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リビングは日常生活の中でも、多くの時間を過ごす場所です。家の中心になるリビングのインテリアは、日頃から過ごしやすいのはもちろん、自分の好きな雰囲気でまとめたいですよね。
せっかくリビングをリフォームするなら、コーディネートもこだわってみてはいかがでしょうか。リビングは空間が広いので、同じ家具でも配置を工夫してコーディネートすることによって、特に雰囲気が大きく変わる場所なのです。
今回はリフォームとコーディネートで、すてきなリビングを作るテクニックとポイントを解説していきます。
目次
リビングは家族が集まって過ごす場所であり、リラックス空間です。さらに生活の中心になる場所でもあり、くつろぐだけでなく、多目的な作業スペースとして活用しているご家庭も多いのではないでしょうか。
お子さんの遊び場や勉強の場になったり、ワークスペースを設置したりと、活用範囲が広い分、他の部屋に比べて家具や物が多くなりがちです。
そのため、「なんとなく雑然として落ち着かない」「インテリアのまとまりがつかない」「くつろぎたいのにリラックスできない」という悩みが生まれやすい場所でもあります。
「リフォームにあわせて思い切ってリビングも間取りを変えたいけど、また雑然としてしまわないだろうか」と不安になる方もいらっしゃるでしょう。
実は同じ家具でも、配置によって視認できる空間の構成や生活動線が変わり、居住性や雰囲気ががらりと変わります。これがインテリアコーディネートの力です。
居心地の良い空間で気持ちよく過ごすためには、インテリアのコーディネートは欠かせません。リフォームで空間を作ったあと、インテリアをしっかりコーディネートすることで、部屋の雰囲気や演出が完成すると言っても過言ではないのです。
せっかくのリフォームを活かすには、「こんな空間にしたい」というイメージにそったコーディネートが重要です。
いざインテリアをコーディネートしようと思っても、「コーディネートと言われると難しそう」「失敗しないコーディネートのポイントがわからない」と悩んでしまうかもしれません。
そこで、リフォームを成功に導くインテリアコーディネートの、初心者でもできる3つのポイントをお伝えします。
リビングを歩くとき、「家具にぶつかるほどではないけれど、なんとなく歩きにくい」「遠回りが面倒」と感じることはありませんか。
リビングの家具は、歩くときに余裕を持てる広さで配置するのが大切です。具体的には成人が身体を傾けずに真っ直ぐ歩くために必要となる600~800mm以上を確保して、家具同士や壁と離してみましょう。
人一人が余裕をもって通れる広さが確保され、「狭くて歩きにくい」と感じにくくなります。
また、窓の周辺や通路としてよく使う場所は家具を置くのを避け、スムーズに移動ができる動線を意識して配置しましょう。
動線を遮らず、移動時に狭さを感じないゆとりある配置が大切です。
高さのある家具を部屋の入口付近に配置すると、部屋に入った瞬間に大きな物が視界に入るため、部屋全体に圧迫感が生じます。
背の高い家具は奥に配置し、背の低い家具を手前に持ってくることで、空間の圧迫感を軽減し、天井の広がりを演出しやすくなります。
また、色の配置にも注意しましょう。濃い色は重く感じるので低い位置に配置すると、重心の落ち着いた配色になります。
もう一つの注意点として、家具の高さがあります。収納力が豊富なので、ついつい背が高い棚や壁面収納を配置しがちではないでしょうか。
しかし、背が高い家具は圧迫感の原因になりやすく、同時に部屋のインテリア配置が単調になってしまいます。
家具の高さを全体的に低めにして、天井が開けて開放感が生まれたところへ、適度に目隠しやアクセントとして背が高いインテリアを配置すると、リズム感のあるバランスが生まれます。
リビングには縦長と横長という概念があるのをご存知でしょうか。
横長リビングは、リビングダイニングが横向きで、バルコニーや庭に対して長辺が接しています。一方の縦長リビングは、リビングダイニングが縦向きで、バルコニーや庭に対して短辺が接しています。
●横長リビングのメリット・デメリット
窓に面している間取りなので、全体的に採光がとりやすく、部屋が明るいのが特徴です。横のつながりを活かし、ダイニングとリビングに一体感があるインテリアの配置が楽しめます。
しかし、壁面が少ないので家具の配置に気を付けないと、開放感がなくなりやすいデメリットがあります。また、間取りによっては奥行き方向へ広い視界が確保できないので、背の高い家具の配置には注意が必要です。
●縦長リビングのメリット・デメリット
広い壁面を確保できるので、収納や家具の配置に自由度が高く、インテリアコーディネートがしやすいメリットがあります。また、奥行き方向に広い視界が確保できるので、実際の広さよりも立体感があるコーディネートが楽しめます。
一方で、窓からの距離があるためキッチンやダイニングへの光が届きにくく、採光やライティングに注意しないと全体が薄暗く感じてしまいがちです。また、家具の横幅や距離感に注意しないと、手狭感や歩きにくさを感じてしまいます。
どちらの形も一長一短なので、デメリットを打ち消し、メリットを活かすインテリアコーディネートを意識することが大切です。
インテリアにはさまざまなスタイルがあります。マンションで一般的によく見られる、白い壁と明るいフローリングの部屋は、シンプルナチュラルと呼ばれています。
他によく知られているのは、北欧風やシンプルモダン、インダストリアル、和風などで、同じ部屋の構造でもインテリアのスタイルが変わることで空間の雰囲気は大きく変わります。
どんなスタイルのインテリアにするのか、事例をたくさん見てイメージを固めておくことで、統一感のあるコーディネートができます。既存の家具がどんなスタイルに属するのかも、事前に確認しておくとよいでしょう。
既存の家具を中心にスタイルを考えるのか、まったく新しい家具を揃えていくのか決めるのも、コーディネートには大切なポイントです。
