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【2024年版】外壁塗装の費用と相場は?失敗しないリフォーム会社選びのポイント

  • 最終更新日:2024-05-14

【2024年版】外壁塗装の費用と相場は?失敗しないリフォーム会社選びのポイント

外壁塗装をそろそろ考えているけれど、チラシを見ても費用がイマイチよくわからなかったり、自分の家を外壁塗装したら、いったいいくらかかるのか気になりますよね。そこで外壁塗装にかかる費用を徹底解説します。外壁塗装の業者選びで失敗しないためにも費用の相場を知っておきましょう。

家の坪数や塗料で変わる外壁塗装の費用相場

外壁塗装の見積書の写真

外壁塗装の費用は家の大きさだけでなく、塗料の種類によっても異なります(写真/PIXTA)

住まいの外壁は定期的に塗装をし直さないと、外壁材や家の構造部が傷んだり見た目が悪くなったりしてしまいます。だからこそ、長く暮らす住まいの外壁塗装を定期的にしておかなければいけません。

とはいえ気になるのは「外壁塗装にいくらくらいかかるのか」という費用の問題です。一戸建ての家の外壁塗装は、家の大きさによって費用が変わりますので、坪数別にかかる外壁塗装の費用相場をまずはチェックしてみましょう。

1.家の坪数から考える外壁塗装の費用相場

外壁塗装の費用は、家の大きさによっても変わってきます。家の坪数が大きくなれば、それだけ壁の面積が大きくなり、外壁塗り替えをしなければいけない面積が増えます。

家の形状によっても多少差がありますが、外壁の塗装面積は家の面積からざっくりと試算できます。

【外壁塗装をする面積の簡単な試算方法】

外壁面積=延べ床面積(㎡)×1.2

(例)30坪の家の場合

30坪×3.3(※)×1.2=118.8≒120㎡

※1坪あたりの平米数は3.3㎡

さて、この計算をもとにして家の大きさ別に見た費用相場を考えてみましょう。

外壁塗装で使う塗料にはいろいろあります。また、外壁塗装では塗料を2〜3度塗りしていますので2度塗りと換算すると塗料代は倍かかる計算です。

また、塗料代以外にも足場代や高圧洗浄やシーリング補修などの費用が30万〜40万円ほどかかります。

ウレタン塗料の費用は1㎡あたり1500〜2500円が相場ですので、中間の2000円を塗料の価格に、さらに3度塗りしたとして計算した場合、外壁塗装にかかる費用の相場は次の通りです。

家の大きさ

外壁塗装費用の相場(足場代などの費用は除く)

20坪(塗装面積約80㎡)

78万〜88万円

30坪(塗装面積約120㎡)

102万〜112万円

40坪(塗装面積約160㎡)

126万〜136万円

また、ホームプロに掲載中の外壁リフォーム事例を見てみると、外壁塗装や外壁工事にかかるリフォーム費用の相場は90〜120万円。全体の約6割が150万円以内となっています。

※参考:ホームプロ「外壁塗装・外壁工事リフォームの費用と相場

2.外壁塗料の種類別に見た費用相場

外壁塗装は使う塗料によって費用が変わってきます。さらに、外壁塗装は1回塗装するだけでなく、中塗り・上塗りを含めて合計3回するのが一般的です。

そこで、3回塗装した場合の費用を塗料の種類別に比較してみましょう。

30坪(塗装面積約120㎡)でそれぞれ計算してみると、だいたい次の表の金額になります。

アクリル塗料

36万〜65万円

ウレタン塗料

54万〜90万円

シリコン塗料

65万〜126万円

フッ素塗料

108〜180万円

上の金額はあくまでも塗料の値段。これに加えて、工賃や足場代がかかります。

2階建て30坪程度の家の足場代や養生・飛散防止ネットの費用は10万〜20万円が相場。また、高圧洗浄やシーリング補修、下地補修、下塗りなどにかかる費用は大体15万〜20万円が相場となっています。

外壁塗装にかかる費用の内訳

外壁塗装をする職人

外壁塗装にかかる費用は塗料代以外にもいろいろあります(写真/PIXTA)

