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二世帯住宅を考える時にまず悩むのが、風呂やトイレ、キッチン、玄関のようなスペースをどこまで共有するか、あるいは分けるのか。実際に共有部ではどんなトラブルがありがちなのでしょう?
「例えば、お嫁さんがメインで料理をすることを前提にキッチンをつくったものの、実はお義母さんがもっと料理や収納をしたいと思っていたケースや、お風呂を共有したものの、使う時間やお湯の温度などが合わないといったケースが挙げられます。一つひとつは小さなことに感じるかもしれませんが、毎日の生活となるとストレスになっていきます」(江原さん、以下同)
そういったトラブル回避のためには、何をすればいいのでしょうか。
「実際のところ、住んでみないと何が問題になるかはわからないケースが多いのは事実ですね。なので、少しでもトラブルを回避するためには、実際に住みはじめてからのライフスタイルや何にストレスを感じるかについて、かなり綿密にコミュニケーションすることが大切です」
そもそも親子ほど年が離れている場合、起床・就寝時間や水回りの使用時間などの生活リズムはまったく異なります。そうすると、生活の中で聞こえる音が気になったり、逆に音を立ててしまう方が異常に気を使ったりしてしまうケースも……。
こういった場合は、住み始めてからではなく、計画段階で対策を打っておくのが良さそうです。
「たしかにそうですね。よくあるのは、両親が寝静まってからしか仕事から帰ってこられないという状況。両親の寝室とキッチンやお風呂が近いと水回りの音が気になったり、窓のすぐ側が駐車場という場合は車を停める音が睡眠を邪魔してしまったりすることもあります。それを避けるには、まず間取りに注意を払う必要があります。特に水回り、子ども部屋、駐車場などの音が起こることがわかっている場所の近くを寝室にしない工夫が必要です」
二世帯住宅に長期的に住むことを考えた時に、絶対に忘れてはならないのが未来に起こる介護の問題。もちろんバリアフリー設計も1つの方法ではありますが、間取りにも注意するべき点があると江原さんは話します。
「介護が必要になった時、一番問題になるのはトイレです。トイレに一人で行けなくなってしまうのは、家族にも本人にも身体的、精神的な負担がかかります。そのため、長期的に介護を見据えた間取りを考えるならば、トイレと両親の寝室は“ギリギリ自分で動けるうちは、なんとか移動できる距離であること”、“いざという時に肩に抱えて便座に座らせられるスペースをトイレの中に確保すること”が大切です。生活に支障がないうちは、段差や手すりなどのバリアフリー対応までは考える必要はありませんが、少しお金がかかったとしてもトイレだけはリフォームの段階でこれを検討していただければと思います」
これから先、さらに増えていくと考えられる二世帯住宅。家にストレスを感じるようになると、帰るのが嫌になってしまうこともありそうです。最後に、二世帯住宅のリフォームで失敗しないための心得を伺ってみましょう。
「そもそも、それぞれの世帯が自分たちだけで過ごせるような自立した空間は、必ず確保した方がいいと思っています。個人によって、何が気になるのかは異なるので、それぞれのために考えることが必要です。結局、親子といっても生活リズムの違う2つの家族。まずは、それを前提に間取りを考えることが、長期的にお互いのためになるはずです」
(取材・文:鬼頭佳代/ノオト)
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