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老朽化や大雨、地震などの災害により、雨樋(あまどい)のリフォームが必要になる場合があります。その際に最も気になるのが修理費用のことですが、実際にリフォームしたほうが良いのかどうかの判断も難しいところです。
そこで、今回は雨樋の修理費用の相場、DIYでの修理方法、リフォームするタイミングなどを詳しくご紹介します。
目次
そもそも雨樋とはどのようなものなのでしょうか。ここでは、雨樋の役割や種類などをご紹介します。
雨樋とは、屋根を流れていく雨水を集めて、その雨水を下水や地面へ運ぶ設備のことです。
もし、雨樋がなければ、雨水は家の壁を通って地面に落ちます。そうなると、家の壁には雨が通った跡が付くだけでなく塗装がはがれて外観を悪くしたり、耐久性を損ねたりしかねません。
また、地面にも直接雨水が流れ落ちるため、地面がえぐれて地盤が緩みます。最悪の場合、基礎部分が腐食していく可能性もあります。この状態では、家に長く住むことはできません。このように、雨樋は建物にとって必要不可欠なものなのです。
雨樋は、大きく分けて「軒樋(のきどい)」「竪樋(たてどい)」「呼樋(よびどい)」の3つの部分があります。
軒先を通る樋のことです。ここで雨水を受けます。軒樋には、受けた雨水を集める集水器が備わっています。
集水器で集めた雨水を地上に運ぶ樋のことです。集水器にある雨水は、竪樋を通って、地上に流れます。
軒樋と竪樋を結ぶ箇所のことです。
軒樋、竪樋、呼樋の3つがそれぞれ機能して、はじめて屋根を流れていく雨水を下水や地面へ運ぶことができます。
雨樋の形状には半円・箱型・特殊型があります。それぞれの形状について簡単に見ていきましょう。まず、雨樋のスタンダードな形状といえば、半円の雨樋です。築20年以上の住まいには、この半円の雨樋が使用されていることが多いです。
箱型の雨樋は降水量の多い地域でよく使われています。断面積が大きいため、半円形状の雨樋よりも流水量が多いです。新築では箱型の雨樋を取り付ける場合が増えています。
最後の特殊型は、積雪量の多い地域で用いられることが多いです。雪や落ち葉が雨樋の内部で詰まりにくい仕組みになっています。複雑な形状の製品が多く、価格が高価な傾向にあります。
雨樋は外に備え付けられており、遮るものがないので常に雨や風にさらされています。そのため、雨樋は年々老朽化していきます。素材などによっても前後しますが、寿命は一般的に20年程度です。
雨樋は、家にとって大切な設備です。なぜなら、雨樋を修理しなければ、さまざまなトラブル発生につながるからです。では、どのようなタイミングで雨樋を修理すれば良いのでしょうか。ここでは、雨樋が故障する原因と修理するタイミングについて見ていきましょう。
雨樋の寿命がきたら雨樋は修理や交換が必要でしょう。ただし、雨樋は寿命を迎えたらすぐに故障するわけではありません。時が経つにつれて、少しずつ劣化していきます。劣化の進行具合を知るには数年に一度、定期的なチェックやメンテナンスが必要です。
雨樋の破損やゴミの詰まりは、特別な原因がなくとも日常的に起こります。そのため、雨樋の修理を引き起こす最も多い原因の一つです。雨樋が破損すると、雨水をうまく集められなかったり、地面に流すことができなかったりします。最悪、雨樋の大きな破損にもつながりかねません。いずれも雨樋だけでなく、建物を傷める原因にもなります。
雨樋は、樋金物やつかみ金物などの支持金具を使って、軒先や家の壁に備え付けてあります。この支持金具も、経年劣化や強風などが原因で外れていたり、錆びついていたりする可能性があるため注意が必要です。
「支持金具が外れている」「壊れている」「雨樋が軒先や家の壁にしっかり付いていない」といった場合は、雨樋の故障の原因となり、水をうまく集められず地面に流すことができなくなります。
雨樋はどこにつけても良いというわけではありません。雨水をきちんと受けられる場所を把握して、取り付ける必要があります。もしも雨樋をつける位置が悪ければ、雨水はきちんと雨樋に集まりません。その結果、雨水は壁に沿って地面に落ち、壁の耐久性を損ねます。それが重なると雨漏りなどを引き起こします。
実は、雨樋の中にもカビやコケが生えることがあります。雨樋の中はゴミや汚れがたまりやすいだけではなく、湿気の多い場所でもあるからです。そのため、ゴミや汚れを栄養にカビやコケが発生します。
カビやコケが発生すると、雨水がうまく流れなかったり、異臭を放ったりします。したがって、雨樋の中から異臭がする場合はカビやコケの発生を疑い、メンテナンスをしたほうが良いでしょう。
雨樋の修理をしたいが、なるべく費用をかけたくないと思っている方もいらっしゃるでしょう。そこで、雨樋をDIYで修理する手順をご紹介します。
雨樋の破損箇所が数カ所で、手が届く範囲ならDIYで修理可能です。お住いの雨樋がどのような状態でどの位置に設置されているのかを確認し、DIYで修理できるかをチェックしてみてください。
ただし、雨樋の状態によっては、近い将来リフォーム会社に依頼して、取り替えなければならない可能性もあります。長年メンテナンスされていない場合などは、そうなる可能性も踏まえてDIYで修理するか否かを決めてください。
