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古民家をリフォームして宿泊施設に！

最終更新日：2015-10-02

古民家をリフォームして宿泊施設に！

古民家をリフォームして、民宿や旅館などの宿泊施設として活用しているケースがみられます。古民家を民宿や旅館、ホテルとして営業するには、旅館法などの規定もあります。民宿では素泊まりで貸別荘のように運営していることもあり、旅館となっている古民家は比較的規模の大きなものです。

・素泊まりの貸別荘タイプも！古民家民宿とはどんなところ？
・サービスや設備が充実した環境で古民家に滞在！古民家旅館
・リフォームした古民家の食事処などがある！古民家ホテル

素泊まりの貸別荘タイプも！古民家民宿とはどんなところ？

旅館法の規定では、旅館にもホテルにも該当しない、簡易宿泊所営業といわれる宿泊施設が民宿やペンションなどになります。広さの規定は、客室は3㎡以上で、合計で33㎡以上と決められています。一般的な古民家でも客室がとりやすい広さですので、古民家を転用し、宿泊施設として、運営しやすい業態です。

古民家を利用した民宿では、宿によっては宿泊客とオーナーが囲炉裏を囲むなど、アットホームな雰囲気のところが多くみられます。1日1組に限定した民宿では、他の宿泊客に気兼ねなく過ごすことが可能です。

貸別荘のように素泊まりで1棟貸しの宿泊施設として提供し、かまどなどの調理施設を使って宿泊者が自炊を行うスタイルをとる民宿もあります。こうした施設では、古民家で暮らしているような感覚で過ごすことができます。

サービスや設備が充実した環境で古民家に滞在！古民家旅館

旅館は旅館業法では、和室を主体とした5室以上の客室を持つ宿泊施設をいい、和室では5㎡以上、洋室は9㎡以上という規定が設けられています。古民家の中でも大規模な邸宅を改築あるいは移築して、宿泊施設としているケースがあります。旅館では各部屋に入浴施設を設ける法律上の規定はありませんが、露天風呂つきとしている客室もみられます。

夕食には囲炉裏を利用した田舎料理が供される施設が多いです。古民家旅館では、民宿よりも比較的プライバシーが保たれやすい形で、古民家での宿泊を体験することが可能です。喫茶室やバーなどを設けた古民家旅館もあります。

古民家ではなく、古民家風に立てた和風建築の古民家風の旅館もあります。