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自宅をリノベーションしたいと考えた時、思い浮かべた室内には、どんなインテリアが並んでいるでしょうか。
一言でインテリアと言っても、温かみのあるウッド系、きりっと男前なアイアン系、シンプルな北欧系など多種多様で、椅子一つとっても材質、質感、色、デザインまで異なります。
一つの箱庭である部屋の中にインテリアを配置することで、家全体が完成すると言っても過言ではなく、インテリアと部屋の調和は切っても切れない関係にあります。
この記事ではリノベーションを成功に導くためのインテリアの選び方や、色の配置、雰囲気の作り方の解説とあわせて、実際におしゃれなインテリアを取り入れた事例まで紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
リノベーションは部屋の間取りやデザイン、壁紙や床材などを作り変える工事です。しかし、それだけでは部屋づくりは終わりません。
部屋とインテリアが合っていなければ、理想とは異なる仕上がりになってしまうこともあります。たとえば北欧系の内装に仕上げた部屋の中に、アイアンを多用したインダストリアル系インテリアはマッチしにくいものです。それぞれ単独で見た場合は良いものでも、調和が取れていないと「思っていたのとなんだか違う…」という状態になりかねません。
そのため、リノベーションプランを立てる際には、部屋とインテリアの調和を考え、家具と内装の両方に質感の統一が取れた素材を使うなど、部屋のイメージにあわせたインテリア選びが重要になります。
インテリアの中でも、特に部屋全体の雰囲気を決める大型の家具選びは大切です。新しい家具を購入する場合は、リノベーションプランや部屋のテーマに合う家具を選びましょう。
たとえばカフェ風のキッチンに仕上げたい場合は、温かみのある落ち着いた色合いの木目調の家具がおすすめです。モダンな空間にしたい場合は、明度と彩度がはっきりとした家具を揃えると良いでしょう。黒、白に加えて、もう一色差し色としてビビッドな赤や青など、引き締まる色を選ぶとおしゃれになりますよ。
お気に入りの家具を引き続き使用したい場合は、家具を中心にリノベーションプランを立てると、調和の取れた部屋づくりができます。部屋のメインに据えるソファやテーブルなどに調和する床材や壁紙を選べば、家具と空間がマッチして、リノベーション後も違和感のない空間になるでしょう。
インテリアを選ぶ時、素敵な空間を作り上げるために大切なポイントは「アクセント」「色の統一感」「部屋の主役」です。この3つを意識してインテリアを配置することで、リノベーションした部屋をより理想に近づけることができます。
具体的にそれぞれのポイントについて解説します。
部屋のアクセントとなるインテリアを一つ取り入れることで、雰囲気のまとまりが強まり、おしゃれな部屋になります。
アクセントは必ずしも大きなものである必要はありません。たとえばシンプルモダンな部屋を単調に見せないためには、大きめの観葉植物やフェイクグリーンを置くのがおすすめです。白黒と直線で構成されているシンプルモダンな空間に、植物の緑とやわらかな曲線が映え、双方を引き立ててくれるでしょう。
同じ観葉植物でも、木目調のフローリングや腰板で構成されたウッド調の部屋には、小さい鉢植えを複数設置すると、リラックスした雰囲気になります。また、ウッド調にはアイアン系の家具や黒いインテリアを合わせると、ぐっと空間が引き締まりスタイリッシュにできますよ。
インテリアの色を揃えることで、部屋全体がまとまりのある空間になります。「色彩感覚には自信がなくて…」という方でも、中心となる色を決め、同系色のインテリアで統一すれば、色味が合わせやすくなります。
「色味の合わせ方がわからない…」という方のために、色相環について少し触れておきましょう。
色相環とは、色のグラデーションを円形にした、配色デザインのための図です。
この図では、中心は明度が高くパステルカラー、外側は低くダークカラーになっています。同じ色でも明度を変えるモノトーン配置をすると、簡単に統一感を保った配色にできます。
たとえば、ダークブラウンとベージュの家具、黒いソファにグレーのクッションなど、同系色でも明度が違うインテリアを組み合わせることで、空間にまとまりが出るだけでなく、メリハリをつけることができますよ。
