇、コンロ台などは現状のものを使用します。「同じ型番のものが廃盤になっていて見つからない」「新しくした部分だけがきれいで周りの汚れが余計目立って気になってしまう」という可能性もあります。
その場合は、シンク交換にあわせてキッチン扉の交換をすれば、統一感を持たせることが可能です。
一口にシンクといっても、その素材はさまざまです。素材によって耐久性や耐熱性、デザイン性など特徴が異なるため、シンク交換を考える際は、どの素材のシンクを選ぶかも大切なポイントになります。
ここでは、自宅のシンクを選ぶ際の参考になるよう、「ステンレス」「人工大理石」「カラーステンレス」「ホーロー」の4つの素材に着目し、それぞれの素材の特徴を解説していきます。
耐久性や耐熱性、耐水性に優れているステンレスは、水回りに使用しても錆びにくくメンテナンスしやすいためキッチンのシンクの素材として最も多く使用されています。価格はリーズナブルで、さまざまなキッチンにあわせてサイズや形などの種類も豊富で選びやすく、納期が早いという点もステンレスシンクの特徴でしょう。
メリットの多いステンレスシンクですが、長年の使用によって表面の光沢が失われてしまうなどのデメリットもありますので注意しましょう。また、中には「ステンレスの無機質さが好みではない」という人もいます。そう言う人は、ショールームなどで実物に触れてみることをおすすめします。
人工大理石は、大理石の代用品としてつくられた人口素材です。アクリル樹脂を主成分とし耐衝撃性に優れている「アクリル系」と、ポリエステル樹脂を主成分としリーズナブルに入手できる「ポリエステル系」、天然大理石を砕いて固めなおした「人造大理石」などがあります。
耐久性があって質感がよく、色やデザインが豊富、汚れがつきにくく落ちやすい、少しくらいの傷なら研磨で元に戻せるなどのメリットがある人工大理石のシンクは、日本のキッチンで主流になりつつあります。その一方で、熱や液体などでシミがついたり、変色したりする、強い衝撃でひび割れしやすい、扱う会社が少なく納期が長いなどのデメリットもあります。
ステンレスにセラミックコーティングをして着色した素材であるカラーステンレス。ホワイトやイエロー、ベージュなど複数の色の中から好みのものを選ぶことができ、ステンレスの特徴はありながらも無機質さを軽減できるというメリットがあります。
また、ステンレスよりも硬く、曇ったり黒ずんだりすることもありません。大理石のキッチンカウンターにステンレスを入れると全体のデザインが合わないこともありますが、カラーステンレスならばその心配もありません。
しかし、長年の使用によって、表面のコーティングがはがれてしまう、ステンレスより価格が高いというデメリットもあります。
海外のキッチンで使用されることの多いホーローのシンクは、色合いや質感が美しく、重厚感があって愛好家が多いなどの特徴があります。しかし、ホーロー自体が重い、重いものを落とすと衝撃で割れてしまう、傷つきやすい、表面の傷やひび割れから金属に水が入り錆びを生じるなどのデメリットもあり、扱いが難しいため日本ではシンク素材として用いられることは非常に少なくなっています。
数は少ないながらもホーローシンクを入手し交換することはできますが、使用中のキッチンに使用できるかどうか確認が必要です。また、ホーローを選択する人はデザイン重視の場合が多いため、シンクのみではなくキッチン全体交換を検討おすすめです。
4つの素材の特徴を解説しましたが、シンクを選ぶ際は次の点もポイントにするとよいでしょう。
より詳しく解説していきましょう。
最も安く手に入れることができるのはステンレスタイプのシンクです。カラーステンレスや人工大理石のシンクはステンレスの2倍になります。
また、後ほど詳しく解説しますが、シンクの交換には工事費用もかかります。トータルでどれくらいの費用になるのかも考慮しつつシンクを選んでください。
キッチンでは、水はもちろんお湯や油、洗剤などを使用します。そのため、シンクは耐久性の高いものを選びましょう。
通常使用であればどの素材も耐久性に優れているといえますが、中でもおすすめなのはスンレスや人工大理石です。
