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調理や片付けで毎日使うキッチン。衛生面なども考慮しきれいに保ちたいものの、使用頻度が高い分、徐々に汚れが目立つようになります。
長年使用したキッチンを交換してリフレッシュしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
キッチンをリフォームする場合、設備をまるごと入れ替える以外にも、シンク(流し台)など一部を交換する方法もあります。
この記事では、シンクのリフォームに関して押さえておきたい内容や、費用などについて解説します。
目次
キッチンには「システムキッチン」と「セクショナルキッチン」の2つがあり、シンク(流し台)をリフォームする場合の進め方やかかる費用も違います。
システムキッチンは、シンク、コンロ、調理台、作業スペースなどの設備が1つの天板に組み込まれ一体的になっているキッチンのことで、現在の主流です。
一方、セクショナルキッチンは、流し台やコンロ、調理台をそれぞれ配置する昔ながらのキッチンを指します。
システムキッチンのシンクには、天板の上から設置する「オーバーシンク」と天板の下側に設置する「アンダーシンク」の2種類があります。
オーバーシンクの場合、市販品と同じサイズならシンクのみの交換が可能ですが、アンダーシンクの場合は、一度天板を外しての作業が必要です。また、シンクと天板が一体化しているタイプでは、シンクのみの交換はできず、天板ごと変える形になります。
以下の条件にあてはまるシステムキッチンであれば、シンク+天板のみをリフォームすることができます。
システムキッチンのシンク交換にかかるリフォーム費用相場は以下です。
その他、シンクの種類や素材、リフォームの内容によっても費用は変わります。
セクショナルキッチンは、シンクと下台が一体なので、シンクのみの交換はできません。下台ごと取り替える形になります。
シンク+下台の交換費用は約10万円と、システムキッチンのシンク交換に比べやや割高ですが、ガスコンロや換気扇、吊り戸棚など、交換する必要がない設備はそのまま使用できるのがメリットです。
シンクをリフォームするときに気になるのは「どの程度費用がかかるのか?」ということではないでしょうか。可能なら、リフォーム費用を抑えたいですよね。
シンクのリフォーム費用を抑える方法としては、以下が挙げられます。
それぞれの項目について詳しく説明します。
シンクは素材によって価格が大きく変動します。コストを抑えたいならステンレスのシンクがおすすめです。ステンレス製は、耐熱や耐久などの機能も優れているので、使いやすさに定評があります。
ただし、「おしゃれなキッチン空間にしたい」など、デザインにこだわりがあるなら、無機質なステンレスではなく、ほかの素材も検討してみると良いでしょう。
グレードの高いシンクを選べば、機能性はもちろんデザイン面での選択肢も増えます。リフォームで何を重視するのか、事前に整理しておくことが大切です。
リフォーム費用を抑えたい場合、同時に複数の箇所をまとめて依頼すれば、それぞれリフォームするよりもトータルコストは割安になることが多いです。作業を効率化できるので、人件費や材料費を抑えられる仕組みです。
また、水まわりのリフォームパックなどセット割引を用意している業者もあります。パック料金の設定がない場合でも、交渉によって値下げをしてもらえるケースもあるので、一度リフォーム業者に相談してみると良いでしょう。
ただし、過度な値下げ交渉はリフォームの質に影響する可能性があるため、おすすめできません。
複数の業者に見積もりを依頼する相見積もりも効果的です。
最低3社を目安に見積もりを取り、工事の内容や金額を比較します。
希望するリフォームの相場感が掴めることと、各社の競争意識も働くので、結果的にコストを抑えられる可能性が高まります。
注意したい点は、費用だけで判断しないことです。一見すると高い見積もりでも、担当者の説明を聞いてみると、費用に見合った内容で納得できる場合もあります。
リフォームのプランや対応力なども総合的にチェックし、安心して任せられる業者を選ぶことが大切です。
シンクを自分で用意する「施主支給」によって、コストを抑えられるケースがあります。
施主支給のメリットは、商品の選択肢が広がり、希望する価格や好みのデザインの設備を選べることです。
一方デメリットは、購入した設備に不備がある場合、自分で対応しなければならない点です。
また、トラブル回避の観点から、施主支給のリフォームを請けない業者もいます。
