リフォーム会社紹介
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建物のタイプ | 戸建住宅 | 価格 | 560万円 |
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築年数 | 30年以上 | 工期 | 1ヶ月 |
竣工年月日 | 2017年9月30日 | 構造 | 木造 |
施工地 | 神奈川県 小田原市 | リフォーム箇所 | キッチン、トイレ、洗面、リビング、ダイニング、玄関 |
家族構成 | 夫婦 |
ご夫婦いずれのご実家にもアクセスが良いという条件で中古物件をご購入。古い建物だが防犯、断熱などを強化して快適な空間を作りたい。とのご要望をいただきました。
耐震診断をスタートにシロアリの被害部分を補修、将来のお子様を考慮し天然物由来のピレトリンで防蟻工事を行いました。耐震工事と同時に床、外壁面に断熱材を入れ、寒さを軽減。広縁外側の木製ガラス窓を補修して残し、その内側にペアガラスの内窓を施工することで明るく開放的な特徴そのままに断熱性を格段にアップ。木製引き戸の玄関も交換し、防犯性も上げています。お打ち合わせで時間をかけたのは素材や製品などの細かな仕様。LDKの中央になるキッチンカウンターは熟考の末、漆で仕上げることに決定。お知り合いの漆職人に依頼し時間をかけて納得の色に仕上げられました。ダイニングテーブル、ベンチは造作。照明はご自身で1点1点吟味され、ペンダント、ブラケットとポジションに合わせた器具は建物のレトロな雰囲気にトレンドを加えるインテリアのポイントに。若いご夫婦ならではのセンスの光るお住まいになりました。
広いLDK、奥には庭も望めるベストポジションに対面キッチンを配置しました。吊戸など収納は背面に集約し、使いやすい位置の収納を充実させ使い勝手を向上させています。LDKの中央になるキッチン前のカウンターには他に無い漆で仕上げたロングカウンターを施工。使い込むほどに艶の増す素材は、和の建物の持つ時代感と合間って、LDKの印象を上質なものにしています。
中古購入の際に改装されたトイレは気に入らず、細身のシルエットの手荒付き便器に変更。コストを抑えるためサッシは塗装で仕上げ、白で統一。扉を開けた所にある従来の手洗いは玄関に近いので、トイレ内で手が洗えるようにしています。
トイレ用の手洗いが玄関からよく見える場所なので、帰って来た時にも手が洗えるよう目隠しを外し、オープンにしました。DIYが得意な奥様のお父様が取り付けてくださいました。
板間のキッチンに和室二間が続く間取りを、テーブルの生活に合うように無垢のフローリングと畳のリビングに変更。段差無くシームレスに使える大きなLDKにしました。ペアガラスのサッシで隣り合う広縁も、ガラス戸で繋がる庭の風景まで一望でき自然との一体感のある明るく開放的なリビングです。飾り障子や押入れはそのままに、木目の色を合わせたダイニングを加え、和の趣をそのまま活かし全体が調和するように配慮しました。
板の間だったキッチンと隣室の6畳間を無垢のフローリングにしてダイニングキッチンに。室内の木目に合わせたダイニングテーブルとベンチはオリジナルで作成。飾り障子や竿縁天井、赤のペンダントが一つの空間で調和しています。
木製の引き戸は断熱性はもちろん防犯にも不安がありましたので交換。今までのイメージを損なわないよう縦繁格子の断熱ドアにしました。欄間部分もドアに合わせたガラスに替え、明るさを損なわないようにしました。既存の靴箱は合わないので、施主様支給のシューズボックスを設置しています。