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味のある風合いが人気の砂壁。表面が崩れてきたり、傷が目立ったりしていることから、砂壁のリフォームを検討されている方もいらっしゃるでしょう。しかし、実際のリフォーム費用やリフォームの注意点などを理解していなければ、理想通りのリフォームを行えない可能性もあります。 今回は砂壁をリフォームするメリット・デメリット、費用の相場などについて紹介していきますので、砂壁をリフォームする際の参考にしてみてください。
目次
土壁には砂壁のような板状の大きな下地は必要ありません。短く切ったわらや砂を土と混ぜ、水で練ったものを塗り固めた壁です。
つまり両者の違いは、素材の違いと共に、下地が必要かどうかという点でも大きく差があります。
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砂壁をリフォームするには、どのような方法があるでしょうか。詳しい方法についてみていきましょう。
既存の砂壁を生かす場合には、塗り直しのリフォームになります。壁表面の劣化の程度にもよりますが、塗り直しには「一度剥がす」方法と「上塗り」という方法が一般的です。塗り直しは左官職人に依頼することになりますので、費用は割高になりやすいでしょう。
既存の砂壁を珪藻土に塗り替える方法もあります。珪藻土は「土」が原材料になっており、ザラリとした素朴な質感が特長です。調湿効果に優れていて、消臭効果も期待できます。カラーバリエーションも豊富で、「藁入り」など仕上がりのデザインでも選択肢が多いでしょう。
砂壁を漆喰壁に塗り替えることも可能です。漆喰は石灰石が原材料になっており、サンゴ礁が化石化し、とても長い年月をかけて堆積していった自然素材です。漆喰そのものは白い色ですが、近年は調合で多くの色があります。また、消臭効果や防カビ効果が高いのが特長です。仕上がりは少しツヤがあり滑らかな質感であるため、やさしい雰囲気の空間づくりにおすすめです。
砂壁を、扱いやすいクロス壁にする方法もあります。無地や柄付きなどバリエーションが豊富にあり、和風でも洋風でもイメージに合わせて採用することが可能です。和室を洋室に変えたい場合などにおすすめです。
既存の砂壁にペンキを塗る方法もあります。ただし、砂壁が持つ調湿効果が失われる可能性もあるため、湿気対策を別途で考えるか、調湿効果を妨げない透湿性のあるペンキ材を選択するなど工夫が必要です。砂壁をそのまま生かしたリフォームになるため、壁の塗り直しなどと比較すると、費用を安価に抑えることができるでしょう。
砂壁にベニヤ板を貼り、洋風の空間にリフォームすることもできます。和室から洋室に変えるときにもおすすめです。
砂壁をリフォームするとき、どのくらいの費用がかかるかはリフォームする壁の種類によっても異なるため注意が必要です。ここでは、「6畳あたり」の費用の相場を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
・砂壁………………7万円~10万円(床の間あり)、6万円~8万円(床の間なし)
・珪藻土……………12万円~19万円
・漆喰………………12万円~19万円
・クロス(壁紙)…8万円~16万円
・ペンキ……………6万円~10万円
・ベニヤ板…………10万円~15万円
砂壁のリフォームではどのくらいの施工日数が必要なのか、「6畳あたり」の目安をご紹介します。
・砂壁………………2~4日
・珪藻土……………2~4日
・漆喰………………2~4日
・クロス(壁紙)…1~2日
・ペンキ……………2~4日
・ベニヤ板…………1~2日
なお、珪藻土や漆喰などは季節によって乾き方に差がありますので、記載の日数よりもかかることもあります。
砂壁をリフォームすることで得られるメリットとしては、次のような点が挙げられるでしょう。
クロス壁やベニヤ板など、傷に強い素材に変えることで、家具の近くの壁やペットによる傷を防ぐことができます。砂壁は、強い衝撃に対して傷がつきやすく、崩れやすいという特性があります。そのため、傷が気になる場合は傷防止のリフォームがおすすめです。