汚れにくいシンクは長くきれいな状態を保てるというだけでなく、毎日の掃除やお手入れも楽ということです。
価格面で見ると、リーズナブルさではステンレスに劣りますが、人工大理石は汚れが目立ちにくく油汚れや水垢がつきにくいため防汚性という点ではおすすめです。
新しいシンクに変えたら、できるだけきれいに保ちたいと考える人は多いでしょう。その場合、汚さないことを考えるよりも汚れが落ちやすいかどうかをポイントにする方が現実的かもしれません。
どのメーカーのシンクも基本的にはお手入れしやすいようになっていますが、気になるものは、できれば実際に目で見て、清掃性を体験してみるとよいでしょう。
見た目のデザインはもちろんですが、形状的な部分も考慮するのがポイントです。「デザインは気にいっているが飾り部分が邪魔になって操作性が悪くなってしまった」「作業スペース確保のためにワークプレートを設置したものの見た目がイメージと変わってしまった」ということにならないよう、しっかりチェックしましょう。
シンクを選ぶ際は、シンクのみを見るのではなくキッチンカウンターとの相性も考慮するのがポイントです。気に入ったシンクを選んだはずなのに、取り付けてみたらカウンターと相性が合わない、ちぐはぐな印象になってしまったということもあります。
カウンターがステンレス製ならシンクもステンレスにする、人工大理石のカウンターにアクセントでカラーステンレスを入れる、もしくはアクセントにカラーステンレスを入れるなど、バランスを考慮しましょう。
キッチンのシンクを交換する際に注意すべき点を知っておくことで、交換リフォームをスムーズに進めることができます。ここでは、キッチンのシンク交換の注意点を解説していきます。
シンクの形には四角型とかまぼこ型があります。それぞれの特徴は次のとおりです。
三角コーナーを使用したい人は四角型のほうが便利でしょうが、排水溝の水きりで代用することも可能です。好みや利便性を考慮して選んでください。
シンクは、すべて同じ深さというわけではありません。浅いものであれば、中に入れたものを取り出しやすいというメリットはありますが、水はねがひどい、汚れが飛び散る、鍋に深さがあると蛇口に引っかかるなどのデメリットもあります。深すぎるシンクの場合は、洗い物の再前かがみになって腰に余計な負担がかかることも。
シンクの深さは20~25cmを目安に、ショールームなどで実際に確かめて自分にあったものを選びましょう。
シンクは、調理スペースを十分確保できるかどうかも確認して選ぶようにしましょう。形やデザインなどにこだわった結果、調理スペースが狭くなった、まな板を置くとぐらぐらして使いにくいということも考えられます。
今あるキッチンの形やシンクの場所、大きさなどに配慮して新しいシンクを選んでください。
「シンクの交換なのでシンクの中だけをきれいにすればよい」と思っていませんか。シンクのみの交換であっても、リフォームの際はキッチン全体を片付けるようにしてください。作業スペースを広く確保できれば施工がスムーズになりますし、過って食器などを割ってしまったということもなくなります。
シンクの交換リフォームをスムーズに進められるよう配慮しましょう。
キッチンシンクの本体価格は、大きさによって変わりますが、以下の金額を目安にしてください。
同じステンレスでも、カラーステンレスの場合、本体価格は2倍になりますし、人工大理石もほかの素材に比べて高額になりがちです。新しいシンクをできるだけ安く手に入れたい場合は、リフォーム会社で一般的に取り扱われているステンレス製の既製品を選ぶとよいでしょう。
シンクのみの交換であれば、取り換え費用はそれほど高額になりません。相場は、シンクの本体費用+施工費約2~3万円といったところでしょうか。
ただし、キッチンのタイプや交換が必要な範囲、施工会社によって取り換え費用は変わります。既存のシンクを廃棄する費用や諸経費などがかかる場合もありますので注意してください。
また、シンクには、オーバーカウンターシンクとアンダーカウンターシンクの2つがあり、これによっても取り換え費用が変わります。キッチンシンク交換前に自宅のキッチンの構造を確認できるよう、それぞれの特徴を解説します。
