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外壁工事の多くは、その塗り替えが一般的。一戸建ての場合、最初の修繕は家を建ててから15~20年目に行います。
「外壁塗装には、『モルタル』と『サイディング』の2種類があります。前者はセメントに砂を混ぜたもので、1回目の修繕では色のくすみをカバーするために、元ある壁の上から塗ることが多いですね。そして2回目の修繕時に、一度モルタルをすべてはがして塗り直します」(長嶋さん 以下同)
もう一方のサイディングは、サイディングボードと呼ばれる板を躯体(建築物の構造体)に貼り付けていくもの。現在はサイディングによる外壁仕上げが主流といわれています。
「サイディングはボードを貼り付けていくため、ボードとボードの間をゴム状のシーリング材で埋めていきます。年数が経つと、サイディングボードやつなぎ目のシーリング材が乾いてひび割れが起こってしまう。そのため、既存のサイディングボードを張り直したり、シーリング材をすべて撤去し、新しく注入し直したりします」
これらの修繕をきちんと行うことで、一般的にその外壁は30年ほどもつそう。
「ところが、既存の塗料を落とさずに上塗りだけしていたり、本来3回塗る塗料を1回だけにしたりすると、耐久性が大きく下がります。そのため、雨漏りや木材の腐敗につながってしまうのです」
依頼主が一般的な工法を理解していれば、そうそう手抜き工事は起こらない気がするけれど……外壁の手抜き工事はなぜ起こってしまうのでしょうか?
「考えられる大きな理由は、依頼主とリフォーム会社の意思疎通がきちんとできていないからです。施工会社の見積もりに対し、依頼主から『もう少し抑えてほしい』と要望があれば、施工会社としては引き受けたいからその予算内で収めようとする。ところが、その金額設定にやはり無理があり、材料費や人件費を考えると、工程を端折らないと帳尻が合わない。結果として手抜きになってしまうことがあります。本来なら、見積もりの段階で金額が少ない場合は、施工会社側が『これではこういうことしかできないですよ』と伝えるべきなのですが」
とはいえ、依頼主からすると、そもそも外壁工事の相場もよくわかりません。どうすれば適正価格を知ることができるのでしょう?
「できれば3社くらいから相見積もりを取りましょう。複数社に依頼をすると、金額の目安がわかってきます。もしA社が極端に安く、B社が高い場合、その金額の根拠を質問してみましょう。また、外壁工事では逐一、何をどこまで対応してくれるのかを確認した方が良い。このとき、優良なリフォーム会社なら丁寧に説明してくれますから」
もし外壁塗装工事後に手抜きが判明した場合、救済策はあるのでしょうか。
「契約時にアフターサービスや保証期間があるかどうかを確認しておきましょう。それがあれば、保証期間内ならやり直してもらうことができます。ただ、請け負ったリフォーム会社が倒産してしまったら、その保証は受けられません。保証期間内に不具合があるかどうかを発見するには、年に一度、建物周りを第三者に点検してもらうのも一つの方法です」
長嶋さんによれば、「一戸建ての外壁工事は、敷地面積が30坪で約120万円~150万円はかかる」とのこと。
決して少なくない金額を無駄にしないためにも、契約時に金額や工事内容、その後のフォロー体制をしっかり確認しましょう。
(取材・文:南澤悠佳/ノオト)
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