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築10年を過ぎた住宅に出現する、外壁のひび割れ。1箇所だけならば、施工会社に依頼しなくても、自分で対応できそうに感じます。
しかし、DIYではこんな落とし穴があると江原さんは主張します。素人判断の補修は、なぜ危険なのでしょうか。
「昨今はインターネットで、ひび割れに対応するコーキング剤や塗料の種類、補修方法まで調べることができます。ただし、知ってほしいのは、ホームセンターでは、電気系統や水道工事用の商品(シリコン系シーリング材)を販売していることです。 それらには、水が浸入しないように撥水性がある材料が含まれるため、外壁に使用すると、上から塗装をしようにも、塗料を弾いてしまうケースがあります」(江原さん、以下同)
塗装できずに、ひび割れの部分だけ壁から浮き出てしまうのですね。そうなった場合は、どのような対処が必要ですか。
「ひびの中からシーリング材をできるだけ削り取り、外壁専用のものを再度詰め直す作業が発生しますが、簡単ではありません。 なぜなら一度塗り込んで、定着させてしまったシーリング材を完璧に取り去るのは、プロでも困難です。さらに言えば、削り取ることでひび割れた箇所を拡大させてしまうため、結果的に外壁の耐久性を下げてしまうことも。 外壁用のシーリング材を選ぶことができたとしても、外壁の下地材質と上乗せする塗料との相性によっては、年月が経つと元のひび割れから油が染み出します。美観を気にする人は、市販製品を避けたほういいでしょう」
塗装においても、プロの技術が必要のようです。どのような点で、施工会社に任せたほうがいいのでしょうか。
「業務用と市販用では塗料の『持ち』が異なります。新築時に業務用塗料で仕上げたものに、自分で選んだ塗料を重ねると、耐久性を下げてしまうことも。場合によっては、全面的に塗料を落としてから、再度業務用塗料で塗り直さなければいけません」
技術面ではいかがでしょうか。年数が経った外壁に塗装するとき、どのような点で注意が必要ですか。
「外壁の劣化は、均等に壁面全体に現れるわけではありません。外壁の劣化状態によっては塗料をいくら塗っても壁が吸い込んでしまい、色がきちんとのりません。 その点を考慮せずに、全体的に同じ量を均一に塗ろうとすると、ところどころ色ムラが発生します。一方、施工会社では、塗装が均一に仕上がるように箇所によって塗布回数を変えているので、塗料の質だけでなく仕上がりにも違いが出ると思います」
DIYの醍醐味は、他の家と差をつけるオリジナリティ。最近は、海外の塗料もネットで入手できるため、どうしてもそのような素材を使用したい場合はどうしたらいいのでしょうか。
「家主の方が、塗料メーカーに直接問合せるケースも増えているようですが、実際の外壁を見ないと答えられないこともあります。どうしても使用したい素材があるのであれば、施工会社に相談してみてはいかがでしょう。 塗り終わった後に、泣く泣く施工会社に補修をお願いするよりも効率的ですし、自分でやるよりも長持ちさせることができるかもしれません。 DIYではありませんが、たとえば塗料の剥げを発見したとき、新築時からの経過年数によって補修塗装の範囲が異なります。そのような判断も含めて施工会社に依頼したほうが得策でしょう」
「小さな面積だから」と市販製品で対応できると思いがちですが、素人判断でDIYをしてしまうと見た目はおろか、耐久性も低下させてしまう可能性があります。後悔を生まないためにも、簡単そうに見えるものでも、施工会社へ相談をしてみてはいかがでしょうか。
(取材・文:小林有希 編集:ノオト)
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