オーバーカウンターシンクとは、天板の上からかぶせて取り付けるシンクのことです。ステンレスタイプに多く用いられています。工事の手順は次のとおりです。
コーキングは30分から時間ほどで表面が硬化します。比較的短時間で交換工事が完了するため、取り換え費用は安く納められます。
アンダーカウンターシンクは、天板の下から取り付けるシンクです。人工大理石タイプに多く用いられており、工場内で施工したものを現場に持ち込んで取り付けるのが通常です。そのため、すでにキッチンに取り付けられているシンクを交換する場合は取り換え費用が高くなる傾向があります。
場合によっては、シンクのみの取り換え工事ができないこともありますので注意してください。
シンクの交換は自分でしてしまう人もいます。そのため、特殊なケースでなければ、専門業者なら工期1日でキッチンのシンクを交換リフォームすることも可能です。朝食の後すぐに食器を洗ってシンクやキッチンを片付け、シンクの交換リフォームをしてもらって夕食の準備に入ることもできるでしょう。
部分的なリフォームは、工期が短くて済みます。費用もキッチン交換ほどかかりませんので、気軽にシンクの交換を検討してみてください。
賃貸住宅に住んでいて、シンク交換を検討している人もいるでしょう。その際気になるのが、「シンクの交換費用は大家さんに出してもらえるのか?」ということと、「賃貸住宅の入居者がシンクの交換をしても良いのか?」ということではないでしょうか。
結論からいうと、基本的には賃貸住宅でもシンク交換は可能です。ただし、賃貸住宅のシンクの交換費用が大家さん負担か入居者負担かは状況によるので注意してください。
賃貸住宅のシンク交換について詳しく解説しましょう。
まずは、賃貸住宅のシンク交換費用の負担についてです。
一般的な賃貸契約書には、入居者の過失がないにもかかわらず賃貸住宅の設備に不具合が生じた場合は、大家さん負担で設備を修理・交換してもらえると明記されています。そのため、「使用中のシンクが錆びてボロボロになっている」「経年劣化で穴があいたり隙間ができたりして水漏れがする」というような場合のシンク交換費用は、大家さん負担となります。その際は、大家さんもしくは物件を管理している管理会社にシンク交換を相談してみましょう。
「重いものを落として穴をあけてしまった」「問題なく使用できるがキズが気になる」「きれいなものに交換したい」という場合のシンク交換費用は、入居者負担となりますので注意してください。
賃貸住宅でシンク交換をする際の注意点も紹介しておきます。
入居者の過失や使用できるシンクの交換費用は入居者負担とお伝えしましたが、「自分で費用を負担するなら勝手にシンク交換をしてもよい」ということではありません。賃貸住宅でシンク交換をする場合は、必ず事前に大家さんや管理会社に相談してください。
シンク交換なら自分でできると思う人も中にはいるかもしれませんが、水回りのリフォームはDIYではなく専門業者に依頼することをおすすめします。万が一、リフォーム中に水が漏れて「物件を傷めてしまった」「近隣に迷惑をかけてしまった」となれば、大きなトラブルになることも考えられます。シンク交換は、事前に大家さんもしくは管理会社に連絡をし、専門業者に依頼しましょう。
キッチンのシンク(流し台)を選ぶポイント、交換する際の注意点や交換費用などを解説しました。一口にキッチンのシンクといっても、素材や形、取り付け方の種類など、さまざまなものがあります。価格・耐久性・清掃性・デザイン・カウンターとの相性などを考慮しつつ、自宅にあったものを選んでください。
シンクの汚れや傷を解消するためにキッチン全体をリフォームする必要はありません。キッチンの種類にもよりますが、シンクのみの交換も可能です。キッチン全体をリフォームするよりも費用は安く抑えられ、工期も短くて済みます。メリットの多いキッチンのシンク交換、ぜひ検討してみてください。
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