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家も年月とともに、壁紙が汚れたり、剥がれてきたりしてくると、壁紙の張り替えを考える方も多いのではないでしょうか。また、部屋の雰囲気を変えるためにも壁紙の張り替えは有効です。
今回は、壁紙の張り替え(クロス張り替え)リフォームについて解説します。また、DIYによる壁紙の張り替え手順や、リフォーム会社に依頼するとどんな仕上がりになるのか、その事例も併せてご紹介します。
目次
壁紙の張り替えには、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは壁紙の張り替えリフォームのメリットについて解説します。
塗装と比べると、壁紙を張り替える方がコストを抑えることができます。壁のリフォームを検討する際、塗装と迷う方もいるかもしれませんが、なるべく費用を抑えたい場合は壁紙を張り替える方法を選ぶと良いでしょう。
既存の壁紙がビニールクロスの場合は、剥がすのが簡単なので短時間で張り替えることが可能です。
部屋の雰囲気を手軽に変えられるのも、壁紙張り替えのメリットといえます。さまざまなデザインの壁紙があるので、自分の理想とする部屋のイメージに合わせて、自分好みの壁紙を選択できます。
つづいて、壁紙の張り替えのデメリットをお伝えします。デメリットに対する対策もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
壁紙を張り替える際は、ビニール製の壁紙がよく用いられます。ビニール製の壁紙は、リーズナブルで耐久性高く、手入れがしやすいといったメリットがあります。また、デザインやカラーバリエーションも豊富です。
しかし、室内の湿気を閉じ込めてしまうので、湿気が気になるかもしれません。
部屋の湿度が気になる方は、湿気をコントロールしてくれる壁紙を選ぶと良いでしょう。部屋の湿気をコントロールできる壁紙には、「吸放湿壁紙」や「珪藻土壁紙」などがあります。
吸放湿壁紙は、室内の湿度が高い時はカビ・結露の発生を抑制し、乾燥している時は水分を放出して湿度をコントロールすることが可能です。珪藻土壁紙も同様に、室内の湿度の状態に合わせて水分を放出したり、湿気を吸い取ったりして湿度を調整してくれます。
壁紙は耐水性が低く湿気に弱いので、劣化しやすいのもデメリットです。壁紙が濡れてしまった場合、なかなか乾かないことから壁の内部が腐ってしまう恐れがあります。さらに、壁紙を張り替える際はのりを用いて施工するので、時間の経過と共に少しずつ剥がれていきます。
壁紙の劣化が気になる方や、壁紙をなるべく長持ちさせたい方は、耐久性のあるビニール製の壁紙を選ぶと良いでしょう。
また、オレフィン壁紙も耐久性の高い壁紙として知られています。オレフィン壁紙は、ビニールクロスと似た性能ではありますが、体や環境にやさしい素材でできた壁紙です。
耐久性があり、経年劣化を楽しめる織物壁紙もおすすめです。織物壁紙は湿度をコントロールし、高級感のある空間に仕上げてくれる壁紙でもあります。
壁紙の張り替えをするからには、失敗して後悔したくないですよね。失敗を防ぐためにも、事前に失敗しやすいポイントを把握しておくのが良いでしょう。
ここでは、壁紙の張り替えリフォームでよくある失敗例をご紹介します。対策についてもあわせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
壁紙の張り替えリフォームを行うことで、当然壁の見た目はキレイなります。しかし、壁だけがキレイになってしまうので、今使っているエアコンや家電、照明器具などの汚れや色あせが目立ってしまうことがあります。
壁は新しくキレイであるにも関わらず、エアコンや家具などが色あせていると、違和感を覚えてしまうでしょう。エアコンや家具が古い場合は、壁紙を張り替えるタイミングで思い切って新しいものと交換するのがおすすめです。
エアコンの交換に関しては、古いものを取り外し、新しいものを取り付ける際に工事費用が発生するので、壁紙のリフォームの際に一緒に取り替えるのが効率的といえます。
壁紙を張り替えたものの、イメージとは違った仕上がりになってしまい、後悔してしまうことがあります。また、新しい壁紙に張り替えたはずなのに、リフォーム前と部屋の雰囲気があまり変わらずがっかりすることも。