異なるスタイルをコーディネートに取り入れる場合、バランスに注意しないと、ちぐはぐな印象になってしまうためです。
長く暮らしていく空間なので、自分が落ち着くインテリアのスタイルを考え、じっくりとコーディネートしましょう。
家具の購入やリフォームを含まないインテリアのコーディネートを依頼する場合は、約10~15万円が費用相場です。提案したコーディネートの見積もり合計に対し、一律10~15%程度を料金として設定しているケース、部屋の広さ・部屋数などに応じて料金が変動するケースなどがあります。
既存の家具やファブリックを使用して雰囲気を変えるコーディネートの提案や、好みのインテリアにするための家具購入のアドバイスとコーディネート例の作成を、インテリアコーディネーターが行います。コーディネートの内容やサービスによっては、3万円以内で依頼が可能な場合も。
一方、リフォーム会社にインテリアのコーディネートを依頼する場合、上記のコーディネート料金はリフォームの費用に加算されるのが一般的です。
リビングのリフォーム費用の相場は、マンションなら50~100万円、戸建てなら100~150万円ほどです。既存の家具以外を使う場合は、インテリアの購入費用を別途予算に入れておきましょう。
それでは、実際にデザインにこだわって、リフォームと同時におしゃれにインテリアをコーディネートしたリビングの事例を見ていきましょう。前述のインテリアコーディネートのポイントやコツを意識しながら、ご覧になってみてくださいね。
玄関から近く、落ち着かなかったリビング。収納も少なく雑然としていました。思い切った間取り変更によって寝室があった場所へ移動したリビングは、明るく広々とした空間に。こだわりのヘリボーン壁には柔らかな印象のナラ材を使用して、目に優しい印象になりました。インテリアは木目調の家具で統一し、あたたかみのある空間に仕上がっています。
Before:玄関のすぐ横に置かれていたリビング。出入りする動線の上にあり、収納も少なく、家具や雑貨で雑然として落ち着きません。
After:目に優しく穏やかな木目調でインテリアを整え、白いクロスと調和させた明るいリビングに生まれ変わりました。黒いアイアンをアクセントにすることで、空間をしっかり引き締めます。まるでカフェの一角のようですね。
事例の詳細:ヘリンボーン壁が印象的なリビング
玄関入ってすぐの位置にあった和室を、洋室にリフォームしてリビングにしました。木製のブラインドと、トーンが落ち着いた木目調の床材、壁面ルーパーのバランスが取れた落ち着いた空間を、オールドアメリカンなソファが大人の雰囲気へと演出しています。
Before:庭に面した和室。障子越しの明かりも味わい深いものでした。
After:大きな窓に木製のブラインドを取り付け、すっきりとしたコーディネートに。ウッドデッキへとアクセスできるサッシを通し、庭の風景まで部屋のインテリアに取り込みました。ソファに座れば特別な時間が過ごせそうです。
事例の詳細:ルーバー・木製ブラインド・可動棚のある素敵なリビング
キッチンとリビングの間に壁があり、空間が狭く切り取られていたリビングダイニング。壁を取り払うと同時位に既存の和室を解体し、大きなリビングダイニングに大胆に作り変え、広々とした開放感ある空間になりました。特徴的な赤いカウンターテーブルは、部屋のインテリアをコーディネートするための特注です。
Before:キッチンとリビングの間には壁があり、室内窓にはカウンターが設置されていました。そのため、空間が狭い印象になっています。
After:キッチンの壁と既存の和室を取り払い、大きな空間に作り変えました。白い壁と明るいフローリングが映える空間に、アクセントとして赤いカウンターテーブルが鮮やかに彩りを添えています。
事例の詳細:開放的なリビングダイニング
ダイニングキッチンからお子さんたちを見守れる開放感のある空間を作るため、ダイニングと和室を繋げて大きな空間になりました。「ホテルライクなインテリアにしたい」という要望で、ターコイズブルーのアクセントクロスを取り入れたスタイリッシュなコーディネートになっています。
Before:明るい日差しが差し込む、大きな押し入れがある和室でした。明るいのですが、壁に遮られ、せっかくの空間が切り取られています。
After:TVスペースと窓際の壁にターコイズブルーのアクセントクロスを入れ、濃いフローリングと白い壁が一層映えるスタイリッシュな明るいリビングになりました。
事例の詳細:リビングリフォーム
閉鎖的で離れているキッチンと、リビングに隣接した和室で区切られ、せっかくの空間が有効的に使えていなかったリフォーム前。そこで動線や収納を考えながら、キッチンからリビングまで繋がった横長のLDKに大きく間取りを変更しました。
Before:リビングとは離れていたキッチンとダイニング。空間が細かく区切られてしまい、動線が遮られていました。
After:キッチンからリビングダイニングまでを一つの空間につなぎ、大きな窓から明るい日差しが差し込む広々とした空間になり、ゆったりと家具を配置して明るいトーンのコーディネートでまとまりました。
事例の詳細:ホワイトオーク柄の床やアクセントクロスでナチュラルモダン空間
和室を解体してリビングに取り込みたいという要望で、大きなリビングダイニングを実現しました。また、リビング、廊下、ウォークインクローゼットをすべて石目柄のフローリングに統一することで、モダンで高級感溢れるインテリアコーディネートになっています。
Before:和室に面した元のリビングは、濃いブラウンのフローリングとクリーム色のクロスは、やや古い印象のコーディネートでした。
After:ホワイトを基調とした室内には明るい石目柄の床材を採用し、精錬された高級感のあるモダンなインテリアに整いました。まるですてきなリゾートホテルのようです。
事例の詳細:和室を解体して、広いLDKとウォークインクローゼットを実現!
