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洗濯時に活躍する以外にも、庭でバーベキューを楽しんだりと、屋外のスペースを有効活用できるのが魅力のテラス。おうち時間の充実にもつながるので、いま検討されている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、テラスのリフォームを行う前に知っておきたい費用相場やおすすめの素材、リフォームの際の注意点などについて詳しく説明します。
目次
テラスはエクステリアの一種で、1階部分の屋外に設置されたスペースのことです。
住宅のリビングなどとつながっていて、扉や掃き出し窓から直接テラスに出入りできます。
エクステリアとは、建物まわりの空間にあるすべてのものを指す言葉で、テラスのほか、門やフェンス、カーポート、庭の木や花壇なども含みます。
テラスには「テラス」「テラス屋根」「テラス囲い」の3つがあります。
以下、詳しくみていきます。
テラス屋根とは、屋根とテラスがセットになったもので、テラス内に雨が入り込まず、鳥のフンなども防げるメリットがあります。
テラス屋根の形は、地面と平行な「フラット型」、丸みを帯びた「アール型」の2種類があります。
屋根が平らなフラット型を選べば、家全体がシックな雰囲気に。アール型の屋根は丸みを帯びているので、雨が降った場合に屋根から簡単に排水できます。降雨量が多い地域ではアール型が適しています。
デザイン面では、モダンでスタイリッシュな雰囲気の住宅にはフラット型が、ナチュラルな雰囲気で外観が柔らかく感じられる住宅にはアール型のテラス屋根がおすすめです。
最近では木材を組み合わせた「パーゴラ」も人気です。見た目がシンプルなパーゴラは、つる性の植物をからませることでグリーンカーテンとしても活用できます。
屋根付きテラスのリフォーム費用は、25万円前後が目安です。
耐候性の高い素材の屋根など、内容によっては費用が高額になる場合もあります。
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テラス屋根で定番なのは「ポリカーボネート」と呼ばれるプラスチック製の素材です。
衝撃に強いポリカーボネートは機能面でも優れているので、紫外線をカットするタイプや耐熱性があるものを選べば、夏でも暑さをしのぎやすいテラスになります。
また、テラス屋根は柱を立てて取り付けするので、激しい雨風を防ぐことが可能です。
なお、ちょっとした日差しや雨をしのげる程度で良ければ「シェード」や「オーニング」を活用する方法もあります。
シェードはロープで固定する網戸のような素材で、日差しを完全にカットしないため、木漏れ日のような優しい日差しを感じられます。
オーニングは「アーム」と呼ばれる骨組みで固定するタイプで、電動または手動で折りたたむことが可能です。オーニングで日よけをすると、カフェのようなおしゃれな雰囲気になります。
テラス囲いとは、その名のとおりテラスをガラス素材などで囲ったものです。
囲いにより外部からの侵入を防ぎ、通行人の視線も遮断できるので、安全性やプライバシーの面でも優れています。
テラス囲いのリフォーム費用は、30~50万円が目安です。
屋根もあわせて設置が必要なため、テラスやテラス屋根に比べ費用がかかります。
サンルームよりも費用を抑えたい場合や、ちょっと雨風をしのぎたいと考えている人に向いています。
テラスと混同しがちなエクステリアに、ベランダやバルコニー、サンルームなどがあります。
テラス、ベランダ、バルコニー、サンルームの違いは以下のとおりです。
テラスが1階なのに対し、ベランダやバルコニーは2階以上と設置される階数が違います。
また、ベランダは屋根付きですが、バルコニーには屋根がありません。
テラス囲いとサンルームはとくに見た目が似ていますが、以下のような違いがあります。
・テラス囲い:周囲はガラス張り、屋根はポリカーボネート製
・サンルーム:周囲と屋根がすべてガラス張り
サンルームは屋根もガラス張りとなっているので、ポリカーボネートのテラス囲いよりも、気密性の面で優れています。
テラス囲いは既存のテラスに設置できますが、サンルームは何もない場所に新たに作る必要があります。床面の基礎工事が必要なので、テラス囲いと比べるとリフォーム費用も割高となります。
シンプルなもので50~80万円、本格的なサンルームでは80~150万円が目安です。
また、サンルームは法律上の定義では屋内スペースとなるため、床面積に含まれます。固定資産税が上がる点にも注意が必要です。
リフォームで自宅にテラスを設置するメリットは、屋外部分に開放的なスペースを作り出し、生活スタイルに合わせてさまざまに活用できることです。
洗濯物や布団を干せるほか、バーベキューをしたり、テラスでカフェを楽しんだりと、家族や友人と思い思いの時間を過ごせます。
ハンモックを設置してお昼寝をしたり、小さなお子さんの遊び場としても最適です。
なお、テラスを設置する場合は、プライバシーや安全を考慮して、テラスを囲うことも検討しましょう。
