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パーゴラと聞いても「それ、なに?」という方もいるのではないでしょうか。しかし、実際に見てみると「あれ、パーゴラっていうんだ!」と納得されるはずです。
パーゴラは住宅の軒下や庭に設ける、木材で組んだ棚のことです。植物を這わせて植物棚として活用する他、日よけとして利用されています。公園にある藤棚も、パーゴラの一種です。
庭をおしゃれにするだけでなく、居住性、機能性を加えてくれるパーゴラは、実は身近なガーデンエクステリアなんです。
パーゴラの素材や施工、メリット・デメリットを、すてきな庭の事例とともに解説します。
目次
「パーゴラって聞き慣れない…」という方も、きっと一度はパーゴラを見たことがあるはずです。なぜなら、パーゴラは住宅だけでなく学校や公園にもあり、とても身近なガーデンインテリアだからです。
パーゴラは庭に独立して設置するだけでなく、軒先やウッドデッキ、2階のバルコニーや屋上などに設けるケースもあります。
蔓状の植物を絡ませることもありますが、布地やアクリル製の板などで屋根を作り、居住性を高めたパーゴラもあり、植物棚からお茶を楽しむくつろぎの空間まで、用途もさまざまです。
パーゴラとはもともとはイタリア語で、ブドウ棚(pèrgola)を意味する言葉で、庭の景観を立体的に楽しみながら日陰でくつろぐ場所として、ガーデニングの一部に取り込まれています。
材質は木材が中心ですが、アルミサッシ建材やアイアンなどの金属材が用いられることもあります。
一般的にパーゴラは長方形ですが、形状に特に決まった定義はなく、正方形のほか、扇形や円形、アーチ型などのパーゴラも存在します。
パーゴラの屋根には大きく分けて3つの種類があります。
屋根なしタイプ:パーゴラではもっとも一般的な、骨組みだけのつる棚のような形状のものです。公園などでは藤棚として設置されることも多く、植物を絡ませるガーデニングにも使われています。開放感があり、植物を這わせて屋根状にすれば、葉が日よけになります。
布タイプ:屋根に日除け用のシェードを装着するタイプです。カフェなどでもオープンテラスの屋根として使用されることの多い形状で、緩やかに日差しを遮るおしゃれな雰囲気が人気です。シェードの脱着の手間がありますが、不要な時は取り外して屋根なしタイプとして使用できます。
ポリカーボネイト平板タイプ:骨組みにポリカ平板を装着するタイプで、屋根なしタイプと布タイプの両方のメリットを兼ね備え、実用性が高い形状です。とても丈夫ですが屋根の取り外しが簡単にできないため、降雪が多い地域では設置に注意が必要です。
庭の雰囲気と風景を変えてくれるパーゴラには、機能性やインテリア性の高さから大きなメリットがある一方、大型のガーデンインテリアならではのデメリットもあります。
どんなメリット・デメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。
屋根なしタイプでも植物を這わせたり、ターフやポリカ平板を屋根として取り付けたタイプは、日除けとして高い機能性を持っています。
また、おしゃれなパーゴラは庭のデザイン・景観としてアクセントになり、庭にくつろぎのスペースを作れます。パーゴラの下で気分転換をしながらお茶を楽しむのはとてもすてきですよね。
軒先に設置すればリビングの延長にもなり、アウトドアリビングとして雰囲気を楽しめます。ウッドデッキの上に設置すれば、日光や雨を遮って耐候性をアップし、ウッドデッキを長持ちさせてくれます。
パーゴラに植物を這わせると、高さがあるため手入れが大変になります。また植物を屋根状にしても雨よけや完全な日除けにはならないため、雨天時には使用できません。
積雪が多い地域では、パーゴラに屋根を装着した場合や、植物を屋根状にした場合、パーゴラの積雪に注意して雪下ろしをする必要があります。
植物を屋根状に這わせた場合や、シェードが付いたパーゴラの場合、軒先に設置すると日差しを遮るので、室内がやや暗くなるのもデメリットの一つです。
パーゴラを実際に設置して庭のインテリアとして活用する場合、注意しておきたい点がいくつかあります。大型の庭具なので、万一の場合は大きな事故に繋がるケースがあるからです。
庭に設置する建具なので、どうしても風雨や日光の影響を強く受け、材質が劣化します。耐久年数に注意し、防腐剤の塗り直しなどメンテナンスはこまめにしましょう。
ぐらつきや軋みがある場合は、できるだけ早くリフォーム会社に相談し、修理してもらったほうがいいでしょう。そのまま放置すると、倒壊して事故の元になります。
ターフやアクリル板などで屋根を付けた場合や、屋根なしタイプでも植物を這わせてある程度の密度を形成していた場合、積雪でパーゴラが倒壊することがあります。
毎年降雪があり、冬を通してある程度の積雪が続くエリアでは、パーゴラの屋根を設置するかよく検討しましょう。
パーゴラには耐候性によって強度の基準が設けられています。設置したいパーゴラが堪えられる風圧や積雪量、設置できる位置の高さを確認し、必ず遵守してください。
誤った強度で設置すると、悪天候で倒壊するケースや、一部が壊れて吹き飛び、事故になるケースにつながります。
カタログを見てもいまいちわからないと思ったら、地域で長く建築に携わっているリフォーム会社に相談してみるのがおすすめです。
パーゴラを実際に庭に設置するには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。また、DIYでの設置が可能なのか、あわせて見てみましょう。
パーゴラは材料費と施工費を合わせて考えます。簡単なもので10万円程度から、規模が大きいものやウッドデッキを含むと40万円以上になるケースもあります。また、堅牢なアルミ組材の場合、材料費だけで100万円を超えることもあります。
