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門扉・フェンス工事のポイント

  • 最終更新日:2015-06-10
「門扉・フェンス工事のポイント」では「門扉・フェンス・ブロック塀」のリフォームに関する基礎知識をご紹介しています。リフォーム会社選び実績No.1サイト「ホームプロ」が提供。

門扉周りは適度な空間が必要

エクステリアのプランニング時には、庭を少しでも広くしたいと考えることがあります。そのため、門扉を道路のすれすれに設置するような設計がたまに見られます。これは、住まいの印象が悪くなるばかりでなく、道路に出ていきなり自動車や自転車と衝突するなど、危険を伴うケースもありますのでなるべく避けたほうがいいでしょう。同じ意味で、門扉は内開きが基本です。最近では敷地いっぱいに建物を建てることが多く、内側に開ける余裕が少ない家が増えてきましたが、最低でも玄関まで1~1.5mの余裕は見ておきましょう。
また、門扉の配置は玄関ドアの中心と一致しないようにしましょう。左右に少しずらすとエクステリアに奥行きが感じられバランスもよくなります。どうしても直線的に並んでしまう場合は、アプローチに変化を持たせたり、植栽を加えるなどの工夫で対応してください。

フェンス工事の注意点

エクステリア工事で意外に多くの予算を必要とするのが、境界工事の部分です。土留めコンクリートをしっかり施工することが大切です。土留めとは字のごとく、土が雨などで流れ出さないように留めておくためのものです。境界部分はあまりいじりたくないもの。できるだけ半永久的な土留めを作りましょう。
フェンスは基本的に門扉と合うデザインや素材を選びます。景観や防犯面、そしてプライバシーの確保も十分考慮して選択します。開放的なアルミフェンスならともかく、ブロックやレンガのフェンスを高く積み上げると耐震性が心配なだけではなく周囲に圧迫感をもたらします。また侵入者がいちど乗り越えると外部から見えなくなり、かえって危険です。
建物の周囲をぐるりと囲むフェンスは、建材も多く必要となります。いまは、各建材メーカーがシンプルで低価格の製品を発売していますので、目に付きにくい境界にはこのような製品を使用し、道路側にはこだわりの素材を使うなど、工夫すると予算を押さえることができます。また、長いフェンスは表情が単調に感じられます。高低差をつけたり、いくつかのパートに区切り前後にずらして施工すると奥行きが生まれ豊かな表情になります。ご検討ください。

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