テラスに使われる床材としては、ウッドデッキ、タイル、石張りやレンガなどがあります。なかでも、自然の中にいるような雰囲気が味わえるウッドデッキは定番の素材です。
テラスをリフォームする場合、新設のほか、拡張も可能です。
費用はデザインや使用する素材によって大きく変わりますが、以下が目安です。
外壁の補修が必要な場合や地盤が悪い場所などは、工事費や材料費が上乗せされたり、また、地域によってテラスに必要な機能や耐久性が異なるため、その分の費用がかかるケースもあります。例えば、雪が多い地域では重さに耐えられる構造、海に近い地域では、塩害対策としてサビにくい素材の使用が必須です。
木の温かみが感じられ、ナチュラルな雰囲気が人気の「ウッドデッキ」は、夏の暑い日差しが当たってもテラスの表面が熱くなりにくく、ペットやお子さんがいるご家庭にも適しています。
注意したいのは、安価な木材を使用すると、太陽や雨の影響で木材が朽ちやすくなる点で、耐久性を重視するなら、人工木材や「ウリン」がおすすめです。人工木材はお手入れがしやすく、ウッドデッキが長持ちします。また、ウリンはアイアンウッド(鉄の木)とも呼ばれ、硬く朽ちにくいので、屋外での使用にも十分に耐えられます。
メンテナンスの方法は、砂ぼこりをほうきで掃く、デッキブラシでこすり洗いをするなどです。油性の汚れには中性洗剤を使用しても差し支えありません。
天然木のテラスは「ささくれ」が出る場合があり、刺さると危険なので、掃除とあわせてこまめにチェックするようにしましょう。
なお、木材は湿気に弱いので、天然木のテラスに植木鉢を置くのはおすすめしません。植木鉢の周囲には湿気がたまりやすく、テラスの劣化を早めてしまう可能性があります。
高級感を演出できるタイル素材は、耐久性にも優れていて割れにくく「良いものを長く使いたい」という人に向いています。
色や形も豊富で、組み合わせてオリジナルの模様を作るなど自由度も高いので、デザイン面でこだわりのある場合にもおすすめです。
タイルの表面には、ツヤのある「釉(うわぐすり)」がコーティングされており、汚れを弾きやすい特徴があります。汚れを落としたいときはデッキブラシでこする程度でよいので、メンテナンスもラクです。
デメリットとしては、費用が高額になる点が挙げられます。タイルの表面がぬれていると、滑りやすくなる点にも注意しましょう。気になる場合は滑りにくいタイルを選ぶ方法もあります。
ここでは石張りとレンガ、それぞれの特徴について見ていきます。
●石張り
自然の風合いが感じられる天然石のテラスは、高級感のある雰囲気になります。特に、大判サイズの天然石は、全体をダイナミックな印象にしたい場合におすすめです。
工場などで作る既製品とは違い自然のものなので、同じ石材でも模様が少しずつ違っていたりと風情があります。また、雨にぬれたときや経年によってテラスの表情が変化し、味わいが出てくる点も魅力です。
●レンガ
主に洋風の建築物に使用されるレンガは、赤みがかった茶色系の素材が多く、温かみが感じられる点が特徴です。
粘土に砂や石灰を混ぜて焼きあげるため、焼きむらによって素材一つ一つの表情が異なります。また、時間とともに角が取れ、色合いも変化していく味わい深さもあります。
テラス用の素材として、レンガ風に作られたコンクリート製のものもあります。レンガよりも価格を抑えられるので、少ない予算でレンガの味わいを楽しみたいなら、コンクリート製のレンガ風素材を選んでもよいでしょう。
庭がない、または庭が手狭でテラスの設置が難しい場合は、「屋上テラス」へのリフォームでスペースを確保するという手もあります。
ウッドデッキを設置したり芝を敷いたりと、庭のような使い方が可能で、ガーデンチェアやテーブルを用意すれば、バーベキューやアウトドアを楽しめます。
囲いを高くすると目隠しになるためプライバシーを守りやすく、低めに設置すると、バルコニーのような雰囲気が出ます。
屋上テラスのリフォーム費用相場は、80~110万円です。
ここでは、テラスリフォームの費用を抑えるためのポイントを説明します。
まず、見積もりは複数社に依頼して比較しましょう。相場の目安をつかむことで、極端に高い・安いなどのトラブルを防ぐ手段にもなります。
もちろん金額だけでなく、プラン内容や費用の内訳などもしっかりと比較・検討してください。内容が曖昧なものや、費用が一式となっている場合は、必ず詳細を確認しましょう。説明や会話などから、信頼できる施工会社を見極めることが大切です。
大手のリフォーム業者やハウスメーカーでは、実際の施工は下請け会社が行うケースが多く、中間マージンが発生するため割高になります。自社施工している会社を探して依頼することで、費用が抑えられる可能性があります。
テラスをリフォームする際の注意点・ポイントとしては、以下が挙げられます。
テラス屋根やテラス囲いなどでは、外壁部分に屋根を固定するため、外壁が老朽化している場合は、事前に補修が必要です。仮に、老朽化している外壁にそのまま屋根を設置した場合、屋根との接続部分がはがれてしまうことも。
また、テラスを設置する場所の地盤が軟らかかったり、傾いていたりする場合は、整備が必要となります。地盤が悪い状態で工事を進めてしまうと、柱が傾く可能性もあり危険です。