既製のパーゴラを購入して設置する場合でも、庭に設置する小屋や壁付式のほか、2階以上の高さに設置するタイプで費用が異なります。
パーゴラはケースバイケースで費用の幅が大きいため、どんなパーゴラをどこに設置したいのかをしっかりと検討し、予算内でどこまでできるのかリフォーム会社と相談する必要があります。
パーゴラのDIYキットは、ホームセンターなどで2~5万円程度で販売されています。しかし、安いキットは細い金属材の組み合わせで見栄えがしないものが多く、しっかりとした太さの木材を組み合わせるようなキットは20万円以上と決して安くありません。
また、景観の良いパーゴラのDIYキットは高価なだけでなく、DIY用のさまざまな工具や、組み立てのための経験とテクニックも必要になります。
DIYに不慣れで費用を抑えたいことが目的なら、予算を伝えてリフォーム会社に依頼したほうが、安全かつきれいにおしゃれなパーゴラを設置できます。
それでは、庭にパーゴラを設置した事例を見ていきましょう。さまざまな庭や軒先のパーゴラはとてもおしゃれで、庭を彩り、くつろぎの空間を作ってくれます。どんなパーゴラが設置できるのか、ぜひ参考にしてください。
広い庭にくつろぎのスペースを作るため、庭を整備してウッドデッキとパーゴラを設置しました。
Before:直植えの植物が茂る庭。傾斜があり、日除けになる木や屋根がないため、開放感はありますがくつろぐには難しい状態です。
After: 傾斜に合わせてウッドデッキを組み、屋根をパーゴラにしました。紫のアクセントカラーが鮮やかに目を惹きます。ハンギングバスケットが掛けられる高めのラチスが印象的ですね。
事例詳細:庭空間を演出する個性的なパーゴラ
もともと設置されていたウッドデッキに、日差し対策のためにパーゴラを設置しました。耐久性を考え、ハードウッドのウリン材を使用。害虫や雨に強く100年経っても強度が保たれる木材なので、長期間の使用も安心です。
Before:吹きさらしのウッドデッキは、直射日光があたり、くつろぐには少し難しい場所になっています。
After:ウッドデッキが加わり、庭の緑とパーゴラが映えるくつろぎの空間が生まれました。ウッドデッキでのティータイムが楽しみですね。
事例詳細:爽やかな風が吹く庭
広々とした庭に、南に面した部屋と続くウッドデッキを造作しました。屋根なしタイプのパーゴラを設置し、日差し対策もバッチリです。
Before:コンクリートで覆われた広い庭は、日当たり抜群。しかし、せっかくの日当たりを活かせていませんでした。
After:サッシと高さを併せて出入りしやすく工夫したウッドデッキを設置して、庭の雰囲気ががらりと変わりました。ウッドデッキとお部屋がひとつながりになり、アウトドアリビングのようなすてきな空間です。
事例詳細:ウッドデッキ
車を使用しなくなったので、デッドスペースになっていたガレージを、スクリーンパネルとパーゴラでガーデニングが楽しめる空間にリフォームしました。柔らかな緑と木材の色が、白い外壁に映えてとてもおしゃれです。
Before:かつては車を止めていたガレージ。車を使わなくなったため、せっかくの空間ががらんと空いたままでした。
After:目隠しのスクリーンとパーゴラを設置してプライベート空間に作り変え、ガーデニングを楽しめるようになりました。外から目隠しされているので、お庭でのんびりとリラックスタイムを過ごせますね。
事例詳細:駐車場からガーデニングが楽しめるプライべートな空間へチェンジ
芝生が鮮やかな広い庭に、ウッドデッキから続く庭の日除けとしてパーゴラを設置しました。ウッド調のパーゴラが緑豊かな庭に馴染み、日差しとともに近隣のマンションからの目隠しも兼ねます。
Before:開放感溢れる広い庭ですが、日除けや目隠しになるものがなく、隣のマンションからの視線も気になります。
After:ウッドデッキから続く大きなパーゴラを設置して、屋根にはシェードネットを採用しました。日差しを遮りながら通気性のある編み込み素材で、夏場でも快適にすごせます。お庭で思い切り夏の思い出が作れそうですね。
事例詳細:開放的なデザインのパーゴラポーチがお洒落なお庭
中庭をゆったりとくつろげる空間にしたいというご希望で庭のリフォームをおこないました。土間にコンクリートを打ち、テーブルを出してティータイムが楽しめるすてきな空間になっています。
くつろぎの場にしたいという希望にあわせ、物干しもおしゃれ感を出してパーゴラ風に仕上げました。洗濯物を干したあと、テーブルを出してほっと一息、ゆるやかな時間が過ごせそうですね。
事例詳細:中庭にパーゴラ風のおしゃれな物干し
古くなってしまったスカイデッキを取り壊し、新しいスカイデッキに作り変えました。耐久性の高いイペ材を採用し、しっかりと安定したデッキになっています。
存在感のあるスカイデッキは、門灯の雰囲気と合わさってとてもカントリーな雰囲気です。猫が遊べるように追加されたパーゴラのおかげで、スカイデッキ全体が庭のようにくつろげる場所に変わりました。パーゴラで遊ぶ愛猫とののんびりした時間、とても楽しそうですよね。
事例詳細:スカイデッキでプライベート空間を実現しました
パーゴラは庭の景観を立体的に演出してくれるすてきなガーデンインテリアです。日除けや目隠しとしての機能性も高く、単調になりがちな庭にウッドの優しい色合いを加え、ゆっくりとくつろげる場所に変えてくれます。
2階のバルコニーのような狭い場所でも設置できるので、パーゴラを設置してみたいと思ったら、一度リフォーム会社に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
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