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流し台リフォームで天板を選ぶために覚えておくべきこと

最終更新日：2016-03-29

ワークトップやカウンターとも呼ばれる天板は、素材によって使いやすさが異なります。システムキッチンの登場以降、人工大理石が流行ってきていますが、王道のステンレスの人気も根強いです。リフォームでどの素材を選ぶか、それぞれメリット・デメリットがあるので詳しく解説していきます。

・リフォームで流し台天板を人工大理石の素材にするメリット
・シンク天板交換で、素材選びのポイント
・ステンレスシンク天板をリフォームで選ぶメリット

リフォームで流し台天板を人工大理石の素材にするメリット

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人工大理石が登場する以前はほとんどの家庭でステンレスが採用されていました。一部ではホーローを使用する家庭もありますが、多くは人工大理石かステンレスのどちらかを選んでいます。人工大理石と言っても、天然石ではなく樹脂製です。そのため、柔らかさがあり食器を置いても割れることはなく扱いやすさがあります。

人工大理石には2種類、ポリエステル系とアクリル系があります。ポリエステル系の方が価格は安いですが、耐熱性や汚れ落ち、耐衝撃性など機能面で劣るところが多いです。また、光沢のあるタイプと、ないタイプがあり、後者の方がメンテナンス性能は高くなります。人工大理石を選ぶ決め手となるポイントは、性能面よりも色や柄が気に入ってという理由が多いです。キッチンや部屋全体の雰囲気で、暖かみのあるイメージにするには、カラフルで種類も豊富な人工大理石が選ばれています。

シンク天板交換で、素材選びのポイント

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人工大理石のメリットを伝えましたが、デメリットは熱にはそこまで強くないところです。熱した鍋やフライパンをそのまま置くと変色してしまう可能性があるので、鍋敷きを利用する必要があり一手間かかってしまいます。天板リフォームを検討する上で、確認すべき重要なポイントは、耐衝撃性、耐火性、耐水性、汚れのつきやすさ、見た目のイメージです。調理をする際に、ものを落としたり傷がついたりすることは、よくあります。傷がつくとその部分に細菌がたまってしまい衛生的にもよくありません。汚れのつきやすさも同様に要確認事項です。例えば、タイル目地の天板は溝に汚れがたまり菌も繁殖しやすいので、食材を扱う上での懸念材料となってしまいます。

また、耐火性や耐水性は、調理をする際に火や水をいちいち気にしていたら、作業もはかどらないので、必須条件とも言えます。そして、最後に見た目のイメージです。自分のモチベーションが、毎日の料理の出来を左右することもあるでしょう。気分の良いワークトップを選ぶことは、実は一番大切なことかもしれません。