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マンションリフォーム時の鍵の交換どうしてる？気になる3パターン

最終更新日：2015-10-02

マンションで鍵の交換を行う際には、管理規約や細則の確認が必要だということをご存知ですか。今回は分譲マンションをリフォームする際の注意点、そして中古マンションにおける鍵交換の必要性や、オートロックマンションの鍵交換の注意点についてご紹介します

・分譲マンションをリフォームする際の鍵の交換について
・中古マンションは別の観点から鍵の交換が必要
・オートロックのマンションをリフォームする際の鍵交換の注意点

分譲マンションをリフォームする際の鍵の交換について

マンションの玄関の鍵は共用部分にあたります。そのため、各分譲マンションの管理規約や細則にもよりますが、個人の判断で鍵を交換する際は、管理組合への確認や、申し出が必要な場合があります。
分譲か中古物件かにかかわらず、購入したマンションは専有部分と共有部分の2つに分けられます。専有部分とは、分譲マンションを購入した人それぞれが購入・所有している部分。大まかに言えば、住居空間が専有部分と言えます。
一方、廊下やエレベーター、階段やエントランスといった、個人の所有物ではない部分を共用部分といいます。
専有部分と共用部分の線引きは、管理規約と細則（管理規約では触れられていない細かな取り決め）によって行われており、共有部分に関しては基本的に個人の判断で手を加えることはできません。
玄関は、専有部分と共用部分の区分がややこしい場所です。一般的には、玄関の内側の壁紙部分のみが専有部分となり、それ以外の鍵やドアノブ、のぞき穴などは共用部分となっています。そのため、リフォームで鍵を勝手に交換する行為は、管理規約に違反する行為となります。
ただマンションによっては、細則でこうした共用部分の変更を許可しているところもありますので、リフォーム前には管理規約や細則を確認したり、管理組合に確認するのが良いでしょう。
交換する場合、申し込みから3～4週間、鍵の種類や業者によっては2ヵ月程度掛かるというところもありますので、早めのスケジューリングを心がけることも大切です。

中古マンションは別の観点から鍵の交換が必要

中古マンションをリフォームする場合の鍵の交換も、基本的には管理規約などに則った対応が必要です。ただし、中古マンションの場合は防犯上の観点から、できるだけ鍵を交換しておくことをおすすめします。
中古マンションの場合、賃貸と違って、入居とともに鍵が自動的に変わるということはありません。つまり、鍵を交換しなければ、前の住人と同じ鍵を利用していることになります。
もちろん前の住人からは、物件を売却する際に、スペアキーも含めて鍵は返却されているはずです。しかし、合い鍵を作られている場合もありますで、防犯上の観点から、鍵は交換しておいたほうが良いでしょう。
リフォーム時の鍵の交換は、全ての工事が終わった後に行うのがおすすめです。
リフォーム中は、さまざまな業者がひとつの鍵で出入りをします。業者によってはリフォーム中の鍵の扱いがずさんなところも考えられます。
安全に鍵を受け渡しするためには、鍵の受け渡しを証明する書類を作るという方法もありますが、気になるようであれば、リフォーム後に鍵を交換する方が、安心できるかもしれません。

オートロックのマンションをリフォームする際の鍵交換の注意点

オートロックのマンションにお住まいの場合、エントランスの鍵と家の鍵が同じということは珍しくありません。鍵を交換できるか不安になりますが、結論としては可能です。
エントランスと共用の鍵を交換するためには、管理規約や細則の確認だけでなく、メーカーの確認も必要です。オートロックの場合、基本的には同じメーカーでなければ交換用の鍵を作ることができないためです。交換時には、管理組合に問い合わせ、メーカーを教えてもらうのが良いでしょう。
また、エントランスと共用の鍵以外に、自分の部屋だけの鍵を作るという方法もあります。もちろん管理規約で可能な場合のみですが、防犯に気をつけたいなら、こうした方法も案に入れてみてはいかがでしょうか。

ホームプロでは、玄関の鍵交換も踏まえたリフォーム業者会社をご紹介することができます。リフォームの際に鍵も一緒に交換したいという方は、ぜひホームプロにご相談ください。

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