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断熱や引き戸など!リフォームで暮らしやすい住まいを実現しよう

  • 最終更新日:2016-07-26

断熱や引き戸など!リフォームで暮らしやすい住まいを実現しよう

窓の断熱リフォームや床暖房の導入などのリフォームにより、さらに過ごしやすい住まいへと変えることができます。引き戸へのリフォームは空間の有効活用が図れ、バリアフリー化にも有効です。

寒くて入りたくない洋室には リフォームで断熱サッシに交換

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部屋が寒いと感じる原因の1つに、窓のからの冷気によって部屋の温度が下がることがあげられます。一般的な住宅に使われている単独ガラスのアルミサッシ窓では、窓から出入りする熱の割合が高いので、外気温の影響を受けやすくなります。

窓の断熱性能を高めるためには、断熱サッシへの交換が有効です。サッシの断熱・遮音性能は30年前よりも格段に向上しています。

既存のサッシを残したまま 洋室窓をリフォーム

窓
今あるサッシをそのまま使う断熱リフォーム方法は2つあります。

1つ目は室内側に内窓を取り付ける方法です。既存の窓との間に空気層ができることで、断熱効果が高まり、内窓を樹脂窓とするとさらに断熱性能が高くなります。ただし、室内側が少し狭くなるという点が欠点です。

2つ目はガラスを、遮熱や断熱効果のある複層ガラスに交換するする方法です。室外側のガラスが特殊な金属膜でコーティングされた高性能な「Low-E複層ガラス」もあります。

洋室はリノベーション床暖房がオススメ

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エアコンの暖かい風は上に行きやすく、空気を乾燥させ足元は冷えてしまいがちです。そこで床暖房を導入すると、部屋の空気を汚したり、乾燥させたりせず、足元から温かくなります。床暖房は床が温まるだけではなく、輻射熱によって部屋全体を温める効果も期待できます。

床暖房には電気式と温水式があり、温水式の方がイニシャルコストは高いものの、ランニングコストは安いです。温水式の場合、熱源となるガス給湯器の交換が必要となることがあります。

床暖房の設置はフローリングをはがさなくても、既存のフローリングの上からも施工可能です。ただし、厚みが出るため建具との取り合いに考慮する必要があります。

マンションの場合には、床下のスペースの問題から、上張り施工しかできないことも多くあります。また、温水式の場合にはガス給湯器を交換するケースでは、管理組合の承認が必要なことがありますので、管理規約をチェックしておきましょう。

間接照明で洋室をリラックス空間へリフォーム

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間接照明とは、光源を壁などに当てる照明方法です。空間を直接的に照らすよりも、空間を立体的に演出することが可能です。リフォームで間接照明を設置するには、天井や壁などに光源の納まるスペースを作成します。

大工工事を伴う大掛かりなリフォームを希望しない場合には、光源とカバーがセットになった間接照明器具を壁などに取り付けてもいいでしょう。

また、手持ちの照明器具をテレビやソファなどの家具の裏に配置し、壁を照らすだけでも手軽に間接照明を楽しむことができます。

洋室の照明器具はリフォームで増設できる

Two Modern Ceiling Lamp for Interior Decoration
洋室の照明を増やしたい・位置を変えたいという場合、配線が天井に見えても構わないのであれば、比較的簡単な作業でリフォームが完了します。配線はそのままむき出しというわけではなく、モールで目立たないようにカバーすることが可能です。

また、天井をはがして配線を隠蔽する工事を行う場合には、費用や工期はかかりますが見た目がすっきりと仕上がります。

天井の内側に配線を通す工事が可能かどうかは、建物の造りによって異なります。マンションなど鉄筋コンクリートの建物の場合には、天井内側の空間がないこともあるので確認が必要です。

洋室の照明をDIYリフォームして配線工事費を節約してもいい?

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近年人気DIYリフォームは人気が高まっていますが、こういった電気工事DIYでできるのでしょうか。何でも自分でやれば費用もお得ですが、電気工事に関しては注意が必要です。

電気工事士法では、「第一種電気工事士又は第二種電気工事士免許の交付を受けている者でなければ、一般用電気工作物に係わる電気工事の作業に従事してはならない」と定められています。つまり、電気工事の資格を持たない人が配線工事を行うのは法令違反です。

自宅の配線工事を無資格で行うことで、漏電や感電など命に関わる事故につながることもあるので絶対にやめましょう。万が一漏電によって火事が起きた場合には、火災保険が下りない可能性も考えられます。電気の配線工事は必ず専門の業者に依頼してください。

なお、電機店で購入した照明器具を引っ掛けシーリングローゼットへ取り付けること、あるいは電球や蛍光灯の交換などは、電気工事にはあたりませんので問題ありません。

マンションも戸建ても洋室の収納リフォームのポイントは同じ

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間取りの変更を伴うリフォームでは、併せて見直したいのは収納計画です。戸建て住宅では10%から15%、マンションでは7%の収納率が理想とされていますが、収納はスペースさえ大きければよいというものではなく、使いやすさが重要なポイントです。

せっかく収納量を増やしても、開け閉めが面倒だったり、奥の物が出しにくかったりすると、次第に「しまいっぱなし」の死蔵品が増えてしまいます。そして、収納スペースが不足してまた物があふれてしまうという悪循環にも陥りがちです。収納のリフォームを検討する際は、物のしまいやすさのほか、取り出しやすさを考えましょう。

また、片付けの基本は使う場所の近くに収納することです。まず、どれ位の物を所持しているかを把握して、不要品はできるだけ処分しましょう。その上でどこに何をしまうか、おおまかに考えながらリフォームの計画を進めます。

洋室のドアを引き戸にリフォームするメリットとは

洋室を引き戸にするメリットは、開きドアのように開閉の際にドアが開く分のスペースを空けておく必要がないため、スペースを有効活用できる点です。

ベッドやタンスなどの大型の家具を部屋に配置するときに、ドアよりも開閉のためのスペースが少なくて済みます。

また車いすの場合、開きドアではドアを開ける際に体をひねらなければならず大変ですが、開きドアなら楽に開閉ができるようになるので、バリアフリー化にも引き戸は有効です。

さらに、小さい子供がいるご家庭では、開き戸にドアに指を挟んでしまうことが心配という方も多いようです。引き戸にリフォームすることによって、風でドアが突然閉まるという危険もなくなり、安全な暮らしも手に入れられます。

引き戸の種類にはいろいろなタイプがあります

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洋室の引き戸へのリフォームでは、開きドアの枠をそのまま残し開口部を覆う形で枠を取り付けるアウトセットという方法が一般的です。アウトセットタイプは既存の枠の取り外しや、壁の大きさを調整する大工工事が不要のため、工事費用を抑えられます。ただし、壁の外側に引き戸が出っ張る分は考慮しなければいけません。

引き戸は引き違い戸や引き分け戸など、さまざまな種類があります。1間の間口を3枚の扉が連動して動く3枚引き戸は、車いすの利用者の往来にも便利です。

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