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「春眠暁を覚えず」春になると、目覚まし時計が鳴っても、なかなか目がパッチリ開きませんよね。お布団から抜け出せず、ついウツラウツラと二度寝してしまうことも。そんな夢見ごこちのなか、ふとした考えが頭をよぎりました。「和風にリフォームするなら、寝室は布団にしなきゃいけないのかな?」。布団は部屋が広く使えるけれど、上げ下ろしが大変…。わたしや両親もベッドの方が慣れているし…。さて今回は、そんな「和室には布団かベッドか?」という点や、寝室のリフォームアイデアについて考えてみました。
和風の寝室には、布団でないといけないのでしょうか?
若いころからベッド派の方には、ベッドの方がしっくり合いますよね。私はベッドでも十分に和風を演出できると思います。布団にするか、ベッドにするかは、それぞれの家庭の習慣や好みによって決めてください。
うちの場合は、両親が高齢なので、立ち座りのときに足の負担が大きく、上げ下ろしが大変な布団よりベッドを選びます。
ベッドのサイズは、相手の寝返りなどが気になるダブルより、ツインが理想です。その場合、お部屋の広さは8~10畳を確保したいところ。ダブルなら6~8畳でも大丈夫でしょう。
寝室のインテリアは落ち着きのある演出が基本。ベッドは控えめな色合いの木目調を選び、間接照明のやわらかな明かりで、やすらぎ感を演出し、お部屋に広がりを感じる船底天井や、朝のやわらかな陽射しが差し込み心地よい目覚めを誘う障子、天然素材を多用することで、落ち着いたムードになりますね。
「寝床に入る」「床をとる」など、眠る場所のことを「床(とこ)」と呼びます。その語源を調べてみると「台」という意味があり、古くはベッドのようなものを指したといわれています。
ベッドで、わたしが思い出すのは、昔のアメリカ映画やディズニーアニメでお姫さまが寝ていた“天蓋付きベッド”。日本では平安時代の貴族の寝室「帳台」が、それにあたるのかな。
そんなことを考えながら、先日、京都御所の清涼殿に残る「帳台」を観にいきました。広い板敷きの間にある「帳台」はとても雅な雰囲気で、一度あんな場所で寝てみたいと思いました。わが家でも、現代風「帳台」をつくれればいいですよね。
ひとつのアイデアとして、畳敷きフロア--ベッドをつくるのがいいかもしれません。フロア--ベッドの上は畳敷きで、寝るときは布団を敷き、昼間は布団をしまって座卓として利用。床の下は収納棚にして、衣類や小物をしまえるようにしておきます。
そして、フロア--ベッドのまわりを囲むように、几帳のようなおしゃれな布を天井から吊り下げれば、広い部屋のなかでも、そこだけ個室のようになり、落ち着いてぐっすり眠れると思います。
京都御所に行った日に、ちょっと豪華な和風旅館に泊まりました。わたしが通された部屋は、主寝室の隣に「次の間」という小さな部屋のある和室。「次の間」は荷物を置いたり、着替えや化粧をしたりと便利に使え、とても感じがよかったですね。
こんな「次の間」を、わが家にもつくれたらいいですね。眠る前って、服をたたんだり、明日の用意など、ちょっとした雑用があるものですが、そんな家事を「次の間」でしたり、また机を置けば書斎として利用することもできます。
寝室にベッドを置く場合は、「次の間」に布団を敷けるようにしておけば、ベッド派の方も時々布団で眠れますし、夫婦げんかをした夜は、別々に分かれて眠れるので、ちょうどいいかもしれませんね(笑)。
家のなかで眠るのは寝室だけとは限りません。わたしは休日の昼間、リビングでテレビを観ながら、ついついうたた寝することがよくあります。ソファーでは、横になってもなかなかくつろげないので、ゴロンと横になれる畳コーナーをリビングの一画に設けておきたいと思っています。
広さは2~3畳のスペースがあれば十分。かの吉田兼好は徒然草のなかで「座って半畳、寝て1畳」と、住まいのなかの居場所について語っていますが、スペースに余裕がない場合は1畳ぐらいのスペースがあれば十分かもしれませんね(笑)。
これが私なりに考えた和の寝室のリフォームです。みなさまの参考にしてくださいね。(終)
【参考文献】
居心地のいい和風 暮らしを楽しむ家(楽しい部屋別冊・主婦と生活社)
和の住まいづくり(大沢匠著・経済調査会)
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