砂壁をリフォームすることで、掃除が楽になります。砂壁が劣化すると、衝撃を与えなくても自然に表面の粒子が剥がれてくることがあるからです。壁の下の床面にはいつも粒子が溜まってしまうため、掃除が面倒になります。リフォームで壁が剥がれるのを防げば、家事の負担も軽減できるでしょう。
砂壁以外の素材を使うことで、現代的な住宅に生まれ変わらせることができます。砂壁は伝統的な日本家屋の仕上げ材です。高級感はありますが、どこか古臭いイメージに見えることもあるかもしれません。同じような調湿効果がある壁材でも、珪藻土や漆喰壁に変えることで、モダンな空間に変えることができるでしょう。
砂壁をリフォームする注意点としては、次のようなものが挙げられます。
クロス壁やペンキ塗りにすることで、砂壁の調湿効果が失われる可能性があります。湿度のコントロールができず、カビが発生しやすくなるリスクがありますので、防カビ対策の工夫が必要です。
砂壁の防臭効果もなくなる可能性があります。臭いが気になる空間の場合は、別の方法で防臭対策をする必要があるでしょう。
砂壁をリフォームするタイミングを自分で判断するためには、どのようなポイントに注目すればよいでしょうか。その目安をご紹介します。
・砂壁の砂や粉が自然に落ちるようになる砂壁の表面の砂、粉が触れなくても自然に落ちてくる場合には、リフォームをすべきタイミングと判断してもよいでしょう。毎日ポロポロと床に落ちていることが目安です。
・砂壁にカビが生える砂壁にカビが生えている場合も、塗り替えなどリフォームの時期と判断できます。砂壁には調湿効果がありますが、劣化するとその効果も弱まってきます。カビを防ぐことができなくなったら、本来の機能を発揮できていませんので、リフォームを検討しましょう。
ここからは、砂壁のリフォーム実例を紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
・1:【クロス(壁紙)】砂壁をクロスに替えて明るい印象にリフォーム
砂壁の劣化が進み、表面がポロポロと落ちてきていたため、クロス壁にリフォームしています。ホワイトを基調とした壁に変えて明るさが増しました。畳も新調してモダンな雰囲気になっています。
・2:【砂壁】既存の砂壁に塗り重ねできれいな和室にリフォーム
既存の砂壁はそのままに、重ね塗りのリフォームをしています。撤去費用を削減することができたため、費用も抑えられています。和室としての雰囲気を残し、きれいな和室に生まれ変わりました。
・3:【珪藻土】日本間を活かしつつお手入れしやすい壁にリフォーム
砂壁を珪藻土に塗り替えています。劣化して表面がポロポロと落ちてきていたため、体が触れることの不快感がありましたが、表面が滑らかな珪藻土に変えることで肌触りも心地よくなっています。和室の雰囲気をそのまま残したい方におすすめです。
・4:【漆喰】壁の塗り替えだけで一気に明るい和室に変化
砂壁を漆喰壁にリフォームしています。既存の和室は砂壁の劣化も進み、古いイメージがありましたが、漆喰で明るい和室になり、畳も変えてモダンな和室になっています。
・5:【クロス(壁紙)】砂壁の和室をクロスに替えて洋室にリフォーム
砂壁だった和室をクロス壁に変えて、フローリングを貼り洋室に生まれ変わりました。寝室として使う要望に合わせて、押入れもクローゼットにリフォームし、暮らし方に合わせて機能的になっています。
昔ながらの砂壁は、調湿効果もあるなど体に優しい環境を提供してくれますが、劣化によって表面が崩れたり、調湿効果も失われたりします。塗り直しや違う素材に貼りかえるリフォームで、デザイン的にもおしゃれに気持ちのよい空間づくりを目指したいですね。
ただし、塗り直しなどは、左官職人による技術が必要になります。そのため、砂壁の施工経験があるリフォーム会社に依頼することが望ましいでしょう。
とはいえ、自分で施工経験を持つリフォーム会社を探すのは難しいと感じている方もいらっしゃるかもしれません。そのような場合には、ホームプロのご利用がおすすめです。ホームプロは、全国1,200社のリフォーム会社が加盟しています。自分のリフォームにぴったりなリフォーム会社を探すことができますので、ぜひご利用してみてはいかがでしょうか。
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