なお、外壁への固定が不要な独立型のテラス屋根やテラス囲いも流通しています。独立型の製品を設置する場合、地盤が安定していることが条件となります。
外壁や地盤の確認を怠り、問題がある状態でテラスを設置してしまうと、建物の強度低下にもつながりかねません。どちらの場合も自分自身で安易に判断せず、必ず業者に確認してもらうようにしましょう。
テラスの設置場所に撤去しなければならないものがないか、あらかじめ確認しておきます。
例えば、設置場所にエアコンの室外機や倉庫がある場合、移動させる必要があります。自力での移動が難しい場合は、その分の費用も含めて見積もりをもらいましょう。
また、テラス屋根を取り付ける場合は、自宅の敷地内で完結するかどうか、事前にチェックしてください。
隣の家との敷地の境界があいまいな場合、テラスの一部が自宅の敷地をはみ出してトラブルになってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
使用する色や素材により、テラスの雰囲気も大きく変わります。設置予定のテラスが家の外観と合っているかを事前に確認しておきましょう。
例えば、スタイリッシュな家にはスタイリッシュなテラス、南国風の家ならリゾートを感じるテラス、といった具合に、家の外観にテラスのデザインをあわせると統一感が出ます。
具体的なデザインがなかなか思いつかない場合は、リフォーム会社に相談するのがおすすめです。家にあったデザインのテラスを提案してもらえます。
テラス囲いを設置する場合に注意したい点として、固定資産税があります。
サンルームの場合、設置は増床扱いとなるため、基本的に固定資産税が上がりますが、テラス囲いの設置が固定資産税の対象となるかどうかは、自治体によって異なります。建ぺい率などと合わせて事前に確認しておきましょう。
ここでは、ホームプロに掲載されているテラスリフォームの事例を5つ紹介します。
Point
・広さ2坪のウッドデッキとテラス屋根を設置
・吊り下げ式の物干しにすることで、スペースを有効活用
Before
物干しスペースが室内からやや離れていて段差もあったため、動線が不便でした。
また、物干し時に使用していた木製の踏み台も傷みが目立っていました。
After
ウッドデッキとテラス屋根を設置。物干しは吊り下げ式に交換しました。
2坪あるウッドデッキは広々と感じられます。
室内から物干しスペースへの移動が楽になり、十分な広さのデッキは、子供の遊び場としても活用できます。
事例の詳細:ウッドデッキ設置
・庭の雑草処理に悩み、タイル貼りのテラスを新設
・タイルと外壁の色合いで統一感のある印象に
Before
住宅の南側の庭に雑草が生えており、処理に手間がかかるのがネックでした。
After
タイル貼りのテラスを新設。これで雑草に悩まされずに済みます。
タイルの模様は淡い白とベージュの市松模様で、外壁の色合いとも統一感が出て、すっきりとした印象に。土のスペースも確保し、家庭菜園での野菜作りも楽しめるようになりました。
事例の詳細:南側にタイル張りのテラスを新設しました。
・ペットのインコが増えたので、スペース確保のためにテラス囲いを設置
・テラスの一部が接するため、カーポートの屋根をカットして対応
Before
飼っているインコが増えたので、安全に日光浴ができるスペースがほしいとの要望でした。
After
掃き出し窓にテラス囲いを設置。スペース確保のため、カーポートの屋根を一部カットして対応しています。
猫などに邪魔されず、インコたちがゆっくりと日光浴できるよう、テラスの下半分にはパネルを取り付けて目隠しに。癒しのスペースに仕上がりました。
事例の詳細:テラス囲いでペットに癒しの場を!
・2つの部屋から外に出られるように大きめのウッドデッキを設置
・テラス屋根を取り付け、雨が当たりにくい物干しスペースに
Before
これまで2階のバルコニーに干していた洗濯物を1階に干したいとの要望でした。
After
1階の庭の部分に大きめのウッドデッキを設置。2つの部屋から外に出入りできるようになりました。広さもあるので、お子さんが遊ぶスペースとしても活用できます。
洗濯物を干すスペースにはテラス屋根を取り付け、雨が当たらないようにしました。
事例の詳細:テラス屋根とウッドデッキ取付け
・庭のスペースにウッドデッキを設置し、家族が団らんできるスペースに
・腐食しにくい人工木のウッドデッキを使用
Before
屋内からすぐに出られるテラスで、家族でバーベキューなどを楽しみたいというご相談でした。
After
湿気やシロアリによる腐食の心配がなく、メンテナンスが楽な人工木のウッドデッキを設置。
人工木でありながら天然木のようなナチュラルな雰囲気が感じられる、居心地の良い団らんスペースに仕上がりました。
事例の詳細:家族団欒のスペース
テラスを設置することで、屋外スペースを有効活用することができ、住まいと暮らしにゆとりが生まれます。
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