ここまでお話ししてきた通り、外壁塗装は塗装代だけでなく、いろいろな費用がかかります。具体的にどんな費用がかかるのか、項目を整理しておきましょう。

見積書を見る際には、各項目の金額がいくらになっているかを確認することが大切です。

外壁塗装の材料費

外壁塗装に使う塗料には、シリコン塗料やフッ素塗料などさまざまな種類があります。塗り替え時には、どんな塗料を使うかで費用が高くなったり安くなったりします。

また、塗料以外にもシーリング材や養生シートといった資材も材料費に含まれます。

外壁塗装の工賃

外壁塗装をするための人件費です。職人さんが何人、何日作業に入るのかで計算されます。

外壁を塗るだけでなく、高圧洗浄や下地補修、雨どいや雨戸の塗り替え、汚れ防止のための養生、廃棄物の処理などの作業も発生するので、意外と工賃もかかるもの。会社によって工賃の単価が変わってきますので、いくらに設定しているか、見積もりで確認してみるといいでしょう。

外壁塗装に必要な足場代

高い場所の外壁塗装をするためには足場を作らなければいけません。足場代はだいたい外壁塗装でかかる費用の2割程度を占めているのが一般的です。

ただし物価高の中、足場代は高騰傾向にあります。

少しでも節約するなら、外壁塗装と併せて屋根塗装も一緒にやってしまうのも一つの手です。例えば、翌年に屋根塗装も予定している場合。外壁塗装で組んだ足場代に加えて、次の年も屋根塗装のための足場代が必要になります。

屋根と外壁を一緒に済ませてしまえば、足場を組むのも1回で済み、結果的に節約につながります。

諸経費や交通費

材料費や工賃、足場代に含まれない事務手数料や交通費も費用に入ってきます。

外壁塗装の作業中に、車を有料駐車場に止めなければいけないような立地の場合、駐車料金などもかかります。

外壁塗装の見積書はどう見ればいい?

外壁塗装の見積書

外壁塗装の見積書の内容を理解すれば業者の検討にも役立ちます(写真/PIXTA)

外壁塗装の見積もりをする際には、各項目の内容もじっくり確認してみましょう。

どんな項目が書かれているのか、見積書を見る際の注意点を解説します。

外壁塗装の見積書に書かれている項目

外壁塗装の見積もりには、主に次のような項目が書かれています。

<外壁塗装の一般的な見積もり項目>

・外壁下塗り

・外壁中塗り(外壁主材塗り)

・外壁上塗り

・本体付属部塗装

・仮設足場組み立て、解体

・シート養生

・マスキング養生

・外壁洗浄

・下地処理

・廃材処分、清掃

・運搬費と交通費

・目地の補修費用

外壁は一般的に下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本です。見積書ではそれぞれの工程でどんな塗料が使われるかも書かれています。

また、目地の劣化やヒビなどがあると、下地処理などに加えて目地の補修費用も項目に入ってきます。

外壁塗装の見積書のチェックポイント4つ

項目ごとの単位

外壁塗装の費用が記された見積書を見る際には、各項目ごとに施工面積や単位などの数字がきちんと書かれているかをチェックしてみましょう。

見積書には、数量などの項目があります。この部分が空欄になっていたり、「一式」とひとまとめにされている場合には、どんな計算式で数字が出ているのかを確認しましょう。

塗装面積

特に、外壁塗装をする際の塗装面積がきちんと書かれているかは要チェック。

外壁塗装時には軒天などを合わせて塗装することもあるので、この部分も入っているのか、必要以上に広い面積で計算されていないかを見てみましょう。

塗装部分

外壁と屋根の塗り替えをセットで依頼している場合、外壁だけでなく屋根の塗装費用も含まれているか確認しましょう。

「屋根の費用は別の見積書だった」ということになれば、トータルの費用が大きく変わってしまいます。

足場代

外壁塗装のトラブル事例でよくあるのが、「足場代無料」と書かれているのに、足場代の費用を他の項目に上乗せしているケースです。

足場代が無料や安いと言われると、ついついお得なような気がしてしまいますが、他の部分に上乗せされている可能性もあるので見積書の足場代以外の項目もきちんとチェックしましょう。

見積書に書かれている塗料もチェック

外壁塗装の費用は、どんな塗料を使うかによって金額が大きく変わります。

そのため、見積もりを出してもらう際には塗料の名前が書かれているか、どんな塗料を使う予定かを見てみましょう。

最近では、インターネットで塗料の名前を検索すると、耐用年数や機能が簡単に調べられます。

耐用年数を確認しておくと、次に塗装する時期が大まかに予測できます。外壁塗装は1回で終わりではなく、また10〜15年後にしなければならないメンテナンスです。その分の費用も予定できるように、塗料の種類から耐用年数をざっくりと把握しておくことも大切です。