メーカーにこだわりがないなら、割引率の高い設備を業者に紹介してもらう方法もあります。まずはリフォーム業者に相談してみるのがおすすめです。
シンクのリフォームにかかる工期の目安は以下のとおりです。
なお、業者や設置場所の状況によっても工期は前後します。
シンクにはさまざまな材質があり、どれを選べば良いのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
ここでは、シンクの素材として代表的な5つをピックアップし、それぞれの特徴について説明します。
ステンレスのシンクのメリットは、耐久性や耐熱性に優れ、サビにも強く、メンテナンスがラクなことです。とはいえ、表面の光沢は経年により徐々に失われていきます。
デメリットは、人によっては無機質で冷たい印象を受けることもあるようです。表面に凹凸を加える「エンボス加工」や、細いラインで一定方向に研磨する「ヘアライン加工」を施すことで、雰囲気を変えることもできます。
大理石のような暖かみが感じられ、シンクの素材としても人気の人工大理石には、アクリル系とポリエステル系の2種類があります。
アクリル製は高級感があり、衝撃性に優れている点がメリットですが、ポリエステル系に比べると価格は高めです。
ポリエステル系は、手頃な価格が魅力なものの、高級感や耐衝撃性などの性能はアクリル製に若干劣ります。熱・液体によるシミ・変色や、衝撃によるひび割れに注意が必要です。
シンクの質感にこだわりたいなら「人造大理石」がおすすめです。人造大理石は、天然の大理石を粉砕し固めて作った素材で、より天然に近い高級感をたたえています。量産可能な人工大理石に比べると手間がかかる分、価格も高くなります。
カラーステンレスは、ステンレスの表面をガラス質のセラミックでコーティングした素材です。
ステンレスの機能性を持ちながら、無機質さを感じさせないデザイン性が特徴で、豊富なカラーバリエーションから選べます。
カラーステンレスのシンクは、耐久性があり長く使える反面、年数が経過すると表面のコーティングがはがれたりするデメリットがあります。
ホーローは、金属の表面にガラス質の薬品である釉薬(ゆうやく)を高温で焼き付けた素材です。
色合いや質感が良く、独特の美しさがあります。耐久性・耐熱性に優れているものの、衝撃には弱く、重い物を落としてしまうと破損することもあるので要注意です。
破損やサビなどの懸念から取り扱いが難しく、現在ではシンクに使われることは少なくなっています。
陶器製のシンクは、見た目はホーローに似ていますが、よりナチュラルな雰囲気です。
シンクに使われるのはコーティングされた厚みのある陶器で、比較的衝撃にも強く、サビにくい性質を持っています。また、酸やアルカリにも耐性があるので、衛生的に使い続けることが可能です。
ホーローと比べると耐久性に劣り、長期間使用することで小さなひびが発生する場合があります。
リフォームの際、多くの選択肢からシンクを選ぶことになりますが、ようやく決めたシンクでも、実際に使ってみると「ほかにすれば良かった」と感じることがあるかもしれません。
ここでは、後悔しないシンク選びのポイントと注意点について説明します。
シンクを選ぶときに押さえておきたいポイントは、以下の6つです。
各ポイントを理解したうえで、使いやすいシンクを選びましょう。
シンクに求められる耐久性は、冷たい水や熱湯、洗剤などに毎日さらされても耐え得る性能かという点です。
シンクに使用される素材のなかでも、ステンレスや人工大理石は高い耐久性を備えています。
特に、ステンレスは熱や衝撃にも強い性質を持ち、よほどのことがない限りひび割れすることがありません。
シンクを毎日使用するなら、汚れにくい素材が適しています。特に汚れに強いといわれるのは人工大理石です。
人工大理石のシンクは水垢や油汚れが付着しにくいため、他の素材に比べ汚れが目立ちにくく、掃除も手軽なのできれいな状態を維持できます。
アクリル系とポリエステル系のうち、より汚れにくく傷が付きにくいのは、アクリル系です。
シンクを常にきれいな状態に保ちたいなら、掃除がしやすいかどうかもチェックしておきましょう。
汚れがついた食器や調理器具を日々洗うシンクは汚れやすいため、お手入れがラクかどうかも重要なポイントです。
ポピュラーなステンレス、カラーステンレス、人工大理石などは、いずれも掃除がしやすい素材といえます。
価格がリーズナブルなのは、ステンレス製のシンクです。
耐久性、耐熱性、サビにくい性質が揃っているので、お得感があります。
色を選びたい場合には、カラーステンレスや人工大理石が向いていますが、どちらもステンレス製に比べると価格は約2倍が目安です。