また、隣り合った色同士は相性がいいので、同じ明度の隣接色であれば、統一感が崩れることもありません。
気を付けたいポイントとして、部屋のすべてを似たような色だけでまとめると、空間全体が単調になってしまいます。そこで上記で解説したアクセントを入れていきます。
アクセントは部屋のイメージカラーになっている色の補色になる物を選ぶと良いでしょう。補色とはお互いを引き立て合う色の組み合わせです。上記の図で対面にある色が補色にあたります。対面から少しずらしても問題ないので、部屋全体のまとまりを見ながら気になるインテリアを取り入れてくださいね。
こだわりの家具やお気に入りの素敵な家具があるなら、家具を中心とした部屋を目指してみてはいかがでしょうか。部屋全体を一つの絵と考え、主役になる家具を配置して、それが引き立つような組み合わせを考えていきます。
壁や床を意識的にシンプルにすることで、家具が映える素敵な部屋になりますよ。メインの家具と床や壁は補色の関係にするとスタイリッシュに、隣接色にするとやわらかな雰囲気になります。
特徴的なデザインの家具やスタイリッシュな金属製の家具、お気に入りのソファなどは、おしゃれな部屋の主役にぴったりです。
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内装デザインにこだわりたい方必見!後悔しないためのポイントは?
「ポイントは分かったけれど、インテリア選びはやっぱり自信がない」という方におすすめなのが「造作家具」と「インテリアコーディネーターへの相談」です。
「家具選びのセンスがない!」「インテリア選びには自信がない!」という方は、造作家具を取り入れるのがおすすめです。
造作家具とは、住まいに合わせて作ってもらえるオーダーメイドの家具のことで、部屋の雰囲気に合わせたオンリーワンの家具です。
リノベーション後の内装に合う材質やデザインの家具を作ってもらえるので、部屋のまとまりが崩れることもありません。家具を置きたいスペースにぴったり収まるサイズで作ってもらえるのも、造作家具のメリットといえるでしょう。
インテリアコーディネーターとは、「こんな風に暮らしたい」「こんな雰囲気の部屋がいい」という要望から、具体的な空間づくりをプランニングし、提案してくれる存在で、いわば空間づくりのスペシャリストです。
部屋に調和する家具や、効果的な照明の配置などを提案してもらえますよ。
インテリアのコーディネートのみを個別に依頼する方法もありますが、インテリアコーディネーターが在籍しているリフォーム会社を選べば、リノベーションをトータルコーディネートで進めることが可能です。
イメージをふくらませ、具体的なリノベーションプランに落とし込むには、実際にインテリアを配置した事例をたくさん見て、さまざまなアイディアに触れておくことも大切です。
ここでは、インテリアがおしゃれなリノベーションの事例を紹介していきます。
築27年のマンションをフルリノベーション。床はじゅうたんからフローリングに全面張り替え、温かみのある空間に統一しました。
Before:全面がじゅうたん張りで清潔感はあるものの、どこかデザインに古さを感じるリビングと和室でした。
After:和室を撤去して全面をフローリングにしたことで、空間のつながりと広がりが感じられ、明るく温かみのある空間になっていますね。
事例の詳細:リビングをオシャレに内装リフォーム
築30年以上の木造戸建てをフルリノベーション。ブルーと木目調がミックスしたスカンジナビアモダンのインテリアが特徴的です。
Before:南に面した二間続きの明るい和室でした。ノスタルジックさを感じさせる障子と鴨居ですが、部屋全体が区切られ、狭く感じます。
After:たくさんの光が入る明るさはそのままに、白壁のキッチンになりました。ブルーのタイルが映えるカフェ風のカウンターキッチンには、家族の笑顔が集まりそうですね。
事例の詳細:北欧カフェ風ダイニングキッチン
築30年以上の戸建てを北欧風にリノベーション。ヘリボーンの壁材をアクセントに取り入れ、明るく広々とした空間になりました。
Before:キッチンと収納を壁側に集約することで機能的ではありつつも、どこか暗さを感じるL型の壁付キッチンでした。
