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カフェのテラス席などでよく見かけるオーニング。近年は住宅にもテラスやウッドデッキなどを取り付けることも多く、日よけのためにオーニングが活躍しています。
この記事では、オーニングのタイプやメリット・デメリット、DIYでの取り付けなどについて解説します。事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
オーニングとは「日よけ」や「雨よけ」の意味合いをもつ言葉です。飲食店のテラス席やショーウィンドウなどでよく使われている、布製のひさしのようなものがオーニングです。
オーニングの歴史は古く、一説によると古代エジプト時代からあったようです。日本に導入されたのは1970年代。日本でも意外と古くから使われているのですね。
近年は一般化してきたオーニングですが、住宅においては、掃き出し窓に取り付けて、ウッドデッキやベランダの日よけ用や、節電対策として使うことが多いです。
ほとんどのオーニングは可動式のため、日差しを遮りたいときには広げ、取り入れたいときには収納するといった、採光を自在にコントロールできる点が大きな魅力です。
オーニングにはさまざまなタイプのものがあります。それぞれの特徴について解説します。
一般的によく見られるのが壁付けタイプです。建物の外壁に取り付け、ひさしとなる部分を水平に伸ばして使用します。ハンドルやスイッチが付いており、使用するときは広げ、使用しないときは収納することができます。
壁付けタイプは、建物の中と外の両方の日よけができるのが魅力。オーニングの真下は日陰になりますし、オーニングを取り付けた窓から室内に入る日差しもやわらげてくれます。小窓につけるウィンドウタイプもありますので、日当たりに合わせて設置を検討するとよいでしょう。
店舗では、イメージに合ったデザインに仕上げてアイキャッチの役割をもたせる場合もあります。テラスなど、店舗の表側で使用することが多いので、印象を左右しやすいのですね。
キャンバスを垂直方向に下げるのがスクリーンタイプ。日よけと目隠し機能を両立しているのが特徴です。壁付けタイプと一体になっていて、オーニングのキャンバス部分が屋根から下りるものもあります。
サンシェードも、スクリーンタイプのひとつといえます。取り付けが容易なので、急ぎ必要なときやDIYで取り付けしたい場合などには、サンシェードを検討するとよいでしょう。
壁から離れた場所で使用するタイプは、独立タイプと呼ばれます。フレームの上にキャンバスを被せる形状で、パラソル型のものもあります。
独立タイプは公園など公共施設の休憩所や、店舗と離れた飲食スペースなどで使用されることが多いです。壁付けタイプが取り付けられない外壁でも、自立式の独立タイプなら設置できる場合もあります。
スライドタイプは独立タイプの一種で、パーゴラオーニングと呼ばれることもあります。四方を囲んだ支柱の上部にレールやワイヤーを取り付け、キャンバスを開閉させる形状です。
開閉方法はロール式やジャバラ式が一般的。広い面積で使用できるため、ガーデンパーティーなどの会場で用いられることが多いタイプです。
先述したどのタイプにも共通するものですが、キャンバスの開閉は、電動タイプのものと手動タイプのものがあります。
電動タイプのほうがラクに開閉ができますが、費用が高くなるほか、電源が必要になることも。電動タイプのなかには、日差しや風の強さをセンサーが検知して開閉する自動タイプのものもあります。
ここでは、オーニングの取付方法について解説します。DIYでの取り付けが可能かどうかについても触れていますので、参考にしてみてください。
外壁の柱がある部分にビスでブラケットを固定し、その場所にオーニングを取り付ける方法が一般的。取り付けたい位置に柱がない場合は、ベースプレートをつけてからオーニングを取り付けます。
木造以外のビスが打てない外壁の場合は、取り付けできない場合がありますので注意が必要です。
独立タイプやスライドタイプは、必ず支柱が必要になります。風で吹き飛ばされたり倒れたりするのを防ぐため、アンカーでの固定が必須です。
支柱を取り付ける場所に建物の基礎や木の根っこなどがある場合は、大規模な工事になる可能性があるため、リフォーム会社と相談しましょう。
オーニングは、落下したり風で倒れたりすると非常に危険です。壁付けの場合は柱の位置を確認して取り付けしないと、落下や外壁の損壊のリスクがあります。独立タイプの場合は、支柱をきちんと固定しないと風で飛ばされたり倒れたりするリスクがあります。
上記のことから、DIYでの取り付けはおすすめできません。DIYで取り付けたい場合は、ホームセンターなどで販売されている突っ張りタイプや、紐などで取り付けられるサンシェードを選びましょう。
ここでは、オーニングを設置するメリットをご紹介します。
オーニングの多くは角度調節が可能なため、日光の角度に合わせて日よけができることがメリットです。日差しがほしいときにはたたむこともできます。紫外線カット率の高いキャンバスを選べば紫外線対策にもなりますので、日が当たる時間が長いところに取り付けておくと安心ですね。
また、防水効果の高いキャンバスを選べば雨よけになり、雨の吹き込みも緩和できます。急な降雨のときに素早く屋根を作ることができますので、洗濯物を干す場所やテーブルのあるウッドデッキなどの濡らしたくない場所では、特に役立つでしょう。
室内に直射日光が入るのを防げるため、夏場にエアコンが効きやすくなり、冷房効率が良くなります。電気代の削減につながるのはうれしいですね。
