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ベランダの屋根は、雨から洗濯物を守ってくれたり日差しを遮断してくれたりする役割があります。屋根の取り付けは簡単そうに見えても、実は頑丈性が重要です。このためDIYすることはおすすめできません。この記事では、ベランダ屋根のメリットや費用相場、さらに取り付ける際の注意点を解説していきます。
目次
「ベランダに屋根を設置したい」「ベランダ屋根のDIYはできる?」などと悩みを抱えている方も多いでしょう。
ベランダ屋根は、急な雨にあったときに慌てずに洗濯物を取り込めますし、強い日差しを遮断してくれるため冷房代を抑えることにも繋がります。
今回は、ベランダ屋根のメリットや費用相場についてご紹介します。
注意すべき点もありますので、参考にしてください。
ベランダに屋根を設置することを検討している方へ、まずは屋根を後付けするメリットをご紹介します。
ベランダに屋根を設置することで、通常の雨ならば吹き込まずに雨避けになります。
洗濯物を干したまま出かけてしまっても、多少の雨から守ってくれます。
また、洗濯物だけではありません。
ベランダの床部やベランダサンダルなどの小物が濡れてしまうことも防げますね。
完全に雨から守りたい場合には「サンルーム」をご検討してみてはいかがでしょうか。
ベランダに屋根をつけると、完全ではありませんが目隠し効果も期待できます。
屋根があることで周囲から見える面積が減り、洗濯物が目立ちにくくなるのです。
また、ちょっとベランダに出て作業していても目立たないでしょう。
ベランダを完璧に目隠ししてしまうと、日差しが入りにくくなってしまうため、屋根を設置するのがおすすめです。
日差しが強い部屋にベランダがある場合、屋根を設置することで直射日光を防ぎ日差しを緩和することができます。
日差しが強すぎる部屋は、常に気温が高く夏は冷房がなかなか効きません。
屋根を設置すると部屋の気温も多少は下がり冷房代を節約することにも繋がりますね。
ここで、ベランダ屋根を設置する際の注意点を4つご説明します。
前述で「日差しを緩和できる」メリットをご紹介しましたが、部屋の向きによっては屋根を設置しない方が良い場合もあります。
それは、部屋が北向きの場合です。
北向きの部屋は基本的に日が差しにくいため、屋根をつけてしまうと暗く寒い部屋になってしまいます。
これでは、冬の暖房代がかさんでしまいますので注意しましょう。
屋根をつける位置は、軒先(のきさき)が物干し竿よりも30〜50cm向こう側に行くように取り付けるのが良いとされています。
そのため、その分のサイズもしっかり考慮しなければなりません。
サイズに関しては、リフォーム会社に相談しながら決めた方が確実ですね。
屋根を自分でDIYしたいと考える方も多いですが、屋根を取り付けるDIYは大変危険です。
取り付け部の強度が不十分だと、少し風に煽られただけでも屋根が取れてしまい、最悪の場合落下して誰かを傷つけてしまうかもしれません。
台風がきたら屋根が飛ばされてしまうことも考えられます。
また、高い場所での作業ですので、個人で行うのは危ないですよね。
DIYで費用を安く済ませたい方も多いかもしれませんが、できる範囲には限度がありますのでリフォーム会社に相談しましょう。
屋根を取り付けた場合のデメリットとして、雨音が気になって眠れなくなってしまうこともあります。
屋根に当たる雨音は、屋根の素材によって大きさは異なるでしょう。
しかし、屋根がついたことで雨音が気になってしまう方も珍しくはありません。
屋根を設置する場所が寝室のベランダであるなど近い場合には、よく考えた方が良いでしょう。
ベランダ屋根を後付けする際の費用相場は、「3〜5万円程度」と言われています。ただし、これは工賃の費用なので屋根の本体価格を合わせると、「10〜15万円程度」になることが多いです。
機能性や素材にこだわる方は、もっと費用が発生してしまうため、「30〜80万円程度」必要になり、ベランダ屋根の後付けは幅広い相場になっています。
つまり、ベランダ屋根の取り付け費用は、一概には言えません。
ベランダの広さによっても屋根の大きさが変わるため、予算については、リフォーム会社との密なやり取りの上で、決めていくことが大切です。
災害や経年劣化などで、ベランダ屋根を修理することになった場合には「約3万円」が相場です。
また、屋根の土台部分はまだ使えるため屋根の張り替えのみだった場合にはもっと費用を抑えることができるでしょう。
1万5千〜6万円程度です。
屋根の広さによっても変動しますので、業者にきちんと見積もりを取ってもらいましょう。
最後に、ベランダ屋根を後付けされたお客様の実例をご紹介します。
参考にしてくださいね。
広いベランダに屋根がついていなかったため、強い日差しが照りつけていました。
そのためこれまでは、洗濯物を干すこと以外に使用していませんでしたが、ベランダ屋根を取り付けたことでテラスとしても活用できるようになっています。
工事期間も1日という短い時間で頑丈な屋根を設置できています。
雨よけのためにR型のテラス屋根を設置しました。
出幅が微妙な寸法だったため、リフォーム会社からは少し大きめのサイズを提案。
奥行5尺サイズで、笠木の外側までしっかりと覆われています。
ベランダの屋根は、急な雨や強い日差しから守ってくれる大切なエクステリアです。
しかし、今回ご説明した通り、ベランダ屋根を設置しない方が良い場合もあります。
例えば北向きの部屋や、寝室が近い場合です。
どこの位置にベランダがあるかによっても必要性が異なりますので、リフォーム会社に相談してみましょう。
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