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家の傾きが判明したら、できるだけ早くに対策する必要があります。傾いた家を直す費用やその調査費用、また、家の傾きを放置する危険性を知りましょう。また、傾いた家の原因もご紹介します。古い家だからこそ起こる事態なのか、地盤沈下が原因に起こる事態なのかも、理解すると安心です。
目次
家というのは大きな買い物であり、家族と大切な時間を過ごす最高の空間です。だからこそ一生大事にしていく必要があります。
ですが、残念ながら年数を重ねると、様々なことが原因で傾いてしまうことがあります。
今回は家が傾く主な原因から調査、危険性、修理・リフォームなどについてご紹介します。
地盤沈下(じばんちんか)とは、地盤が沈む現象のことで、世界中のどこででも起こりえる事象です。
地盤沈下の要因は、地下水の多量なくみ上げなどによる人為的要因と、地震などの地殻変動を要因とする自然災害があげられます。
この土地の状態の変化などによって、家の土台的役割を担う基礎部分が不安定になったり、沈んでしまったりする恐れがあります。
これによって家が傾いてしまうのです。
シロアリは木材を主食としています。
家を支える上で重要な構造部分を食い荒らしてしまい、建物が傾いてしまうことがあります。 日本の住宅の半数以上が木造建築であるため、シロアリによる被害は全国で確認されています。
不十分な基礎工事(施工不良)、軟弱な部品の使用により、ある程度の年数が経過すると建物が傾くことがあります。
このような施工不良に合わないために、建築中の状況を信頼できる第三者機関に調査してもらう必要があります。
自分の家が傾いているかどうかは、自分で見ても分からない場合がほとんどです。
また、傾いている気がしても、本当に傾いているのかを調査する方法がわからない人は多いでしょう。
住居の種類や形態によって調査方法は変わるので、費用に関して、一概に決まっているものはありません。
傾いた家で過ごすのは倒壊する危険性以外にも様々な危険性があります。
大きく分けると生活面での不自由、健康への害、建物の破損の恐れです。
家の傾きが悪化するにつれドアの構造も本来の構造に比べ歪んでいきます。
すると、ドアが閉まらなくなったり、勝手に開閉したりと、生活する上でかなりのストレスを感じることとなります。
鍵がかかりにくくなったり、鍵として機能しなくなったりする場合もあります。 これが玄関であれば、防犯上の問題もあるので、かなり大変です。
家が傾いていると平衡感覚が狂い、不快な症状が現れます。
主な例として挙げられるのは、頭痛、浮遊感、吐き気、腰痛などです。 傾きが深刻化するとこれらの症状も深刻化し、食欲不振や睡眠障害といった甚大な健康被害へ繋がる危険性もあります。
家が傾くことで外壁や基礎にヒビが入ることがあります。傾きが深刻化するとヒビも深刻化し、溝の深いクラックになってしまう可能性もあります。
地震などの影響によって地盤沈下が進行し、家の傾きがさらに深刻化し、倒壊する可能性もあります。
さらに、外壁などのヒビ割れから侵入した雨水によって基礎などが腐り、倒壊する可能性もあります。
鋼管圧入工法とは家の重みを利用しながら、ジャッキを使って鋼管杭を支持地盤まで圧入させ、その力で修正する工法です。
この工法であれば、居住の状態で工事ができるため、引越しの手間が必要ないのに加え、騒音や振動などの発生も少ないです。
しかし、他の工法と比較すると少し高い傾向があります。
400万円~500万円です。
耐圧版工法とは耐圧版を反力に修正する工法です。
騒音や振動などの発生が少ないですが、地盤沈下が収束していない場合は一時的な措置になってしまうため、再度沈下が発生する可能性があります。
200万円~400万円です。
土台上げ工法とは、家の基礎と土台を切り離し、基礎が傾いた状態で土台を持ち上げ、水平になった状態で、基礎との隙間に鉄板などを入れる工法のことです。
家を持ちあげる方法です。 この工法も耐圧版工法と同様、地盤沈下が収束していない場合は一時的な措置となってしまいます。
200万円~400万円です。
薬液注入工法とは、セメントなどを混ぜた薬液を、ボーリング等で設置した注入管を通して基礎の下の地盤に注入し、土粒子の間隔を埋めることで、地盤の強度や遮水性を高めることができます。
地盤ごと固めるため耐震性の強化ができ、再沈下も起こりにくくなります。 またこの薬液は固まる時間を数秒から数時間の間で調整できるので、沈下の修正をミリ単位で行うことができます。
250万円~400万円です。
家の傾きを直した事例紹介:床の傾きを直し、無垢フローリングに。キッチン、トイレ改修。
ホームプロに寄せられた「築20年以上」に関するリフォーム相談の中から、『築30年、少しづつ家が傾いています。』の質問と回答をご紹介します。
築30年の在来軸組工法2階立て建物です。南側に少しづつ傾いている状況になりつつあります。
特に南側の中ほどの柱が沈下しているのに気づいています。 庭自体も南側へ沈んでいるような気がしています。
庭の南側には、昔は沼があり傾斜地の一部であったようです。
そこで、地盤改良を実施して、傾斜した柱部を矯正したいと思い始めました。
耐震補強は次の段階ですが検討したいと思っています。よきアドバイスをお願いします。
タフロックという地盤改良剤は現在使用禁止なのですか?
既存の建物が建っていて、地盤が沈下するのを止めるため、ご質問のタフロック等を使ったような土に地盤改良剤を混ぜて撹拌し、硬い地盤を造るような地盤改良は馴染みません。
(タフロックはメーカーに問い合わせたところ使用禁止ではありません)
馴染む工法としては薬液注入等のグラウト工法による方法となります。パイプを地盤に貫入して、その中に地盤凝固剤を圧入する工法です。
ただ、築30年経過して現在も住まわれているなら、地盤沈下はそれほど進んでいないのではないでしょうか。
一般的に、地盤沈下は盛土された初期の頃に大きく、時間が経つと概ね安定するからです。
地盤のことがご心配なら、まず、地盤調査をご依頼されることをお勧めいたします。
その結果で対処法を考えられてみてはいかがでしょうか。
地盤沈下が落ち着いているなら、建物の沈下量の測定を行ない、土台から上部を沈下修正のため、ジャッキアップし建物を正常の水平状態に戻す工事を行なうことになります。
ちなみに、傾いた家を売却する場合は、業者買取制度を利用して不動産会社に家をそのままの状態で売るか、自分でリフォームして売るかの二択になります。
床下に入りこみ、油圧ジャッキを使用して、家の傾きを直すことは不可能ではありません。
ですが、大変危険です。 また、家の傾きの原因が、家の土台や基礎にあった場合のみに、有効な方法です。
どのような場合でもDIYで家の傾きが直るわけではありません。
※法律問題や税務問題は、事実関係の違いによって結論が異なる場合があります。 また、同一の事実関係であっても異なった結論が出る場合も多くあります。 「リフォーム相談室Q&A集」で示しております回答は一般的な回答にとどまるものであり、具体的な問題についての責任ある回答を示すものではないことにご注意ください。 具体的な事案につきましては、必ず弁護士や税理士などの専門家に相談されることをお勧めいたします。
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