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スケルトンマンションとして販売されている物件は、専有部分をコンクリートむき出しの状態まで解体後に、販売している中古マンションです。間仕切り壁や設備機器、配管や配線も取り除かれていますので、専有部分内を比較的自由にプランニングすることが可能です。
リフォーム工事では必要に応じて間仕切り壁を設置し、外壁の部分に断熱材を入れ、設備機器や配管、配線を新しくすることで、専有部分内は新築同様になります。
スケルトンマンションを購入してリフォームした場合は、300万円~400万円ほどの費用が掛かります。これは、一般的な設備機器や汎用品の壁紙を使用した場合ですので、設備機器や内装材のスペックによっても、リフォーム費用は変わってきます。間仕切り壁の設置状況や建具の数にもよりますので、専有面積の広いマンションでは費用は高めになりやすいです。費用の目安は最低限必要な金額と捉えておくとよいでしょう。
反対に間仕切り壁をほとんど設けず、内装材も最低限とした現わしの仕上げとした場合には、リフォーム費用を抑えられます。
スケルトンの状態で販売されている物件ではなくても、解体工事を行えば同様の状態することは可能です。スケルトンマンションは解体が済んでいることから、解体に掛かる費用や期間をみなくて済むことがメリットとして挙げられます。
ただし、古いマンションでは床下に配管のためのスペースがとれず、天井高も抑えられていることが多く、水回りの位置を動かすのが難しいケースもあります。また、一部の低層マンションでは壁式工法が採用されており、構造上壊すことのできない間仕切り壁があるケースもりますので注意が必要です。また、マンションの管理規約によって、フローリング材の遮音性能が決められ、フローリング材以外の床材は使用できないこともありますので確認しておくことが大切です。
気になるマンションが見つかったら、スケルトンにして、どの程度のリフォームができるのか、リフォーム会社に相談してみましょう。
ホームプロではスケルトンマンションのリフォームに強い会社の紹介も行っています。匿名での相談も可能ですので、ぜひ利用してみましょう。
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※2023年4月~2024年3月
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