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リビングの一角につくられた、一段上がった畳スペース。そのスペースのことを「小上がり」と呼びますが、設置メリットや使用シーンなど、実際に使ってみないとわからないことも多いですよね。
そこでこの記事では、小上がりを設置するメリットやデメリット、設置する際のポイントなどについて解説します。記事後半では事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
小上がりとは、リビングの一角を一段高くして設けた空間のことをいいます。必ずしも和室であるとは限りませんが、畳を張って和室にするケースが一般的です。フローリングなどの洋風のインテリアの中でも違和感がなく、ちょっとした癒しスペースとして人気があります。また、寝室や客間、お子さんが遊ぶスペースとして取り入れる方も多いです。
ここでは、小上がりを設置するメリットやデメリットについて解説します。
小上がりを設置すると必然的にできる段差の部分を利用して、収納にすることができます。小上がりをキッズスペースとして活用する場合など、おもちゃの収納場所に便利ですよ。小上がりをベッドや客間として利用する場合は、布団などの寝具を収納しても良いでしょう。
また、段差があることで、気軽に腰掛けたり、掘りごたつにしてくつろいだりすることも可能。リビングとは異なる趣の、癒しスペースになりそうですね。
そのほか、小上がりを設置することで部屋にメリハリがつくのもメリットのひとつ。段差の効果で立体感が生まれ、部屋のイメージを大きく変えたいときに役立ちます。
小上がりを設置するにあたっては、良いことばかりではありません。家族に小さいお子さんやご年配の方がいる場合、段差が危険になってしまう場合も。まだしっかり歩くことのできないお子さんがいるご家庭や、将来バリアフリー化する予定のある家の場合は、念頭に置いておきましょう。
また、小上がりのスペースを広くとりすぎると、リビングが狭くなってしまったり、段差の影響で圧迫感を感じたりすることも。広さはほどほどにしておいたほうが良さそうです。
そのほか、段差があることで、ロボット掃除機で一度に掃除ができなくなってしまうデメリットもあります。
それでは、実際に小上がりを設置するにあたり、おさえておきたいポイントについて解説します。おすすめの広さや段差の高さなど、具体的にご紹介しますので、イメージを膨らませてみてくださいね。
一般的に、小上がりの広さは3~6畳で作られることが多いですが、4.5畳が最も人気です。広すぎず、狭すぎず、ちょうど良い広さなのですね。6畳くらいの広めの小上がりを作る場合、独立した部屋としても使用できるよう、間仕切りや引き戸なども設置するケースが多い傾向にあります。仕切れるようにしておくと、客間や寝室として使うときに便利です。反対に、1~2畳の狭い小上がりを作って、ベンチやソファがわりに腰掛けられるスペースにすることもあります。
広さを決めるときは、リビングとのバランスや、使用目的を考えてみると良いでしょう。
一般的に、階段などで昇降しやすい段差の高さは20cmといわれています。小上がりの場合、腰掛けて立ち上がる動作や収納のことを考慮すると、30~40cmが使いやすいです。つまずくことを心配して10cmなどと中途半端な高さにすると、かえってつまずきやすくなることもあるので、注意が必要です。40cm以上の高さの小上がりを設けたい場合は、高さに応じた階段をつけるという方法もあります。
ご家族の年齢や、設置場所、使用目的などに応じて、適した高さの小上がりを設置しましょう。
間仕切りなどの目隠しを設置するかしないかは、小上がりに期待する役割をポイントとして考えると良いでしょう。小上がりをお子さんの遊びスペースやリビングの延長としたい場合は、目隠しなしにすると開放感が出ます。
小上がりを客間や寝室として使用する場合は、間仕切りを兼ねた引き戸を設置して、完全に区切れるようにしておくのがおすすめ。来客時のみサッと目隠しをしたいなら、ロールスクリーンを設置する方法もありますよ。
小上がりの段差部分を収納にするには、引き出しタイプにするか、天面開口タイプにするかを考えます。動かすのが大変な家具などを小上がりに設置する場合は、引き出しタイプがおすすめ。反対に何も置かない空間にするなら、小上がりの床部分をフタとして使用する天面開口タイプも良いでしょう。フタ部分が大きいため、収納の中身が見やすい点が便利です。
近年は、ユニットタイプの小上がりも多数販売されています。置くだけで小上がりが完成するので、手軽に導入できるのがメリット。木製の材質そのままのものや、あらかじめ畳が張ってある和室タイプのもの、収納つきのもの、掘りごたつができるものなど、さまざまなタイプがあります。
特に、賃貸住宅の場合は引っ越し時に原状回復するのが簡単なので、ユニットタイプの小上がりがおすすめです。
小上がりに設置する畳は縁なしタイプの琉球畳が人気ですが、一般的な縁付き畳よりも費用が高くなる傾向にあります。畳の場合は畳表に使用する素材(い草、和紙、化学繊維など)によっても費用が異なります。
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収納をつける場合は、造作するよりもユニットタイプを採用したほうが工期は短く、費用も安価に済む可能性が高いです。あまりこだわりがない場合は、ユニットタイプを選ぶのも良いでしょう。掘りごたつのユニットは、4.5畳で20万円前後です。その他電気工事代が必要となることがありますので、あらかじめ念頭に置いておく必要があります。
間仕切りをつける場合は、どのような間仕切りにするかにもよりますが、寝室用の防音間仕切りなど機能性の高いものを選ぶと、20万円程度の追加費用が必要になります。
ここからは、小上がりの施工事例を見ていきましょう。
マンションのリビングの一角に、小上がり和室を設けた事例です。たくさんの本を収納できるよう、段差部分に引き出しを造作。木材の色や畳がシンプルなリビングにマッチしていますね。
事例の詳細:ホワイトでまとめた快適で落ち着きのある空間
戸建住宅のリビングからつながっていた洋室を、小上がりの和室に変更した事例です。クローゼットだった場所には棚を設け、デスクとしても使えるように。ロールスクリーンも取り付けて、目隠しできるようになっています。
事例の詳細:オープンな空間を実現した家
リビングを広げるリノベーションとともに小上がりを設けた事例です。仕切りのないオープンスペースは、お子さんたちが遊んだり、リラックスしたりテレビを見たり、洗濯物を畳んだりと、さまざまな使い方ができます。
事例の詳細:お子様に人気の小上がりの畳コーナー
寝室と書斎のスペースとして設けられたこちらの小上がりは、広々としてまるで舞台のようです。小上がりの下はすべて収納で、通路側は引き出しに、壁側は天面開口タイプになっています。随所にこだわりをちりばめた、贅沢な小上がりスペースですね。
事例の詳細:花柄と大きな舞台のお家
リビングの一角に4.5畳の小上がりを設置した事例です。リビングのフローリングとマッチしたウォールナットの框(かまち)や、チャコールグレーの畳がモダンですね。間仕切り扉にはガラスパーティションを採用して、趣のある空間になっています。
事例の詳細:和室リフォーム
この記事では、小上がりのメリット・デメリットや設置する際のポイントなどについて解説しました。ご紹介した事例なども参考にして、小上がりのある暮らしを検討してみてくださいね。
イメージ通りの小上がりを設置するためには、信頼できるリフォーム会社を見つける必要があります。複数のリフォーム会社に見積もりを取り、自分たちの希望に合う施工をしてくれる会社に依頼しましょう。
複数のリフォーム会社から探すなら、ホームプロに相談してみるのがおすすめです。ホームプロは、累計80万人以上が利用するリフォーム会社紹介サイト。地元の優良リフォーム会社を複数紹介してもらえますよ。無料で相談できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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