外壁塗装で使われる塗料で費用は変わる

外壁塗装をした家の写真

外壁を2色で塗り分けた家の例(写真/ホームプロ)
画像出典:「外壁を2色塗り分けでイメージチェンジ

30坪2階建の家の外壁塗装相場は、外壁塗装に使う塗料によって大きく変わります。

塗料にはアクリル塗料やウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料などがあり、耐久年数が長いものほど費用が高い傾向にあります。

例えば同じ家に60年住む場合、20年に1回の外壁塗装なら、その家で使う外壁塗装の費用はトータルで2回ですが、10年に1回の頻度で塗り替えるならトータルで5回外壁塗装をしなければいけません。

どんな塗料を使うかは、これからその家に何年住むのか、そしてトータル費用が最終的にいくらかかるかを考えて決めていきましょう。

ここからは、外壁塗料に使われる主な塗料を費用が安い順に紹介します。

アクリル塗料

アクリル塗料は外壁塗装で使われる塗料のうち、価格が安いタイプになります。ただし、耐用年数が短いのがネックで、およそ5〜8年と言われています。

発色が良いなどいい点もあるので、数年使えればいいなど耐用年数が短くてもいい場合にはアクリル塗料も選択肢に入ってくるでしょう。

・平米単価/1000~1800円

・耐久年数/5〜8年

ウレタン塗料

ウレタン塗料は、アクリル塗料よりも耐用年数が長く、7〜10年ほど。

木製の素材はもちろんのこと、金属などにも塗れるため、塗る場所を選ばない塗料と言えます。次に紹介するシリコン塗料とも価格差があまりないため、長持ちするものを選ぶなら、シリコン塗料の方がメリットが大きいでしょう。

・平米単価/1500~2500円

・耐久年数/7〜10年

【ウレタン塗料を使った外壁塗装事例】(戸建住宅 90万円)

ウレタン塗料で外壁塗装した家の壁

ウレタン塗料を使って外壁塗装をした家のリフォーム事例(写真/ホームプロ)
画像出典:「外壁のALC目地の劣化を修復しました

外壁の目地に亀裂が生じてしまい、雨水などの浸入リスクがあった住まいを外壁塗装した事例です。塗り替えと併せて、コーキング補修もしっかりと実施。雨どいや破風板はウレタン塗装する前にさび止めをしています。

シリコン塗料

シリコン塗料は、入っている合成樹脂がシリコンの塗料です。

耐用年数が10〜15年とアクリル・ウレタン塗料より長いのに加えて、商品バリエーションも豊富です。ただし、価格が安いシリコン塗料は耐用年数が短い点は注意が必要です。

・平米単価/1800~3500円

・耐久年数/10〜15年

【シリコン塗料を使った外壁塗装事例】(戸建住宅 47万円)

シリコン塗料で外壁塗装した家の壁

シリコン塗料を使って外壁塗装をした家のリフォーム事例(写真/ホームプロ)
画像出典:「イメージ変えずUVカット外壁塗装!外観はそのままで耐久性UP

シリコン塗料の中でも、日本ペイントの『水性シリコンセラUV』を使った外壁塗装の事例です。築16〜20年の2階建で外壁塗装にかかった期間は10日。シリコン塗料には、UVカット性能があるタイプもあります。汚れにくいものを選びたいならUVカットタイプを選んでみてもよいでしょう。

フッ素塗料

ビルやマンションなどでも使われているフッ素塗料は、耐久性があり、12〜20年は持つと言われています。有名な例で言えば、東京スカイツリーにも使われているフッ素塗料。さらに美しい状態を長持ちさせるためにオーバーコートなどのオプションもあります。

・平米単価/3000~5000円

・耐久年数/12〜20年

【フッ素塗料を使った外壁塗装事例】(戸建住宅 160万円)

フッ素塗料で外壁塗装した2階建の家

フッ素塗料を使って外壁塗装をした家のリフォーム事例(写真/ホームプロ)
画像出典:「きれいになって、もっと愛着がわきました

築14年の家を外壁塗装した事例では、15年耐久の「ファイン4Fセラミック」というフッ素塗料を使っています。「ファイン4Fセラミック」には、外壁の表面についた汚れを雨水が洗い流すセルフクリーニング機能があるのも魅力です。