壁紙のサンプルを確認する場合は、小さなサンプルではなく、大きなサンプルを取り寄せましょう。
色には、面積が大きければ明るく見え、小さければ暗く見える特性があります。大きなサンプルを確認することで、リフォーム後の仕上がりを正確にイメージすることができます。「想像以上に壁紙の色が明るかった…」といった失敗を防げるでしょう。
今までの部屋の印象を変えたい場合は、リフォーム前とは異なる色の壁紙を選ぶと良いでしょう。インパクトのある部屋にイメージチェンジしたい方は、柄のある壁紙を、派手になり過ぎるのが不安な方は地模様の壁紙がおすすめです。
壁紙の張り替えリフォームをして、新築のようなキレイな壁にしたいと思っているけれど費用が気になる、といった方もいるのではないでしょうか。そこで、壁紙の張り替えの費用相場をお伝えします。
壁紙の張り替えリフォームにかかる費用は、1平米につき950~1,500円、安い量産の壁紙を使用する場合は、1平米あたり800円程度が相場です。さらに、リフォーム会社によっては、下地処理や廃棄処分などにかかる費用を追加で支払う必要があります。
部屋別の壁紙張り替え費用は以下のとおりです。
壁紙の種類や施工面積により費用が異なるので注意しましょう。なお、洗面所やトイレなどの施工面積が小さな場所は、施工しづらくなることから費用が高くなる傾向にあります。
リフォームの費用をなるべく抑えたい場合は、DIYで壁紙の張り替えを行う手もあります。壁紙の種類によって値段は異なりますが、必要となるのは材料費のみで10〜20万円程度が相場です。ここでは、壁紙の選び方やDIYに必要な道具などを紹介します。
賃貸の壁紙を張り替えると、あとで元に戻すのが困難になる場合があります。そのため、壁紙を変えることに、抵抗感がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方におすすめなのが、シール式の壁紙などの貼って剥がせるタイプの壁紙です。貼って剥がせるタイプの壁紙は、既存の壁紙を剥がすことなく張り替えることができます。
一方、持ち家の場合は既存の壁紙を剥がして施工できるので、好きなタイプの壁紙を比較的自由に選択できます。頻繁に部屋の雰囲気を変えたい人は、貼って剥がせるタイプの壁紙を選んでください。同じ壁紙を長く使いたい人は、耐久性の高いビニール製の壁紙を選択すると良いでしょう。
DIYで壁紙を張り替える際は、以下の道具を用意してください。
壁紙はあらかじめカットしておくのが良いでしょう。上と下の部分は5cm長めにカットし、コンセントがある箇所は切り取っておきます。なお、持ち家で元々ある壁紙を剥がして張り替える場合は、既存の壁紙を剥がしたあとの壁のサイズに合わせて、壁紙をカットしてください。
のりについては、ビニール製の壁紙に張り替える場合はでんぷんのりを、不織布壁紙を貼る場合は不織布用ののりを購入してください。ローラーは、小さなサイズのものと大きなサイズのものを準備しておけば、スムーズに作業を行えます。
シール式タイプの壁紙を使う場合は、まず雑巾などで壁の汚れやホコリなどをキレイに拭き取ります。壁がキレイになったら壁紙を貼りましょう。壁紙を貼るコツは、垂直になるように貼ることと、ハケを使って空気を押し出しながら貼ることです。壁紙を貼り終えたら、余った切りしろを切り取ってください。
のりを使用して壁紙を貼る場合は、ローラーを使って既存の壁紙にのりを塗ってください。のりが少ない部分は剥がれやすくなるので、のりをたっぷり塗るのがポイントです。のりを塗り終えたらシール式の壁紙と同様に、空気が入らないように垂直に貼っていきましょう。
持ち家の既存の壁紙を剥がして張り替えたい場合は、古い壁紙を剥がした後、壁のデコボコやヒビを埋める下処理を行う必要があります。下処理の際は、紙やすりでデコボコしている部分を平らにし、ヒビが入っている部分はパテで埋めましょう。作業が終わったら壁の汚れをキレイに拭き取り、壁紙を貼る作業に取り掛かってください。
壁紙をDIYで張り替えた際、よく起こる失敗例として以下のようなことがあります。
日本製の壁紙の多くは幅が90㎝です。90㎝幅の壁紙を何枚も壁面に並べて張り合わせることになりますが、柄があるものは張り合わせる境界で柄を合わせる必要があります。そのため、クロスの境目で柄を合わせるのが難しいのです。
