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見えない場所で戦っているのです。

スレート瓦の劣化は雨水の染み込みを招いて、スレート内部の劣化を進行させてしまいます。その結果割れや欠けの発生にもつながります。また、板金物が施されている部分は塗膜の劣化が錆を発生させて、屋根そのもののダメージにも繋がりかねません。日頃直接見ることのできない場所だけにしっかりとした施工をする必要があります。

いくら優れた塗料でも下地処理ができていなければ意味がありません。藻カビや汚れを落とすことも当然ですが、チョーキングなどのような古い塗膜もしっかりと洗浄していきます。新しい塗膜の密着性を高めるために大事な工程です。

ケレン作業(手磨き)をした後は棟板金の防錆塗装を実施していきます。内部の木下地が傷まないようにすることも目的の一つです。
この棟板金は、強い風を受けたり温度変化が大きいことが原因で止めている釘の浮きが発生することがよくあり、これらを補修しながら次回のメンテナンスまで持つようなしっかりとした施工をしていきます。

建物のタイプ	戸建住宅
価格	33万円（単独工事をする場合の概算です）
築年数	11〜15年
工期（全体）	１ヶ月
面積	91.00m²
その他採用機器・設備
施工地	埼玉県北本市
家族構成	不明

詳細情報：

工事種別：塗装／商品名：ダイナミックルーフ／屋根素材：スレート／塗料種別：シリコン

お客さまのご要望

特に雨漏れとかもしてないし問題はないと思うけれど、日頃見えない場所だから…。屋根も塗装するものなんですよね？

リフォーム会社のご提案

スレートの材質はもともと吸水性がありますが、塗装することでそれを押さえています。塗膜が劣化すれば水を吸ってしまいますので内部から劣化してくることが考えられます。また棟と呼ばれる山の部分は板金物で覆われていて、劣化をするとサビが発生することがあります。紫外線や風雨に晒されて温度変化も大きく過酷な環境ですからしっかりとメンテナンスすることをお勧めします。