無機系ハイブリッド塗料

耐用年数がフッ素塗料よりも長く、20年以上とも言われているのが無機系ハイブリッド塗料です。比較的新しい塗料ですが、工場や海の近くにあるプラント施設などでも使われているという実績があります。

・平米単価/3000~5000円

・耐久年数/15〜20年以上

【無機系ハイブリッド塗料を使った外壁塗装事例】(戸建住宅 150万円)

無機系ハイブリッド塗料で外壁塗装した事例

無機系ハイブリッド塗料で外壁塗装した2階建ての一戸建住宅の事例(写真/ホームプロ)
画像出典:「外壁塗装しました

プラチナ無機ハイブリッドの塗料を使った外壁塗装の事例です。

この塗料には、塗膜に特殊な熱反射顔料が配合されているため、太陽熱が吸収されにくいという特徴も。透明なセラミック成分も入っているので、静電気により埃が外壁の表面につきにくくなっています。

ひび割れが起きにくいことや、雨が降った時に汚れを自然に洗い流してくれるセルフクリーニング機能などもあるのできれいな状態が長持ちします。

外壁塗装の費用が適正かを見極める方法

外壁塗装をする様子の写真

シリコン塗料で外壁塗装をしている様子(写真/ホームプロ)
画像出典:「シリコン塗料での外壁塗装

塗料の種類が多く、リフォーム会社によっても金額が大きく変わる外壁塗装。外壁塗装で失敗しないためにも、依頼する際には必ず見積もりを取って検討してみましょう。

外壁塗装の費用が適正かを見極める方法をいくつかご紹介します。

外壁塗装の相見積もりを取る

外壁塗装の費用が異常に安いと施工の品質が悪いというケースがあります。また、残念ながらとても高い金額を提示する悪徳業者もいます。

見積もりを出してもらう際には、必ず1社だけでなく複数の会社に依頼しましょう。

費用相場は物価高による資材費の高騰などで変動しています。

「こっちの方が安い」と依頼してみると、以前出してもらった見積もりの金額は物価高騰前の金額だった……ということもあります。相見積もりを取る際には、必ず同時期に出してもらった見積もりを比較してみましょう。

外壁塗装費用の内訳を業者に確認する

見積もりも、費用の内訳がしっかりと書かれているかどうかをチェックしましょう。

項目が曖昧だったり、「足場代無料」などと謳っていても、他の項目が他社よりも高く見積もられていてトータル金額が高くなっているというケースもあります。

費用の内訳や項目に不明点があれば質問してみることも大切です。

きちんとした業者なら、それぞれの項目がどんなものなのか、しっかりと説明してくれるはずです。

業者さんの姿勢を知るという意味でも、不明点があれば積極的に質問してみましょう。

外壁塗装をしないと余計な費用がかかることも!4つのリスク

外壁塗装をしないリスクを表すイラスト

外壁塗装をしないと害虫被害や建物の劣化などのリスクがあります(イラスト/caco(ポップコルヌ))

定期的に外壁塗装をしておかないと、家の見た目が悪くなるだけでなく、建物の劣化が進んでしまったり、将来大掛かりな修繕費用がかかったりしてしまいます。

外壁塗装を定期的にしなかった場合のリスクは大きく分けて4つあります。

外壁材の劣化

 外壁の表面を塗装材で覆うことで、外壁材を雨や紫外線から守っています。ただし、この塗装剤は紫外線などに晒されて少しずつ表面が劣化していきます。

そのため、定期的に外壁の塗り直しをしないと、外壁の表面がひび割れしたり、チョーキング現象といって外壁表面を触ると粉状のものが付着してしまったりします。

特にチョーキングは、外壁材の劣化の初期サインです。

そのまま放置すると外壁材がさらに劣化してしまいますので、外壁を触って白いものが手についたりしたら「塗り替えのサイン」と考えましょう。

シロアリなど害虫の侵入

外壁材が劣化してヒビが入ると、外壁の割れ目からシロアリなどの害虫が侵入してしまうことがあります。特にシロアリは家の柱など構造体を食害する害虫です。家の柱などをシロアリが食べてしまえば、外壁のリフォームだけでなく大掛かりな修繕に高い費用を払わなければならなくなります。