After:対面キッチンに作り変え、明るい光をたっぷりと引き込むキッチンダイニングになりました。白を基調にした内装は、穏やかなグリーンのタイルやライト、ドア、ファブリックをアクセントに、フローリングとマッチしたあたかかさのある空間を作っていますね。
事例の詳細:全てのバランスが考えられたダイニング空間
築20年を経過したマンションを、チーク材のやわらかで自然な色合いを活かした無垢フローリングを中心に、上質感のある大人リノベーションしました。
Before:マンションによくある、リビング+ダイニング+和室という構造で、せっかくの大空間がふすまに区切られていました。
After:和室を解体して大きなLDKにすることで、家族の集まる広々としたくつろぎの空間に。無垢フローリングと白い壁を照らすのは、天井に配置したダクトレールからの照明。部屋全体が明るく広さのある、上質な空間に仕上がっていますね。
事例の詳細:無垢フローリングを楽しむ広いLDK
造作家具をふんだんに取り入れ、家具配置や照明計画、色彩計画までトータルデザインを依頼することで、リビングが北欧風モダンの空間になりました。
Before:和室とリビングダイニングに分けられた、マンションによくある空間でした。
After:和室を解体し、広げた空間には、家族で使えるパソコンコーナーと造作家具を配置しました。ダイニングのテーブル、リビングのソファ、パソコンデスクと、家族が集まりながら思い思いの時間が過ごせることでしょう。
事例の詳細:家族が集まる心地よいリビングに
西海岸スタイルのインテリアを揃え、ダメージ塗装やファブリックを取り入れたヴィンテージ感のあるおしゃれなカフェ風にリノベーションしました。
Before:ダークトーンのフローリングと白い壁の、モダン寄りの内装でした。シックな内装ですが、家具が雑然と配置され、どことなく手狭な感があります。
After:内装に明るいトーンのフローリングや梁を取り入れ、壁には白いブリックやダメージ塗装の板張りを施し、西海岸スタイルのカフェ感を演出。家具にも統一のテーマを持たせることで、部屋全体にまとまりが感じられますね。
事例の詳細:西海岸テイストな自然素材おうちカフェリノベーション
お気に入りの家具を中心に、インテリアがマッチするようにリノベーションしました。広々と明るいキッチンから家がゆるやかに繋がる空間に。
Before:キッチンとリビングが隔てられ、生活の動線と空間が切り取られていました 。
After:開放的なキッチンから、リビングダイニングへと空間が繋がりました。明るく広いリビングの主役は、お気に入りのインテリアです。大きな開口部からの光が部屋全体を照らし、空間の広がりをより感じさせています。家族でゆったりとした時間を過ごせそうですね。
事例の詳細:陽の光を感じるナチュラルLDK
高級感のあるフローリングや鏡面仕上げの建具、アクセントには大理石やエコカラットを取り入れ、全体をシック&スタイリッシュな印象の高級ホテルのように仕上げました。
折り上げ天井から注ぐ間接照明がリビング全体を照らし、天井の高さをより強く感じさせていますね。ラグジュアリーで洗練された、高級ホテルのようなリビング空間が完成しました。
事例の詳細:折上げ天井とタイルで、洗練されたホテルのようなリビング
この記事ではリノベーションをする際のインテリア選びのポイントや、意識したい点、おしゃれなリノベーション事例を紹介しました。
希望するおしゃれなリノベーションを実現するには、色合わせやデザインはもちろん、家全体の統一感や、質感など、トータルデザインを考えてプランニングしていくことが大切です。
色彩や家具選びに自信がないという方は、まずは事例を見ながらイメージに近いリノベーションができるリフォーム会社を探してみてはいかがでしょうか。
会社によってデザインの得意分野が異なるので、たくさんの事例に触れることをおすすめします。
ホームプロでは、さまざまなリフォーム会社の施工事例を紹介しています。
たとえば、「北欧風」や「インダストリアル」「モダン」「和風」など、自分がイメージするテイストのキーワードで事例を検索し、じっくりと比較検討することもできますよ。
事例検索はこちらから。気になる事例を見つけたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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