内装リノベーションの事例6選！費用相場や費用を抑えるポイントを紹介！

1.内装リノベーションでできることとは？

内装リノベーションでは、キッチンをはじめとする水まわりや、壁、天井、床などの改装を行うことが可能。たとえば、壁付けキッチンから対面キッチンに変更する、新しいバスタブへと交換する、壁や床の貼り替えをするなどのリノベーションです。

もとの住宅の良さを活かしつつ、ライフスタイルやニーズに合わせて、新しい価値を持たせるリノベーションをぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

2.内装をリノベーションするとどんなメリットがあるの？

では、具体的に内装をリノベーションするとどんなメリットがあるのかについて見ていきましょう。

2-1.自由に設計して理想の家を目指せる

ライフスタイルの変化に伴い、いまの間取りを不便に感じたことはありませんか。また、中古住宅を購入する際、「こんな間取りにしたい」などの理想もあることでしょう。

内装リノベーションで間取りの変更を行えば、広々としたリビングを作ったり、開放的な対面キッチンに変更したりと、自分のライフスタイルに合わせた家作りを目指すことができますよ。

2-2.自分好みのおしゃれな家にできる

個性を活かした家作りをしたいという方にも、内装リノベーションはおすすめです。北欧風やカフェ風、インダストリアル風など、好きなテーマで家のデザインを一新し、自分好みのおしゃれな家に仕上げることができます。工夫次第では、あまり費用をかけなくても、大胆なイメージ変更ができる場合も。憧れの内装がある方は、ぜひ検討してみてくださいね。

2-3.費用を抑えられる

新築物件を購入するよりも、中古物件を購入して内装リノベーションをしたほうが、費用が抑えられるのも大きなメリット。特に築20年以上が経過している物件は価格が安くなっており、大掛かりな内装リノベーションを行っても、新築物件を購入するより費用を抑えられることが多いです。予算に限りがある方は、中古物件を購入してリノベーションを検討してみてはいかがでしょうか。リノベーション費用に当てられる割合が増えるため、理想の内装を実現できる可能性が高まりますよ。

2-4.選べる物件の選択肢が広がる

駅近など便利なエリアで新築物件を探す場合、競争率が高かったり物件価格が高額であったりと、希望の条件に当てはまる物件を見つけることが難しい場合があります。中古物件を購入してリノベーションすることも視野に入れることで、選べる物件の選択肢が広がります。暮らしたいエリアで希望条件を満たす住まいを手に入れるために、中古物件のリノベーションを検討するのも良いでしょう。

3.内装リノベーションの費用を抑える3つのポイント

内装リノベーションを行う際、なるべくコストを抑えられたら、それに越したことはないですよね。ここでは、内装リノベーションの費用を抑えるためのポイントを3つ紹介します。

3-1.部分的なリノベーションよりも全面的なリノベーションを選択する

リノベーション費用をなるべく安価に済ませたい、という理由で、子ども部屋だけをリノベーションしたり、壁紙の貼り替えだけを行ったりといった部分的なリノベーションを選択するケースがあります。しかし、部分的な内装リノベーションは、リノベーションしていない箇所が目立ったり、後にリノベーションが必要な箇所が出てきたりと、結局何度もリノベーションを繰り返すことになる場合も。

それよりも一度に全体的なリノベーションを行ったほうが、工期の短縮や材料費を節約しやすいため、コストパフォーマンスに優れているといえます。

3-2.信頼できるリフォーム会社を探す

リノベーションを施工する会社のなかには、顧客よりも自分たちの利益を優先したり、手抜き工事とも言えるようなずさんな工事を行ったりする会社も稀に存在します。損をしてしまったり、リノベーションに失敗したりしないためにも、信頼できるリフォーム会社を探す必要があります。

リフォーム会社としっかり打ち合わせをするほか、複数のリフォーム会社から見積もりを取り寄せて比較検討し、信頼できるリフォーム会社を探しましょう。

3-3.補助金を活用する

内装リノベーションと一緒に耐震補強工事や断熱工事などを行う場合、補助金制度を利用できることがあります。そのほか、ご高齢の方のためのバリアフリー工事を行う際にも、補助金の対象となることがあります。補助金の詳細は各市区町村によって異なるため、お住まいの自治体に確認しましょう。

また、一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会が運営している、各地方公共団体の支援制度を検索できるサイトもあります。最新の情報は地方公共団体の窓口に確認する必要がありますが、目安として参考にしてみてくださいね。

地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト（一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会）

4.内装リノベーションにかかる費用はいくら？

内装のリノベーションを検討する際、どれくらいの費用がかかるのかが気になりますよね。内装リノベーションの目安価格帯と中心価格帯を以下にまとめましたので、参考にしてください。

4-1.リノベーションの費用相場

戸建てとマンションのリノベーション費用相場は以下のとおりです。

戸建てのリノベーションにかかる費用相場

• ・目安価格帯：〜1,000万円
• ・中心価格帯：約750〜1,000万円

マンションのリノベーションにかかる費用相場

• ・目安価格帯：約250〜750万円
• ・中心価格帯：約500〜750万円

戸建て・マンション、どちらの場合も、リノベーションの内容によって費用相場が異なります。次の項目では、箇所別のリノベーション費用相場を紹介します。

4-2.リビング

リビングのリノベーションにかかる費用相場は以下のとおりです。

• ・目安価格帯：〜150万円
• ・中心価格帯：約50〜150万円

リビングのリノベーションで人気なのは、広々とした空間への間取り変更。材料を工夫するなどし、費用を抑えることもできますよ。

4-3.キッチン

キッチンのリノベーションにかかる費用相場は以下のとおりです。

• ・目安価格帯：約30〜150万円
• ・中心価格帯：約60〜150万円

キッチンのリノベーションは、戸建てのほうが大型の設備を入れるケースが多いため、多少費用相場が高くなります。製品やメーカーにこだわりがなければ、費用を抑えることができます。