下地や断熱材の劣化

外壁の塗り替えをしないでいると、だんだん外壁材の表面が劣化。ヒビなどが生じて、割れ目から雨水が浸入してしまいます。

外壁材の内側には、下地や断熱材などがあり、この部分が湿ってしまえばカビや雨漏りの原因になります。カビが住む人の健康を害する可能性もありますので、できればそんな事態は避けたいところ。

下地や断熱材の補修は、外壁塗装よりもお金がかかります。

また、外壁塗装もいつかはしなければいけないものですので、トータル費用を節約するためにも定期的な外壁塗装をしていきましょう。

資産価値の低下

住まいは大切な試算です。将来、自宅の売却などを検討しているなら、外壁塗装をきちんとしておくことは、資産価値を守ることにつながります。

外壁の劣化や見た目の悪化、外壁劣化に伴う建物の傷みなどが生じれば、資産価値が低下して、売却時に売値が下がってしまいます。

外壁塗装を考えるべきタイミングとサイン

ここまで見てきたように、外壁塗装はきちんとしておかないと家の修繕費用が必要以上にかかってしまいます。

外壁塗装の費用を抑えることばかりを考えていると、想定外の出費になってしまうからこそ、定期的な外壁塗装をしていきましょう。

外壁塗装をするべきタイミングとサインを最後にご紹介します。

新築もしくは前回の外壁塗装から10年以上経っている

外壁塗装の耐用年数は、およそ10〜15年と言われています。

一見きれいなように見えても、定期的に外壁塗装をしていかないと家を傷めてしまいます。

10〜15年に1度を目安に外壁塗装にかかる費用を貯金しておくのも一つの手。

15年に1回150万円なら、1年あたり10万円ずつ外壁塗装のための貯金に回してみましょう。

外壁を触ると白い粉のようなものがつく

手に外壁の塗膜が劣化してできた白い粉がついた写真

チョーキングしている壁を触った手のイメージ。触ってみてすぐにわかるので確認してみましょう(写真/PIXTA)

外壁を触ったときに白い粉のようなものがつく現象をチョーキングといいます。チョーキングは、紫外線や風雨などで外壁の塗膜が劣化し始めているサインです。とてもわかりやすいサインなので、ぜひご自宅の家の外壁を触って確かめてみましょう。

外壁の塗膜が膨れたり破れたりしている

外壁の塗膜が剥離している写真

チョーキングをそのままにしておくと、外壁塗装の膜が膨れ上がったり破れたりします(写真/PIXTA)

外壁の塗膜がさらに劣化すると、塗膜が浮き上がって外壁材から剥離し、破れてしまいます。こうなると、外壁材が風雨にさらされてしまっている状態に。放置してしまえば、剥離した部分から雨水が入ったり、ひび割れが進行したりしてしまいます。

早めに外壁塗装などで対処しないと、下地材なども傷んでしまい、下地補修などに余計な費用がかかってしまいます。

外壁にひび割れが生じている

外壁の表面がひび割れた写真 

外壁にヒビが入った様子。すでに雨水が中に侵蝕してしまっている可能性があります(写真/PIXTA)

外壁にヒビのようなもの(クラック)ができてしまうと、早急に外壁の塗り替えを検討しなければいけないタイミングです。場合によっては、ヒビからすでに雨水が入り込み、家の柱や壁材が劣化している可能性もあります。

専門家に、家の状態を確認してもらいましょう。

このページのポイント

外壁塗装の費用相場

外壁塗装にかかる費用は、2階建て30坪サイズの住宅では、102万〜112万円ほどが相場となっています。ただし、外壁塗装はどんな塗料を使うかによっても費用に幅があり、耐久性が高い塗料を使うと費用が高くなります。外壁塗料にはウレタン塗料やフッ素塗料などがあり、性能や耐久性も考えてじっくりと選びましょう。

外壁塗装の費用が適正か知るためには?

外壁塗装の費用を見積もりで見たときに「本当に適正かどうか」を判断するには、相見積もりを取るのがおすすめです。また、項目ごとに数字の根拠となる単位が書かれているかもしっかりと確認を。塗料によっても値段が変わりますので、予算があるなら塗料を変えたらいくらくらい変わるのかも聞いてみるとよいでしょう。

▼お問い合わせ(お見積もりは)コチラ

構成・文/松本有為子
イラスト/caco(ポップコルヌ)

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