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土台の腐れの補修について

最終更新日：2015-06-09

土台の腐れの補修について

ホームプロに寄せられた「その他」に関するリフォーム相談の中から、『土台の腐れの補修について』の質問と回答をご紹介します。

シロアリ点検業者より風呂場とトイレの間の土台が腐っているからと床下換気扇を進められた。床下に潜って確認したところ土台の下から１／３、深さ１．５ｃｍ位腐っていた。
土台の腐れはどの程度まで補修が可能でしょうか。補修はどのような方法で行うのでしょうか。

また、どの程度腐ったら、土台交換工事が必要でしょうか。
また、腐ってきた場合、床下換気扇は効果があるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

ご質問の内容を4つにわけて、回答いたします。

土台の腐れはどの程度まで補修が可能でしょうか。
補修はどのような方法で行うのでしょうか。
どの程度腐ったら、土台交換工事が必要でしょうか。
腐ってきた場合、床下換気扇は効果があるのでしょうか。

1.3．について腐っている箇所の上に柱や間柱等の構造材がのっていないところなら、構造的には大きな問題を発生させません。もし、構造材がかかっているところであれば、1.5センチ腐っているとしたらその分柱が沈下していることになります。土台の中まで腐っているとしたら、例え何mmとしても補修されたほうが良いでしょう。

2．について、在来の木造でしたら、その部分取替えとされるのが良いでしょう。

4．について、腐ってる場合、換気扇で乾燥するより、まず、風呂からの漏水か結露による湿潤状態になっているのか、原因を確認して下さい。漏水であれば、止水のため風呂の防水替えをされることが必要です。結露によるのであれば、断熱材を施工し、結露の発生しないようにされる必要があるでしょう。床下換気口がなく、風呂の下の空気が対流しないようであれば床下換気扇も施工されると良いでしょう。

ただ、一番必要な事は漏水や結露の原因を解消することです。

その他

（2004.03.11）

※法律問題や税務問題は、事実関係の違いによって結論が異なる場合があります。また、同一の事実関係であっても異なった結論が出る場合も多くあります。「リフォーム相談室Ｑ＆Ａ集」で示しております回答は一般的な回答にとどまるものであり、具体的な問題についての責任ある回答を示すものではないことにご注意ください。具体的な事案につきましては、必ず弁護士や税理士などの専門家に相談されることをお勧めいたします。

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