また、日陰をつくり夏場の日射熱をカットした外気を取り込めるため、冷えすぎた室内温度を調節し、冷房対策をすることもできます。日なたの外気を取り込んでしまうと室内の温度が急に上がってしまいますが、日陰の外気なら自然換気に近く、快適な換気が可能になります。
付近の高い建物から見下ろされた場合、オーニングのない窓では室内が見えてしまいます。キャンバスが水平になっているオーニングを窓に取り付ければ、上層階からの目隠しに役立ちます。
また、スクリーンタイプのオーニングは窓を直接隠しますので、歩行者などからの視線を遮るのに有効です。
オーニングには先述のようなメリットがありますが、デメリットもあります。
オーニングはキャンバスでできているため、強雨には耐えられません。防水効果の高いキャンバスでも、天井部分に雨が溜まってしまうと、取付部分や支柱に負荷がかかり危険です。また、強風にも注意が必要です。壁付けタイプは比較的風に強いですが、突っ張りタイプは風に弱いので、突っ張り棒をロープでベランダの柵に繋ぐなど、対策を講じておきましょう。あらかじめ強風が吹くことが分かっている場合は、キャンバスを巻き取っておくか、可能であれば一時的に撤去しておくことをおすすめします。
雨よけ効果が不要であれば、風通しの良い素材のキャンバスを選ぶのも、強風対策として有効です。
オーニングは常に日光や雨にさらされているため、色あせや汚れなどの劣化は避けられません。特に雨が降ったあとはカビが生えやすくなるため、広げて乾かしてから収納しましょう。
オーニングの取り付けにかかる費用相場は、以下のとおりです。
オーニングの本体価格は、サイズ、デザイン、機能などにより大きく異なります。DIYで設置可能なオーニングなら、2万円前後から購入可能です。
リフォーム会社に依頼して取り付ける壁付けタイプや独立タイプの場合、本体価格10~20万円前後のものが一般的。電動タイプのオーニングを取り付ける際は、電源を引くための工事費用もかかります。
ここからは、オーニングの施工事例をご紹介します。
エクステリアのリフォームで、玄関にオーニングを設置した事例です。入口の扉の上にはエアコンの室外機が設置されており、危険な状態でした。室外機は別の場所に移動させ、玄関にはオーニングを設置。雨もよけられ、出入りが快適になりました。
Before:玄関の頭上にエアコンの室外機があり、危険な状態でした。
After:外壁の塗装とともに室外機は別の場所に移動。玄関の頭上に設置したストライプのオーニングがおしゃれですね。
事例の詳細:ペットと過ごす憩いの空間
戸建住宅のテラスにオーニングを設置した事例です。景観を損ねず、室内からの眺望も変えずに日差し対策ができるオーニング。使わないときは収納でき、見た目もスッキリしています。
Before:日差し対策をしていないテラスの窓からは、直接日差しが入ってきて室内が暑くなってしまっていました。
After:テラスの窓上に壁付けタイプのオーニングを設置。キャンバスをグリーンにして植物と調和しているので、外からの景観も損ねません。
事例の詳細:オーニングで日差しを調整 暑さ対策
掃き出し窓の上にオーニングを設置した事例です。オーニングを付ける前は強い日差しが入ってきていましたが、付けたあとはしっかり日よけができています。電動タイプを採用し、開閉もラクにできます。
Before:日よけのない掃き出し窓。強い日差しが悩みでした。
After:電動タイプのオーニングを設置。ラクに開閉できて良いですね。オーニングのフレームは掃き出し窓のサッシとカラーを合わせ、自然な印象です。
事例の詳細:電動式で誰でも開閉ラクラクのオーニング
庭全体のリフォームでタイルテラスを設置し、その上にオーニングを取り付けた事例です。更地だった庭には人工芝を敷き詰め、鮮やかな緑とオーニングの赤がおしゃれですね。日よけがあることで、テラスを有効活用できそうです。
Before:新築時から手つかずの庭でした。
After:人工芝にタイルテラス、植栽でおしゃれな庭に。オーニングの赤がアクセントとなっています。日当たりが良いので、日差しが強すぎるときはオーニングが活躍しますね。
事例の詳細:ローメンテナンスで快適な庭
オーニングの取り付けが難しい曲面の壁。独立タイプのオーニングなら、取り付けが可能です。既存のオーニングはフレームが華奢で、キャンバスも色あせてしまっていました。新しいオーニングはしっかりしたフレームのものを採用し、長く使うことができそうです。
Before:曲面の外壁のためもともと独立タイプのオーニングを取り付けていましたが、フレームの傷みにともない傾いてしまっていました。
After:フレームがしっかりした独立タイプのオーニングに交換。曲面の外壁でも、外壁を傷めずに取り付けが可能です。フレームは埋め込みで設置しているので、丈夫で長持ちしそうですね。
事例の詳細:H様邸 オーニング取付
この記事では、オーニングのタイプや取付方法、メリット・デメリットなどをご紹介しました。費用相場や事例なども参考にして、オーニングの設置を検討してみてください。
先述のとおり、オーニングの設置は多くの場合DIYに向かないので、信頼できるリフォーム会社にお願いするのが安心です。複数のリフォーム会社で見積もりを取り、自分たちの希望に合う提案をしてくれる会社に依頼しましょう。
複数のリフォーム会社から探すなら、ホームプロに相談してみるのがおすすめです。ホームプロは、累計90万人以上が利用するリフォーム会社紹介サイト。地元の優良リフォーム会社を複数紹介してもらえます。無料で相談できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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