キッチンを明るく、暖かみのある空間にしたいなど、デザイン面でもこだわりがある場合には、人工大理石、カラーステンレスのシンクがおすすめです。
好みの色合いから選べるので、自分のイメージにぴったりなキッチンを実現できます。
また、人によっては無機質な印象を受けるステンレスのシルバーも、目指すテイストによっては空間に調和する一種のデザイン性ともいえます。好みに応じて選びましょう。
「カウンターとの組み合わせ」という観点からシンクを選ぶ方法もあります。
カウンターの素材がステンレスの場合、シンクもステンレス製を選ぶと統一感が出るのでおすすめです。
カウンターの素材が人工大理石の場合は、どの素材のシンクとも比較的相性がよいといえます。人工大理石のシンクはもちろん、ステンレス製でも調和がとれます。
カラーステンレスのシンクをあわせて、デザイン的なアクセントにしてもよいでしょう。
シンクを選ぶ際には、素材だけでなく、形状やサイズも考慮することが大切です。
ここでは、キッチンの印象や使いやすさを左右するシンクの形やサイズなどの注意点について説明します。
シンクの形状は、大きく分けると四角型とかまぼこ型の2つがあります。
・四角型
かまぼこ型と比べるとシンクが広いため、角部分に三角コーナーや牛乳パックなどを置くなど、シンク内のスペースを有効に利用できます。
・かまぼこ型
名前のとおりかまぼこのような半円に近い形で、汚れがたまりにくい構造です。
シンク内に三角コーナーを置かず、排水口の水切りだけで十分なら、かまぼこ型が適しています。
シンクは深すぎず浅すぎないものを選ぶことがポイントです。
最適な深さの目安は20cm前後です。
シンクが浅すぎると水がはねやすくなり、床面に水が飛び散る原因に。また、深さのある鍋を洗おうとすると、蛇口の部分に鍋がつっかえて洗いにくくなります。
逆に、シンクが深すぎると、シンクの深い部分まで手を入れて洗い物をしなければなりません。腰を曲げながら洗い物をすることになり、腰に負担がかかります。
シンクを選ぶ際には、深さだけでなく、幅・奥行きとのバランスも考慮することが大切です。
システムキッチンのシンクのサイズは、メーカーによってさまざまで、統一されているわけではありません。ファミリータイプの場合、平均的なシンクのサイズは以下のとおりです。
〇小さいタイプのシンク 幅:約60cm 奥行き:約49cm 深さ:約17.5cm
〇大きいタイプのシンク 幅:約85cm 奥行き:約50cm 深さ:約20cm
なお、一人暮らし用のシンクでは、幅は50cm程度とファミリータイプに比べ狭くなります。
また、現在使用しているシンクのサイズを事前に測っておきましょう。使い慣れたサイズよりも小さめのサイズを選んでしまうと、使いにくいと感じてしまいがちです。
調理スペースが十分に確保できるかという点にも配慮しましょう。
作業しやすい調理スペースを確保するには、幅45cm以上が望ましいものの、シンクの形や設置場所にこだわりすぎると、調理スペースが狭くなる原因になってしまいます。
シンクの半分にカバーを付けて調理スペースの代わりにする方法もありますが、カバーの部分がぐらつきやすく、まな板や包丁を扱う上では安全面にやや不安が残ります。
調理するスペースも考慮しながら、シンクのサイズや位置を決めるようにしましょう。
キッチンのリフォームは、基本的に業者に任せることをおすすめしますが、DIYで対応できるケースもあります。
システムキッチンの場合、組み立てを業者が行う決まりがあるのに対し、セクショナルキッチンにはその縛りがないため、簡易的な工事であれば、自分で設置することが可能です。
ただし、リフォームの内容によっては、水道管やガス管の移設、排水管の延長作業なども必要となるため、DIYでは対応できません。
特に、ガスコンロの取り外しや取り付けを行うためには専門の資格が必要です。
また、DIYで設備が故障してしまった場合、修理費用などの思わぬ出費が発生する可能性もあります。シンクのリフォームはやはり業者に依頼するのが安心です。
この記事では、シンク(流し台)の種類やリフォーム方法、費用相場、リフォーム時に押さえておきたいポイントなどについて説明しました。
シンクをリフォームすれば、清潔感のある空間で効率的に作業を行いやすくなります。キッチンでの料理や後片付けをもっと楽しく、快適にするためにも、キッチンのリフォームを検討してみませんか?
ホームプロでは、ほかにもシンク(流し台)のリフォーム事例を多数掲載しています。
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