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増築リフォームの費用について知る

最終更新日：2015-10-02

増築リフォームの費用について知る

なかなか相場が分かりにくい増築リフォームの費用について、概要を説明します。DIYで実質削減できるのはどの費用か、建築の広さによる坪単価傾向など、計画時に先に知ってからはじめましょう。

・DIYで増築する場合の費用の目安は？
・離れを増築したい場合の費用の考え方
・事例から増築費用やプランを考慮する

DIYで増築する場合の費用の目安は？

リフォーム会社に頼んで増築をする場合、中心価格帯は200万円から300万円です。例えば1部屋増やす増築となると、安くても200万円以上かかります。キッチンルームの増設をすると備品をどうするかにもよりますが、300万円から400万円以内が妥当なラインです。この金額は「人件費（工賃）」「資材、現場管理費用など物理的実費」「諸経費」の総額になります。

この中から「人件費（工賃）」「諸経費」などの人的な部分がDIYによって減らせることになります。資材費用は当然かかりますし、建築に必要な道具を持っていなければ、道具代もかかります。業者に頼むより基本的には安くなりますが、節約金額の幅は、施工の規模とどんな資材を使うかで変動してきます。ホームセンターを見たり、DIYのホームページやブログ（開設している方もいます）を検索してみたりするのも良いでしょう。ホームセンターの店員に相談をするのも良い方法です。
安いものでは数十万からDIYをすることが出来ます。強度、断熱性、耐震性、耐久性など、こだわれば価格は上がります。物によっては、リフォーム会社に依頼したほうが、費用対効果が良くなることもあります。

離れを増築したい場合の費用の考え方

離れを作りたいと言うことでも、規模によってだいぶ価格が違ってきますので、見積もりや相談の前に、何畳くらいのどのような離れがほしいかを、しっかりイメージしてから始めるとスムーズです。用途、必要とする機能、水回りの有無などをご家族で相談しましょう。

一般的には、同じグレードであれば、狭い部屋よりは広い部屋の方が、坪当たりの建築費用は高くなる傾向があります。これは部屋が狭くても広くても同じように必要である部分が多いためで、建築の手順はやはり同じようにかかるためです。
どんな離れにするかで、倍程度に価格差が出てくることがあります。業者に依頼する際は、リフォーム会社は何社にも見積もりを依頼し、要望にあった提案をしてくれる業者を選びましょう。

また建蔽率、容積率のことも頭に入れておく必要があります。敷地面積によって制限がある場合もあります。
ローンを組む場合、建築確認を通らない建物ではローンは通りません。自費でも、建築確認の必要性の有無について考慮したうえで、どの規模にするのかを決定するのが良いでしょう。

事例から増築費用やプランを考慮する

リフォームをしたいと思われる理由はさまざまです。家を建てるときによく考慮した場合でも、生活していけば、家族の成長や状況の変化により、家に求められる必要なものは変化します。そこで、家の方を人に合わせるリフォームをすることで、その時々にあった快適な住まいにすることができます。

リフォームのよいプランを立てるためには、事例を沢山見ることを、おすすめします。インターネットで参考になる事例や価格帯を知る事が出来ます。またショールームなどを見に行く事も、イメージを具体的にしていくには良い方法です。おおむねどの位の費用になるかを把握するのにも役立ちます。
家の広さや家族状況、要望が似ている事例から、「こうしたい」と言うアイデアが見つかることもあります。

増築は、広さだけでは価格が決まらず、建物の現況や要望によって、個々のケースに違いがあります。
予算が限られている場合も多いですから、迷われたら、要望の優先度の高いものを中心にすえて、その他の必要性を考えてゆくと決めやすいです。
見積もり前に、もっとも改善したいことから、要望をリストアップしてメモしておくのも良いです。リフォーム会社に忌憚のないご要望をつたえ相談するのが、満足できる増築の決め手となります。

増築・改築リフォームについて、ホームプロでは具体的な事例やコラム・ニュースなどでわかりやすくご紹介しています。
リフォームを検討中なら、ぜひホームプロをご利用ください。

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