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建物のタイプ | 戸建住宅 | 価格 | 3,300万円 |
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築年数 | 30年以上 | 工期 | 3ヶ月以上 |
竣工年月日 | 2017年11月22日 | 構造 | 木造 |
施工地 | 山形県 西村山郡西川町 | リフォーム箇所 | キッチン、トイレ、リビング、洋室、和室、玄関、外壁、その他 |
家族構成 | 不明 |
相談当初は増築した水廻り(浴室・脱衣室)を減築するご要望でしたが、減築にあたり大幅な間取り変更が必要でした。お話をお伺いすると古民家特有の間取りから建物の3分の2が通年使用されておらず、減築のみならず建物としてどうするべきかを悩まれていました。
弊社からのご提案として、大きく分けて3つのポイントがあります。 一つは間取り。人寄せの為に造られた古民家は座敷が広がっており、現代の生活では使われず仕舞いということがほとんどです。そのため、建物は大きくても必要な部屋は増築を繰り返すことになっていました。 二つ目は寒さ。断熱材が普及し始めたのは1980年代と最近です。200年以上経っている本宅は当然ながら断熱材は入っていません。夏場を涼しく過ごす事だけに特化された古民家で冬場の暖房効率は到底期待できるものではありませんでした。 三つ目は継承。先祖8代に亘り受け継いできた大切なお住まい。簡単に壊したくない一方で、用途の決まらない部屋、寒さの問題を抱え、次世代への継承をどうするべきか方向性が決まらずにいました。 そんな時に出会ったのが当社のリセット住宅「継ぎ木」。建物への思い入れや愛着はそのままに、性能や機能は現代に合わせたフルリノベーションの選択に至りました。
独立していた台所で一人調理をすることが多く、動線も潰れていました。弊社からは縁側から明るい光が降り注ぐリビングに面したオープンキッチンをご提案致しました。施工後はご家族やお客様とコミュニケーションを取りながら家事が出来るようになり、キッチンに立つのが楽しくなったとお客様にお喜び頂けました。
お客様より既存のトイレは極端な位置にあり使い勝手が悪いため、使いやすい場所と明るさを両立したいとのことでした。弊社からは間取りを考慮し建物の中心へ設置し、明かり取り窓を設けるご提案を致しました。元々の住宅で使われていた組子を窓の装飾に利用しています。明かり取り窓の効果で課題だった明るさの問題もクリアし、意匠と機能を兼ね備えた清潔で快適なトイレになりました。
冬はとにかく寒く、間取りがライフスタイルに合わないため、あまり使われていなかった既存の居間。動線を見直し、和室3部屋をまとめた17.5畳のリビングダイニングキッチンを家の中心に設置しました。解体中露わになった美しい漆黒の柱を表に出し、天井高を高く取り広々とした明るく開放的な空間に。古民家ならではの凛とした雰囲気が漂い、古と今の融合が見事に実現しました。また、床に使用した無垢材は、まるで床暖房と間違うほど暖かく優しい肌触りに心癒されます。ペレットストーブの輻射熱により室内はいつも暖かく快適で、家族が自然に集まる家の中心的なスペースとなりました。
玄関からすぐ入れる居間兼客間だった部屋を、お母様(お婆様)の寝室にしたいとのご要望を頂きました。弊社からは既存の部屋の形を活用し、明るい寝室をご提案しました。無垢材をふんだんに利用しており、心身ともに心地よい空間となっております。
お客様より使われていない和室を客間にし、縁側から景色を見渡せる場所にしたいとのことでした。弊社からは客間としてお客様を気持ちよく受け入れられる場所にし、座っていながら縁側の眼下に広がる景色を絵画のように見られるよう窓の高さも工夫しました。既存の建具を使い、以前のお住まいの面影を遺しています。客間として機能するのはもちろんのこと、暖かい空間で景色を楽しめる家族お気に入りの場所となりました。
開放的ですっきりした玄関ホールにしたいとのことで、ご要望頂きました。古民家ならではの屋根の高さを活かし、吹き抜けのような開放感と土間から続くシューズインクローク(以下、SIC)を設けることで、すっきりした玄関ホールをご提案しました。施工後は土間が広いことから玄関ホールという機能だけではなく、ご近所の方と気軽にお茶を楽しめる空間にもなりました。
既存屋根を活かした外観と凍害に強い外壁材にし、何より暖かい家をご希望されておられました。 また、玄関前が砂利のため除雪に苦労しておられました。性能を向上するため、屋根以外を骨組みまで解体し、壁・床・天井全面に断熱材と気密シートを施すことで断熱性能を大幅に向上。窓も断熱サッシへ全交換し大きさや数を縮小しています。それでも明るさと古民家らしさを失わないよう間取りや仕上げを工夫し、外観は腰高で貼り分けすることで重厚感のある外観と外壁材は凍害に強い金属サイディングをご提案しました。除雪については土間コンクリート仕上げにし、除雪のしやすさだけではなく、駐車スペースとして利用できるようにしました。
洗濯物を干すスペースが足りず、お困りだった奥様。普段洗濯機の乾燥機能を使用していましたが、何度も修理依頼したことがあったようです。そこで弊社からは元々は勝手口と台所だったスペースを乾燥室へ変更するご提案を致しました。昇降式の物干し竿で、使用時以外はスッキリと収納する事が可能です。また、洗面所に隣接しているため、洗濯機から洗濯物を出してすぐに干す事が出来、大変効率的です。ペレットストーブを設置し、冬でも3時間で洗濯物が乾くので重宝しているそうです。