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女性でも男性でも、人は他人に見られることで、自分を意識しキレイになるといいますよね。日本の住まいも、お客さまの目を意識することから美しく進化してきたように思います。住まいのなかで、お客さまの目に一番さらされるお座敷は、和風の住まいを考えるうえで最も大切な場所のひとつといえるかも…。今回は、和のエッセンスが凝縮された「お座敷」のリフォームについて、私なりに考えてみることにしました。
日本の住まいは、日当たり、風通し、眺めの良い南側に「お座敷(客間)」をつくることが伝統とされ、2間続きの和室が多くみられました。建具を開放すればワンルームの大広間になり、大勢のお客さまを呼んで宴会や法要が開けるのです。お客様には池や流れなどの和風庭園の趣ある風情を愉しんでいただく。そこには広縁やぬれ縁がつきものです。また、宴の前後に庭を散策していただくのも、おもてなしのひとつ。そんな風情のある「お座敷」をつくりたいですよね。
でも、うちの実家はスペース的にちょっと無理かも…。もっと気軽に、お客さまをもてなせる空間をつくるにはどうすればいいのでしょうか。
お座敷といえば床の間。他のものは省略しても、これだけはつくらないとお座敷とはいえないとわたしは思います。最近は「約束事が多く面倒」「工事費がかさむ」と省略するご家庭も増えていますが、インテリアの一部として花やオブジェ、絵画など、いろんなアートを飾るだけでも、床の間風に演出できると思います。できれば南側の部屋に床の間をつくり、お客さまをもてなすお座敷風に改造してはいかがでしょう。
うちの実家にも床の間があります。子どもの頃、よく床の間にしゃがみこみ本を読んでいたのですが(笑)、なぜか集中力が高くなったような気がします。床の間には気持ちを凛とさせる独特のパワーがありますよね。いま、うちの床の間には不幸にもテレビが鎮座していますが、そろそろ本来の役目に戻してあげたいですね。
前回紹介した「真の和室」や「行の和室」では壁面いっぱいに床の間や床脇を設けるので、スペースに余裕のあるお宅向き。スペースの有効活用を考えるなら、床の間横の床脇を省略して押入れにする例もよくみられます。また床脇の「違い棚」を取り払い、薄型テレビを置く方法もあります。
もっと手軽に床の間を考えたいというお宅は「置き床」のアイデアはいかがでしょうか。床板の部分に収納棚をつくり移動できるようにすれば、実用性もあり簡単に和室の演出が可能です。また「織部床」「壁床」といって、壁面を床の間と見立て、花や掛け軸を飾る方法はスペースをまったくとりません。
お座敷に欠かせないものといえば畳もそのひとつ。リフォームの際は新調したいですよね。畳のサイズは、大きく分けて関西以西の「本間」と関東以北の「関東間」があるのは、みなさんご存知のこと。同じ6畳でも関西のほうが大きいですよね。最近は、琉球畳のような半畳サイズでへりのないタイプも人気で、リビングとの続き間などでよく使われます。
では、畳の敷き方に吉と凶があるのをご存知でしょうか。床の間の中間に畳の長辺が直角に当たると「床刺し」といって嫌われます。見た目にも美しさに欠けるので、床の間と平行に敷くことが多いのです。4畳半の部屋では、図のように左回りに敷くと「切腹の間」といって縁起が悪いといわれることがあるので、右回りになるように敷くのが常道です。さて、あなたは信じますか?(終)。
【参考文献】
和風住宅の知識(小林盛太著・彰国社)
「和」の住まいづくり(大沢匠著・経済同友会)
居心地のいい和風 暮らしを楽しむ家(楽しい部屋別冊・主婦と生活社)
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