下地がデコボコした状態でクロスの張り替えをすると、表面が平らになりません。したがって、前述したとおり下地処理をする必要があります。下処理にはパテを乾かす時間や、紙やすりでパテを平らにならす技術が必要となり、DIYで下地処理を行うのは手間と時間がかかります。
DIYで気軽に使えるシールタイプの壁紙を広い面積の壁に張ると、空気が入りやすくなります。入ってしまった空気を抜くのはなかなか難しいでしょう。
機能性のないスタンダードな壁紙を湿気の多い場所で張っていたり、広い面積にホッチキスやタッカーで壁紙を止めていたりすると、時間が経つうちに壁紙が剥がれてくることがあります。壁紙の選び方や張る方法は、十分吟味しなければなりません。
下地が汚れたまま直接壁紙を張ると、壁紙が変色してしまう可能性があります。また、下地がベニヤ板の場合は壁紙にアクが染み出てしまうことも。壁紙を張る前には、丁寧な下地処理を施すことが大切です。
DIYによる壁紙の張り替えにかかるコストは材料費のみのため、リフォーム会社に依頼するよりも安く済むでしょう。また、6帖程度の洋室の壁紙を張り替えるのに必要な工期は、DIYなら半日ですが、リフォーム会社に入ってもらうと1~2日程度かかります。
ただし、DIYで天井の壁紙を張り替えるのは簡単ではありません。そのうえ、DIYとプロでは仕上がりの差が歴然です。きれいに張り替えできていない壁紙は、部屋の中で目立ってしまいます。
さまざまなリフォームの中でも、壁紙の張り替えはキッチンの入れ替えやフローリングの張り替えなどと比べて、比較的費用が安く済む傾向です。確実にきれいな仕上がりを求めるなら、リフォーム会社に依頼することをおすすめします。
では、実際にリフォーム会社が施工した壁紙の張り替え事例をご紹介します。
和室から洋室へ改装し、洋室の壁には1面だけ北欧風のクロスを張りました。天井や他の壁はシンプルなクロスにして、華やかさがありながらも落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
部屋に入って正面にあたる壁1面だけ、アクセントとしてイギリスのファブリックブランド「モリス&コー」の高級壁紙を使用しました。1面だけですが、ヨーロッパの壁紙を張ることで高級感あふれる空間になっています。
メープルカラーのフローリングに合わせて、壁の1面だけ濃いピンクの壁紙を張り替えたことで、明るい雰囲気の部屋に変わりました。
2つの部屋で、それぞれに1面だけアクセントを利かせた壁紙を使用しています。1室はグレイッシュな色でマニッシュなイメージ、もう1室はピンク色を配してかわいらしいイメージに仕上げました。どちらも白い壁と相性のいい色合いです。
2部屋に分けることを想定して作られた大きな子供部屋。壁紙も2部屋にしたときのことを考えて、2ヵ所の壁にさわやかな色合いの壁紙を配しました。
レンガ調のアクセントクロスを壁の一面に張り、ヴィンテージなLDKに。オープンキッチンのクロスと揃えることで、空間に統一感を持たせています。
白い壁紙が張られた3帖ほどの普通の洋室ですが、フランス人アーティスト「ナタリー・レテ」の壁紙を壁の1面に張り替えることで個性的な空間になりました。
天井は白、壁のうち2面は青のシンプルなもの、壁の1つの面は北欧風の壁紙をそれぞれ使い、かわいらしい部屋になりました。クローゼットの中にも青×白のストライプの壁紙を張り、統一感を出しています。
天井と壁の壁紙は、お子さまのご希望を取り入れて楽しい雰囲気に仕上げました。壁の一部には黒板クロスを採用し、遊び心もプラスしています。
壁は白を基調としながら、1面だけダークブルーのストライプを配し、明るくも落ち着いた寝室になりました。
壁の1面だけ壁紙を張り替えたり、柄ものの壁紙を使ったりしておしゃれな部屋作りを目指すなら、リフォーム会社に依頼するのがベストです。壁紙の選択についても、お客さまのイメージに合わせてご提案可能です。
どのリフォーム会社を選べばよいかわからないという方は、ホームプロを利用してみてはいかがでしょうか。ホームプロには、全国約1,200社のリフォーム会社が加盟しており、壁紙のリフォームを手掛ける会社もたくさんあります。無料で登録ができ、複数の会社からお見積もりを取ることが可能なホームプロで、理想の家づくりを始めましょう。
信頼できて予算に合って評判がいい…、そんなリフォーム会社を自分で探すのは大変です。
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