コーキングを用いた修理は最も簡単な修理方法で、雨樋にあるひび割れを埋めることができます。コーキングを使って対処する場合は、コーキングのほか、ヘラとマスキングテープを用意してください。
修理の手順としては、まずマスキングテープでひびのある箇所を囲います。その後、コーキングで充てんしましょう。コーキングの量が多すぎると、雨樋の内部に入ってしまい、水の流れが悪くなってしまう可能性があるので注意してください。
コーキングを充てん後、ヘラでコーキングをならします。最後にマスキングテープを剥がしたら修理完了です。
つづいて、アルミテープを使った修理方法をご紹介します。コーキングでは対処できない穴がある場合は、アルミテープを用いて雨樋を補修することが可能です。
修理の際は、まず雨樋に付着している汚れやほこりを雑巾でふき取ります。その後、破損箇所にアルミテープを貼ってください。補修箇所を目立たせたくない方は、アルミテープの上から塗装すると良いでしょう。
雨樋を自分で交換することもできますが、一般の方にとっては難しい作業です。専門的な知識・技術がある場合は、以下を参考にして交換してみてください。
まず初めに、設置したい雨樋を準備しましょう。ホームセンターでも購入できますが、数が少ないのでネットで探すのがおすすめです。雨樋には金属と塩化ビニールのものがありますが、塩化ビニールのものを選べばノコギリで切りやすいです。
雨樋を購入したら、以下の手順に沿って交換しましょう。
金具を設置する際には、インパクトドライバーを使うと楽に作業することができるでしょう。また、「落ち葉ネット」を雨樋に取り付けることで落ち葉などがつまりにくくなり、掃除が楽になります。
DIYでの修理がおすすめできない、リフォーム会社に依頼すべき状況についてお伝えします。まず、雨樋に破損箇所が複数ある場合は、雨樋全体が劣化していることが考えられます。そのため、リフォーム会社に対応してもらってください。
高所で作業しなければならない場合もリフォーム会社に修理を依頼しましょう。高い場所での補修ははしごなどの足場が必要ですが、足場が必要な場所の作業は転落事故が起こる可能性が少なからずあります。安全性を重視するためにも、DIYによる高い場所の補修はおすすめできません。
また、20年以上塗装・交換をしてない場合は、修理より全交換で対処した方が良い場合もあります。こちらのケースもリフォーム会社に相談してみると良いでしょう。
「きちんと修理できない」「高い場所での作業が伴う」場合は、雨樋をDIYで修理するのではなくリフォーム会社に依頼しましょう。では、リフォーム会社に依頼する場合の費用は、どれぐらいかかるのでしょうか。
雨樋の交換など全体的な修理の場合の費用は約10~60万円、一部を交換・補修する場合は約1~5万円が相場となっています。工事内容により費用が変動しますので、以下を参考にしてください。
雨樋修理を行なっているリフォーム会社は、全国にたくさんあります。修理を依頼する場合は、複数のリフォーム会社から選ぶことが重要です。ここでは、どのような点に注目して雨樋修理のリフォーム会社を選べばよいのかについてご紹介します。
リフォーム会社を選ぶ際に参考にしたいのが、雨樋修理の実績があるかどうかです。雨樋修理の実績が多くあれば、それだけ依頼が多いということなので、腕のいい職人がいることがわかります。なかには、雨樋修理専門のリフォーム会社もあるので、専門のリフォーム会社に修理してもらうことも考えましょう。
雨樋の修理には、火災保険が適用される場合があります。雨樋の修理の原因が経年劣化の場合は保険適用外になりますが、自然災害による修理は保険適用になります。そのため、火災保険を使って工事代金が実質0円になる可能性もあります。
なお、リフォーム会社にとって顧客の保険申請のサポートは手間な作業です。面倒ではあるけれど顧客のメリットを第一に考え、火災保険の加入確認をするリフォーム会社が優良といえます。したがって、リフォーム会社を選ぶ際には、火災保険の申請のサポートがあるかどうかも確認しましょう。
事前に現地調査の実施をするかどうかも、リフォーム会社を選ぶときに重視したほうが良いでしょう。事前に現地調査をすることで、雨樋修理に必要なプランの提案や、しっかりとした見積もりを受けることができます。事前に現地調査をしてもらえる会社を選びましょう。
雨樋は屋根を流れていく雨水を集めて、その雨水を下水や地面へ運びます。雨樋が故障すると、雨水をうまく地面に運ぶことができないため、建物の耐久性が損なわれるなど多くの問題を起こしかねません。
雨樋をきっちりと直すためにも、雨樋の修理リフォームはプロであるリフォーム会社に依頼しましょう。
リフォーム会社をお探しの場合は、ホームプロを利用されてはいかがでしょうか。ホームプロは、全国で約1,200社のリフォーム会社が加盟しており、雨樋のリフォームを手掛けている会社も多く存在します。無料で登録、匿名からのやりとりが可能です。ぜひホームプロを利用し、雨樋のリフォームを相談してみましょう。
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