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使っていない屋根裏をリフォームすれば居室のスペースを圧迫せずに大容量の収納が確保できて便利な一方、物の出し入れに苦労しないかも心配ですよね。また、小屋裏収納(屋根裏収納)は建築基準法でどんな決まりがあるかご存じでしょうか?この記事では、小屋裏収納(屋根裏収納)の決まりや他の収納スペースとの違い、リフォームで小屋裏収納(屋根裏収納)を作る際の注意点などをご紹介します。
目次
(写真/PIXTA)
小屋裏収納とは、三角屋根や斜め屋根と天井の間にできる空間を整備し、収納スペースとして活用する方法や、そのスペースのことをいいます。
同じスペースを指して「屋根裏収納」や、フランス語で屋根裏を意味する「グルニエ」と呼ぶこともあります。
(イラスト/ホームプロ編集部)
小屋裏収納は建築基準法における「居室」として扱われないため、その面積は住宅の床面積や階数には算入されません。だからといって、スペースが取れれば自由に作っていいわけではないのです。
また、建築基準法で、小屋裏収納は「床から天井までの高さが1.4m以下」で、なおかつ「床面積が下の階の1/2未満」とするよう定められています。さらに、建築確認を行う特定行政庁(建築主事を置く地方公共団体)によっては「小屋裏収納の固定階段は認めない」といった条件が設けられていることもあります。
小屋裏収納は収納だけのスペースと割り切って簡素に仕上げるケースから、屋根裏部屋としても使えるよう内装を整えるケースまでさまざまです。それだけに、費用の目安は15万円~とも、50万円~ともいわれ、幅広くなっています。
(写真/PIXTA)
小屋裏収納は、オフシーズンの衣類や家電、たまにしか使わない来客用布団、使わないけれど保管しておきたい思い出の品など、「手元には必要だけれど、使用しない期間が長い」物品を収納するのに便利です。
納戸がない家や、納戸の収納力が足りないといった場合でも、小屋裏収納があればそれを補えます。屋内にあるので、汚したくない物も収納できます。
秘密基地のような造りは子どもが好みやすいので、おもちゃや本棚を置いて遊び場にしたり、音や視線を気にせずに集中できる趣味のスペースとして使ったりするのもおすすめです。
小屋裏収納は居室として使わない部分に作られます。同じリフォームでも、納戸の増設は居室となり得るスペースを利用するため居室が狭くなることがありますが、小屋裏収納の増設は居室のスペースを圧迫することなく収納の効率を上げられます。容積率や固定資産税の計算に含まれないことから、コスト面でも効率がよいといえます。
(写真/PIXTA)
小屋裏収納は床から天井までの高さが1.4m以下と決まっているため、天井が低くなります。そのため、居室や納戸で使っているような高さのある収納家具を配置するのは難しいです。
また、小屋裏収納へアクセスするためにははしごや階段が必須。必要なときだけ出入りできるよう、折り畳み式のはしごや階段を設けることも珍しくありません。こうした造りによって、出入りする人や収納できる物にもある程度制約が生じます。
小屋裏収納は屋内にあるため、屋外用の道具など汚れやすい物をそのまま持ち込む土間収納のような使い方にはあまり向いていません。例えばアウトドア用品置き場にしたものの、出し入れのたびに土が入り込んで小屋裏収納全体がほこりっぽくなってしまった……なんてことも考えられます。
また、屋根のすぐ下のスペースでもあるので居室以上に外気の影響を受けやすく、夏は暑く冬は寒い空間になりがち。電化製品など気温変化に弱い物の収納には注意が必要です。
(写真/PIXTA)
小屋裏収納の注意点でも挙げた通り、小屋裏収納は外気の影響を受けやすい空間です。影響を抑えるため、あらかじめ断熱対策を考えておきましょう。居室並みの環境を作るのは難しいこともありますから、場合によっては「熱に弱い物は収納しないようにする」といった対策も取れるよう、収納計画をきちんと立てておきたいところです。
小屋裏収納にも窓を設けることはできます。ただ居室の窓が「床面積の1/20以上設けること」と規定されているのに対し、小屋裏収納の窓は「合計面積が床面積の1/20以下であること」と規定されています。
そもそも床面積自体が下の階の半分以下しかないわけですから、大きな窓を設けるのは難しいのです。こういったことも踏まえ、収納した荷物にカビが生えないよう、換気対策を考えておきましょう。
大きな窓を設けるのが難しいということは、昼間でも十分な明るさを確保できない状況が考えられます。小屋裏収納を使うたびに懐中電灯を持ち込むような事態は避けたいですから、照明用の配線も考えておきましょう。
電気の配線を行うとコンセントも設置できるようになるので、こちらもぜひ確保しておきたいもの。コンセントがあれば電源コード式の掃除機や除湿器を使いたいときに便利です。
なお、小屋裏収納に設置できるコンセント数は自治体によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
(写真/PIXTA)
収納を確保したまま居室を広く使えて、用途が合えばとても便利な小屋裏収納。その一方で、収納品が多すぎると出し入れしにくくなったり、はしごの昇降が体力的にきつくなったりと、ちょっとしたきっかけでデッドスペースになりやすい一面もあります。事前にしっかりと計画を練ってリフォームに取り組みましょう。
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