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キーワード:「壁面収納」

壁面収納は、しまいやすく、取り出しやすさがポイント

壁一面で収納量が多いから、奥行きを浅くする

リフォームする際に気になるのが、収納スペースをいかにつくるか。ポイントになるのが壁面収納です。天井高さ、壁一面に壁面収納を設けることで、置き家具以上の収納量を確保することが可能です。一番のキーポイントは、しまいやすく取り出しやすいこと。取り出しやすさとは、奥行きをあまり深くしないことです。奥行きを設けるとどうしても部屋が小さくなりがちで、部屋全体に圧迫感が生じてしまいます。また、奥行きがあると奥に物を詰め込んでしまい、何が入っているのかわからなくなることがあります。避けたいのは、今使っている置き家具をスッポリ入れるために奥行きとって造作することです。確かに家具を処分するのはもったいないのですが、物を取り出すのに扉を2回開けなければなりませんし、その分、奥行きが深くなるので部屋として使えるスペースが狭くなってしまいます。どうしても家具を手元に置いておきたいのなら、家具用の納戸を設けてまとめてしまいましょう。

 

半既製品のシステム収納と自由に造られる造作家具

壁面収納を設ける時には2つの方法があります。ひとつは半既製品のシステム収納を備えること。もうひとつは造作家具です。半既製品のシステム収納はメーカーのショールームなどで出来上がりが想像できるメリットがあります。パーツの組み合わせなども比較的しやすいのが特徴です。ただ、特注すると予想以上の費用がかかる場合があるので、その点、注意が必要です。造作家具の場合、自分の好みに合わせて作ることができるメリットがあります。でも、オリジナルで作るのですからその分、コストが高くなります。また、将来的に変更することがあれば、改修に費用がかかります。いずれにしても、どのような物を収納するのか、将来的にどのように使うのかまで考えて決断しましょう。

 

「壁面収納」に関するリフォーム事例

埼玉県 / 60万円
洋室

WIC新設の為、ご主人のお部屋をコンパクトにしました。壁一面には、組み合わせオーダーできる収納を配置しました。洋服パイ…(続きを読む)

東京都 / 70万円
リビング

壁・天井クロスを貼り替え、フローリングをあえて上張りにいたしました。元々あったフローリングの遮音性能はそのままリフォー…(続きを読む)


 

用語解説

壁面収納

壁面を有効利用するために設けられた収納の事。耐力壁以外の壁には、筋交が入っていないため、その部分の余ったスペースを使用する事が多い。

 

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