お子さんたちの独立後も見据え、カウンターテーブルを配したカフェ風ダイニングキッチンと、広々としたリビングとキッチンの通路を希望したリフォーム。おしゃれな濃紺のタイルを使ったスカンジナビアモダンのLDKには、天井を木材にする代わりに、背が低く色の濃い家具を配置して、空間の高さをコーディネートしました。
Before:家の中央に配置されていた薄暗い洋室。引き戸を開け放すと縁側から明るい光が入りますが、リビングとしては手狭でした。
After:木目調のナチュラルカラーでコーディネートしたリビングには、差し色としてロイヤルブルーのドアとタイルが映えます。濃紺のタイルが日常の中に遠い異国のスパイスを加えています。
事例の詳細:スカンジナビアモダンのリビング
新しく生活をスタートするため、水まわりやLDKの配置を大きく変更すると同時に、家族でたくさんの時間を過ごすためのリビングを作りました。明るい木目調の天井と床に、同じく木目調の家具、そして明るく鮮やかな色合のソファやファブリックが映えるコーディネートで、スタイリッシュにまとまっています。
Before:ふすまを取り払えばかなりの広さがあるものの、経年を感じさせる古い和室でした。
After:全面的に改装してリビングダイニングキッチンへと生まれ変わった空間は、カフェを思わせるモダンなインテリアコーディネートになりました。家族で集まって楽しむティータイムは特別な時間になりそうですね。
事例の詳細:家族が集まりたくなるリビング
昔ながらの造りで手狭な2部屋に分かれていた間取りを繋げ、一つの広々としたLDKにリフォームしました。白い壁と濃いフローリングに、トーンを抑えたブルーのドアがおしゃれなアーリーアメリカンスタイルのインテリアにコーディネートされています。
Before:昭和のマンションに多い、古い間取りの2部屋。細かく分けられた間取りは使いづらく、仕切りが多いため風や光の通りが悪くなっていました。
After:バルコニーに面した窓から光をふんだんに取り入れ、ひと繋がりの広いLDKへ。窓にはウッドスクリーンを取り入れ、アーリーアメリカンなインテリアに統一されたことで、開放感のあるリビングに生まれ変わりました。
事例の詳細:開放的にし、造作棚を設けたリビング
鉄骨ALC造のスーパーの研修施設を住居へと大胆にリフォームしました。断熱性能を上げる処理を施し、オフィス空間ならではの広い空間を生かした、家族が集まる広々としたリビングに大変身です。
Before:本来住居ではない建物だったので、まったく生活空間には適していない業務用の空間でした。
After:広々とした大空間には、大きな窓からたっぷりと光が差し込み、フローリングと畳の空間がマッチした和モダンな部屋に大変身しました。元の姿が到底わからないほど変わったリビングは、これからは家族が集まる場所として活躍するでしょう。
事例の詳細:大きな窓から差し込む光のある住まい
リビングは家の中心になる空間であり、家族が集まる場所です。家族みんなが居心地良く過ごすために、リフォームで作った空間のインテリアをしっかりとコーディネートしたいですね。
さまざまな間取りからリフォームしたリビングのインテリア事例をご紹介しましたが、気になるインテリアのスタイルは見つかったでしょうか。
同じ部屋の構造でもインテリアを変えることで、部屋のイメージも過ごしやすさも大きく変わります。自分でコーディネートするのが難しいなと感じたら、プロであるコーディネーターやリフォーム会社へぜひ相談してみてください。
今回ご紹介した以外にも、ホームプロのサイトではさまざまな事例を掲載しています。もし気になる事例があれば、一度ホームプロへ問い合わせてみてはいかがでしょうか。厳しい審査をクリアした約1,200社の加盟リフォーム会社の中から、地元の優良リフォーム会社を紹介してもらえますよ。無料で利用できますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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