4-4.壁紙とフローリングの貼り替え

壁紙やフローリングの貼り替えのリノベーションにかかる費用相場は以下のとおりです。

• ・壁紙の貼り替え：約650〜1,700円／㎡
• ・フローリングの貼り替え：約5〜25万円／6帖(約10㎡)

壁紙やフローリングの貼り替えは、使用する材料によって価格が大きく異なります。壁紙は、量産品のクロスなら安価、消臭などの機能性があったり色や柄が豊富だったりするクロスは比較的高価です。フローリングの場合、複合フローリングは安価ですが、無垢フローリングは高価になります。

場所によって材料を変えるなどの方法で、費用を抑える工夫をするのも良いですね。

5.おしゃれな内装リノベーション事例6選！

ここからは、誰もが憧れるようなおしゃれな内装リノベーションの事例を紹介していきます。

5-1.【455万円/築26年以上】L型に取り替え、使い勝手の良いキッチンに

築26年以上のマンションのリノベーションの事例です。キッチンをはじめ、浴室・バス、トイレ、洗面などの水まわりを中心に、白を基調としたリノベーションを施工。間取りはほとんど変更せず、設備や建具の入れ替えで、清潔感のある空間になりました。

Before：以前は壁付けで使い勝手の良くないキッチンでした。

After：広い空間をうまく利用したL型キッチンに変更。快適な動線になりました。窮屈感なく快適にキッチンでの作業を行えそうですね。

事例の詳細：シンプルかわいいお家

5-2.【550万円/築26年以上】おしゃれなアイランドキッチンに変身！

築26年以上の戸建て住宅のリノベーション事例です。大きな間取り変更はしていないものの、小上がりの和室をフラットにしウォークインクローゼットにしたことで、動線を整理し、片付けやすい空間にしました。

Before：コの字型キッチンで使い勝手は悪くありませんでしたが、暗く圧迫感がありました。

After：開放感のあるアイランドキッチンへ変更。このアイランドキッチンを中心に、LDKや玄関ホールなどへの動線が快適になりました。家族との会話を楽しみながら、キッチンでの作業を行えますね。

事例の詳細：アイランドキッチンが主役！人もペットも快適な回遊動線

5-3.【582万円/築21年以上】古民家風の家にリノベーション

築21年以上の戸建住宅のリノベーション事例です。キッチンとリビングを一体化し、自然光を取り込める明るい空間になりました。梁を活かした古民家風のデザインが、和風カフェのようでおしゃれです。

Before：以前は暗く狭い和室でした。

After：和室の押入れや天袋を撤去し、天井高を上げました。開放感があり、家族でくつろいで過ごせそうですね。

事例の詳細：中古住宅リノベーションで実現。古民家風のこだわりの住まい

5-4.【750万円/築26年以上】タイルがおしゃれなキッチンに

築26年以上のマンションのリノベーション事例です。実家のような落ち着いた空間をつくるため、見せる柱や梁を造作。マンションでありながら古民家風の仕上がりになりました。水まわりの設備はブラウンの木目調で統一し、和風な空間とも違和感なく調和しています。

Before：ほとんど使わない吊り戸棚と古いデザインのキッチンでした。

After：使い勝手の良い引き出し式のキッチンに変更。あえて目地を目立たせたタイルがおしゃれですね。

事例の詳細：古民家風リノベーション

5-5.【800万円/築26年以上】カフェのような素敵なリビングに

築26年以上のマンションをリノベーションした事例です。間取りは大きく変更していませんが、一部垂れ壁などを撤去することで開放感のある空間に。水まわり設備なども含め、全体を明るい木目調で統一し、おしゃれなカフェのような雰囲気になっています。

Before：もともと広さのあるLDKでしたが、キッチンが独立型で暗い印象です。

After：キッチンの垂れ壁を撤去し、開放感のある空間に。腰壁に雰囲気のあるタイルを用いて、カフェのようなリビングになっていますね。

事例の詳細：おうちカフェを愉しむ住まい

5-6.【1,000万円/築30年以上】明るく開放的なリビングに

鉄骨造の戸建て住宅を全面リノベーションした事例です。使わなくなった和室を撤去し、水まわりを全体的に移動。キッチンをはじめ、浴室・バス、洗面、トイレの動線が快適になり、空間も開放的になりました。

Before：壁付けのL字型キッチン。背面も壁になっていて暗く圧迫感がありました。

After：浴室などの水まわりも移動させたことで、広々とした対面キッチンとリビング・ダイニングができました。家族みんなで快適に過ごせそうですね。

事例の詳細：築30年の鉄骨造をマルっとリノベーション

6.内装リノベーションで理想の空間を手に入れよう！

この記事では、戸建てやマンションの内装リノベーションのメリットや、費用を抑えるためのポイントなどについて解説しました。紹介したポイントや事例なども参考に、理想の住まいを実現してくださいね。

リノベーションを成功させるためには、信頼できるリフォーム会社を見つける必要があります。複数のリフォーム会社から見積もりを取り寄せ、自分たちの希望に合うプランを提案、施工をしてくれる会社を見つけましょう。

複数のリフォーム会社から探すなら、ホームプロに相談してみるのがおすすめです。ホームプロは、厳しい基準をクリアしたリフォーム会社のみが加盟するリフォーム会社紹介サイト。地元の優良リフォーム会社を複数紹介してもらえますよ。無料で利用できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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